北米PlayStation Storeで7月12日にリリースされた『Ghostbusters(ゴーストバスターズ)』($49.99)。トップビューの360度シューティングアクション。
左スティック+R2 | 銃撃。 左スティックで方向を指定してR2で銃撃。360度シューティングです。 弾数という概念はなく、撃ち続けるとオーバーヒートする。 |
R1 | 武器を冷やす。 リロードみたいなものです。 |
L2 | グレネードを投げる。 グレネードは個数制ではなく、時間経過で回復。 |
L1→R2 | プロトンウェポン。ボスのHPを減らしてからのドドメ武器。 L1でプロトンウェポンに切り替えてからR2で放射。 ゴーストを捕まえたら右スティックで指定された方向に引っ張る。 一定時間引っ張ると「L2」と表示されるので、L2でスラム攻撃。 トドメは×→×連打。 |
□ | ドッジロール。回避行動です。 |
× | イントラクト。 |
○ | リベラルパス |
方向キー上 | PKEスキャナー。 隠されたアイテムやゴーストの痕跡を見つける。 |
PKEスキャナーを使ってゴーストの痕跡や経験値アイテムを探しながら進んで行き、雑魚ゴーストとの戦闘、中ボスゴーストとの戦闘を繰り返す。ステージの最後にボス的な少しだけ強いゴーストがいる。
ステージをクリアすると経験値が精算されてレベルアップ。レベルが上がるとスキルポイントが入手でき、それを好きなスキルに振り分けて強化。12項目あり、各項目の強化上限は5ポイント。
ステージ前の依頼を受けるムービーなどは英語で会話がありますが、ステージ中はほぼアクションのみなので、英語がわからなくても詰まるようなことはないかと思います。
このゲームの最大の問題は単調さ。最初のチュートリアルステージは10分ほどですが、それ以外は1ステージ30分ほど。ほとんど変わり映えしない地味な戦闘を繰り返して進むだけ。2ステージ目の途中で既に飽きてくるほどの単調さがあります。次のステージに進んでも、ほぼ同じようなプレイ感。
同じことの繰り返しなのは問題ないのですが、例えば戦闘に爽快感があるとか、戦闘が面白いとか、装備品や素材集めの要素があるとか、ストーリーと演出で引っ張ってくれるとか、 何かモチベーションになる要素があれば良いのですが、そういう要素がない。レベルを上げてスキル強化することはできますが、ステージクリア後に精算されるシステムなので、プレイ中は変化がなくて退屈さを感じる。
武器も各キャラ1種類固定で変更はできない。青年男子がアサルトライフル、ヒゲ親父がミニガン、黒人のメガネ女子がショットガン、白人女子が二丁拳銃。一通り使ってみた結果、青年男子のアサルトライフルが一番使いやすいと思った。ミニガンとショットガンは射精距離が短いのが弱点ですが、スキル強化で化けるかもしれない。各キャラの名前は「PLAYER 1」とかですが、リネーム可能ですので好きな名前に変更できます。
シングルプレイの場合、残り3人はAIが担当します。AIは悪くなくて、十分に戦力になってくれる動きです。敵の体力をガンガン削ってくれますし、仲間が戦闘不能になっても、こちらが動く前に他のAIが救出してくれる。悪い点と言えば、プレイヤーを守るような行動はしてくれないことくらい。例えば、プレイヤーがプロトンウェポンでボスを捕まえている時に、周りに寄ってくる雑魚を意識して片付けてはくれない。
映画作品のゲーム化にありがちな開発期間の事情も感じました。ゲームの基礎は作ってあるけど味付け不足。基礎は悪くないので、ここから味付けしていけば面白くなりそうなのにと思います。映画のリブート版『Ghostbusters(ゴーストバスターズ)』が北米で7月15日、日本では8月19日公開ということで、このゲームを7月12日にリリースするというのは決定事項だったのでしょう。
逆にGhostbusters(ゴーストバスターズ)らしさを出そうとして上手くいっていない部分もあります。まずプロトンウェポンは作業的過ぎますし、最後は連打することになり、これが1ステージで10回以上もある作業。PKEスキャナーは、使用中は歩きになってしまうので、ただでさえ長くてダレてしまうステージを歩かされてしまう二重苦。
価格も含めてファン向けのアイテムという感じ。とは言ってもファン垂涎の内容というわけではなく、Ghostbusters(ゴーストバスターズ)のゲームというコレクターアイテム。内容的には、360度シューティングゲームに、無理矢理Ghostbusters(ゴーストバ
スターズ)の要素をねじ込んだ感じ。ゲームとしては味付け不足で、ベース部分だけを作って形にしただけという印象。