『龍が如く0 誓いの場所』にどハマリしています。なんとなーく中盤くらいかな?というところまでプレイ。
今回、あまり期待していなかったのですが、ストーリー、キャラクター、シノギ、戦闘、どれも面白い。ナンバリングと言えど「0」で過去編だと外伝的な印象もあって、1~5ほどには熱中できないかと思っていましたし、Twitter等でも発売前の盛り上がりはイマイチ感じられませんでした。しかし、それは杞憂に終わり、これほどまで楽しんでいるのはシリーズ初かもしれない。
ストーリーは桐生編と真島編が交互に進む形。どちらのシナリオにも重要人物が複数人登場しますが、どのキャラも個性があって裏では何考えているかわからない謎もあり、興味がそそられます。単純な役割をこなすだけの、つまらないキャラクターがいない。
面白い海外ドラマを一気見したい時の気持ちと同じで、先が気になって仕方がないです。
サブクエストのショートストーリーが良い出来です。笑わせたり泣かせたり、これまでのシリーズのネタもかじったりで魅力的。ゲームにおけるサブクエストというのは多くが「おつかい」です。やる事のパターンも限られる作業。でも龍が如くのサブクエストは、ショートストーリーが面白いので楽しめる。新しいサブクエストを見つけると、どんなストーリーなのか楽しみにしながらプレイできます。
今回、能力強化は金で行います。金が経験値やスキルポイントの役目もこなすという具合。ですので、金稼ぎの重要度が高い。
金を稼ぐにはシノギ。数十億円を稼ぐ必要があるので、シノギ以外だと金稼ぎは厳しいと思う。桐生は不動産、真島はキャバクラ経営で稼ぎます。これまでのシリーズであれば、オマケ要素的なところですが、今作では金稼ぎが重要なので、これらのシノギの存在は大きい。
サブクエストもシノギに絡み、サブクエストで仲良くなった人物が不動産のアドバイザーになったり、キャバクラのキャストになったりという形でシノギに協力してくれる。
能力強化、シノギ、サブクエストが連動しているのでやりがいがある。個別で終わりじゃなく、サブクエストで人と知り合えばシノギで活躍させたくなるし、シノギで儲ければ強化して戦闘、さらにシノギを伸ばすためにサブクエストもやりたくなる。この繋がりの力でメインストーリー以上に熱くなってしまう要素になっている。
ゲーセンで実際にプレイできるアーケードゲーム、ミニ四駆みたいなレース、武器・素材の探索システム、麻雀、将棋、カラオケ、バッティング……シリーズ恒例のオマケ要素は今作も健在。言うまでもないことですね。
笑えたり、泣けたり、熱くなったり、本当に面白い。龍が如くはマンネリシリーズですが、それが良い。そしてその中でもシリーズ毎に成長を積み重ねている。やっぱり自分は龍が如くが好きなんだなーと実感しております。