『龍が如く0 誓いの場所』をプレイする前にやっておこうと思い『サイコブレイク ザ・アサインメント』をクリアしました。クリア時に出たクリアタイムは2時間39分38秒で、死亡回数は15回でした。
この『ザ・アサインメント』は本編とは、まったく違うゲーム性です。隠れたり逃げながら進む非戦闘型のステルスホラー。戦闘要素も0ではありませんが、基本はステルスゲーム。シンプルな装備・アイテムのみで、成長要素はありません。
標準装備はフラッシュライト。
拾って使用可能なアイテムは、ビンと斧のみ。
あとは収集系アイテム。
基本的には非戦闘型のゲームなので緊張感があり、敵を倒せるゲームに比べて数倍怖いです。ハラハラドキドキの連続でした。重いドアやバルブを回すときはボタン連打するのですが、追われている状態だと「早く開いてくれーーー」っと必死になるシーンが数回あった。お化け屋敷的なビックリさせるネタも仕込まれています。
バイオハザードのキャッチコピーである「そこを歩く、という恐怖。」も感じられた。
ボリュームは丁度良かったです。2時間40分の中で様々なパターンの敵が出て来て面白かった。ステルスホラーで長時間になるとパターンが限られてダレると思う。銃撃ゲームなら撃っているだけで楽しい部分もあるけど、ステルスだけだとキツイ。ボリュームと密度には満足しています。
2時間40分で15回死んでいるのでサイコブレイク本編と同様に、けっこうな死にゲーです。
即死系も多くて、だからこそ逃げなきゃいけない恐怖があるのですが、他ゲームのレビューでも即死要素は、あまり好まれてない印象なので好みが分かれると思う。
リトライのロード時間は、死亡して画面が赤くなった瞬間からプレイアブルになるまで18秒程度かかる。PS3基準で考えれば普通くらいですが、PS4はリトライが早いゲームが多く、即死も多いこのゲームで長めなのは良くない。
グラフィックは並以下という印象。場所やオブジェクトによってクオリティ差が目立ち、良いところもありますがPS3クオリティを感じるところも多々ある。でも暗いシーンが多くて、ごまかしが効くので雰囲気は出ている。
シネマスコープサイズは見難いです。ステルスゲームとの相性も悪いと思った。中盤辺りからは慣れましたが、操作と視点に慣れるまではストレスになりますね。ゲーム性は違いますが、操作感やカメラの具合は本編と大差ありません。
本編との物語の絡みは良い感じです。「あの時のキッドは、こういう状況だったんだ」と知る事が出来て、もう1度本編をプレイしたくなってくる。本編は抽象的過ぎて、あまり物語は楽しめなかったですが、こちらは中々興味をそそられました。
『ザ・アサインメント』と『ザ・コンセクエンス』という前編・後編に分かれているので、まだスッキリできない。1,080円という価格から考えたら十分な内容でしたし『ザ・コンセクエンス』も買いたいと思えた。
コメント
十分にホラーしてました。
ブロードキャスト配信でのリアクションも見てみたいゲームです。
アサインメント悪くなかったですね。
こちらをやってみると本編がホラーというほど怖くはなかったのは戦闘で敵を打ち倒せないこと、脳汁などのアイテムがフィールド上に多くありすぎて雰囲気を台無しにしてるところがあるのかなという感想を抱きました。