『バイオハザード ヴィレッジ Gameplay Demo』が配信されました。配信期間は8時間限定で、プレイ時間は30分限定。オンラインイベントみたいな体験。
体験版配信スケジュール
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- 村
4月18日(日)17時~4月19日(月)1時 - 城
4月25日(日)17時~4月26日(月)1時 - 村 & 城
5月2日(日)9時~5月3日(月)9時
- 村
プレイ可能時間は30分。
配信期間が各8時間ですので、油断すると見逃します。
海外アカウントでもプレイ可能。北米版の場合、北米版→日本版の順でプレイ可能です。北米版のほうがリリースが早い。
『バイオハザード RE:2』の体験版も30分限定でした。
オンラインだけど、東京ゲームショウでの体験プレイのようなリアルイベントっぽさを出す狙いがあるかと思います。各プレイヤーが同時間にプレイすれば、SNSでも盛り上がってトレンドになりやすい。実際、Twitterでも反応が多いです。
バイオハザード 体験版 – Twitter
プレイヤー側からすれば無制限で遊びたい人が多数派かなと思いますが、30分限定というのは体験版として賢いと思う。
まず集中力が全然違う。30分だと気を引き締めてプレイする。言うなれば、自分で買ったゲームと無料配布されたゲームとの違いみたい。「無料だし、ちょっと触ってみるか」のテンションだと、プレイも全集中しないし雑になり、ちょっと気分が下がるとすぐ止める。受動的であり、「面白くしてくれるんだったら続けてあげてもいいよ」という具合。
全集中してゲームをプレイする30分は体験としての濃さが全然違う。風景もテキストも全て目に焼き付けるテンション。こちらは能動的に楽しみに行く。
そして空腹感がある。「まだやりたい」という気持ちで終わるので、製品版が欲しくなる。私は製品版を予約済ですが、「早く次の体験版がやりたい」「次の30分はどんな体験が待っているのか」と強く思っている。
ハプティックスフィードバックとアダプティブトリガー
ハンドガン・ショットガンの2ステージ・トリガーと銃撃の振動。
ハンドガン・ショットガンのリロードの振動。
ショットガンを構える時のL2の重み。
敵に掴まれた時や足場が壊れた時など、細かく振動が機能しています。
アダプティブトリガーを使った2ステージ・トリガーはPS5で標準的になっていますが、ショットガンのような重い銃を構える時にL2が重くなるアイデアは面白い。ハンドガンの軽さとショットガンの重さが体感でわかる。
私は2ステージ・トリガーに慣れていますが、初めての人は戸惑うと思う。私も最初に『ボーダーランズ3』で体験した時は迷うことなく「いらないな」って思いました。ゲームっぽく「ボタンを押す」感覚だと、ボタン押しの途中で引っかかりますから。
「なんで引っかからせるんだ?」と2ステージ・トリガーがどういうものか調べて、リアルに銃のトリガーを引く感覚を意識すると、手放せない機能になった。まずトリガーに指をかける緊張感、そしてそれを引く重みが素晴らしい。
従来はボタンを押すか押さないかでしたが、通常はトリガーに触れない→敵が出現したらトリガーに指をかける(1ステージ)緊張感→トリガーを引く(2ステージ)に分かれる。
『バイオハザード7 レジデント イービル』もPS5版を出してほしいと思った。
ロード待ちがない
PS5版はロード待ちを感じなくて、高速ロードの存在すら忘れる。
PS4版との比較動画を見て初めて気付き、最初にストーリーがテキストで表示される画面の1.86秒がロード時間のようです。
- PS5: 1.86秒
- PS4 Pro: 33.86秒
- PS4: 46.26秒
圧倒的なロードの速さに驚かされる。ちゃんとPS5に最適化されているゲームの凄まじさ。
“Tempest” 3Dオーディオ
『バイオハザード ヴィレッジ』は、“Tempest” 3Dオーディオを強くアピールしているゲームです。
PlayStation公式
PlayStation.Blog
ビジュアル体験版『MAIDEN』で衝撃を受けた“Tempest” 3Dオーディオ。『バイオハザード ヴィレッジ Gameplay Demo』でも、周囲の音が繊細かつ立体的に表現されていて、見えないところも音で物体の存在を感じる。主観視点なので、音によって感じられる臨場感が強め。
草ボーボーのエリアで、草の音と怪物のうめき声が聞こえる場面は、“Tempest” 3Dオーディオが効果的に機能していた。敵の位置を知るという攻略に重要な音でもあり、心地良くも怪しい草のざわめきの中で、怪物の音がにじり寄る恐怖体験としても良い。
解像度とフレームレート
PS5版のグラフィックオプションは、レイトレーシングのON/OFFのみです。
レイトレーシングONだと4K/45fps、OFFだと4K/60fps。
比較動画だと、PS5版はレイトレーシングONで戦闘中でも54~60fpsと高めでした。レイトレーシングOFFだと60fpsで固定。
単に「キレイ」とか「リアル」じゃなくて、ホラーゲームらしい怪しい雰囲気が良い。無機物だけど何かを語りかけてくるような、芸術性の高い絵画みたい。
『バイオハザード7』を踏襲
基本的には『バイオハザード7』を踏襲していて、PS5の機能も活用しつつ強化・洗練されている印象。PS5版ならではの映像+音+触感の三位一体により、従来よりも臨場感が増した。特にホラーゲームにおいては強みだなと思いました。
村とか城とか体験版クリア後のトレーラーも含めて、『バイオハザード4』っぽさも感じた。
ザコ敵が硬いのも『バイオハザード』らしい。ハンドガンでも倒せるけど、まともに相手してたら弾切れになる。無駄な戦闘をしない事が大事。
ゾンビと違って敵のフットワークが軽いのは戸惑った。いやらしい設定になっており、プレイヤーが慎重に照準を合わせて「ここで撃つ」というタイミングくらいに横に飛ぶ。もう1回狙い直し、また「ここで撃つ」というタイミングで飛ぶ。
かなり好印象。次の体験版も楽しみですし、製品版とマーセナリーズも。
Twitterの反応も概ね良さそうです。
いずれは次世代PSVRにも対応してほしいなぁとも思った。
コメント
30分の制限はとてもいいですね
自分も迷って、しっかりとテキスト追ってクリア時間は24分でした。
あと6分探索したかったです
前作の小さなコミュニティから村と城という広大なロケーションになることに不安を感じましたが、しっかりとホラー要素健在なのは嬉しいところ。
前作はスラッシャーグロゴアがメインでしたが、今回はゴシックオカルト方面で違った方向性で興味ぶかいです
まー最後はデカイラスボス出て、ヘリコプターで脱出するのはわかってますがw
そういえばアベンジャーズPS5のみやったあとでPS4やったらロード時間の長さにぐったりしましたw慣れって怖いですね