個人的に世界3大GOTYだと思っている「The Game Awards」「D.I.C.E. Awards」「GDC」を『ゴッド・オブ・ウォー』が制覇しました。
(個人的に)世界3大GOTY
「The Game Awards」「D.I.C.E. Awards」「GDC」のノミネート作品とGOTY。
The Game Awards 2018 – 2018年12月6日
- ゴッド・オブ・ウォー ※GOTY
- アサシン クリード オデッセイ
- Celeste
- Marvel’s Spider-Man
- モンスターハンター:ワールド
- レッド・デッド・リデンプション2
D.I.C.E. Awards – 2019年2月14日
- ゴッド・オブ・ウォー ※GOTY
- Into the Breach
- Marvel’s Spider-Man
- レッド・デッド・リデンプション2
- Return of the Obra Dinn
GDC – 2019年3月20日~3月22日
- ゴッド・オブ・ウォー ※GOTY
- Celeste
- Marvel’s Spider-Man
- Return of the Obra Dinn
- レッド・デッド・リデンプション2
GOTY獲得数
GAME OF THE YEAR PICKS BLOGで集計されている2018年のGOTY獲得数。
- ゴッド・オブ・ウォー – 196個
- レッド・デッド・リデンプション2 – 132個
- Marvel’s Spider-Man – 16個
- Celeste – 7個
- Return of the Obra Dinn – 5
ゴッド・オブ・ウォーが頭ひとつ抜けた2018年
現行機の円熟期に入り、非常にレベルが高かった2018年。評価的には『ゴッド・オブ・ウォー』と『レッド・デッド・リデンプション2』の2強かとも思いましたが、最終的には『ゴッド・オブ・ウォー』が3冠でGOTY獲得数でも差を広げました。
個人的にも文句なし。『ゴッド・オブ・ウォー』の凄いところはいっぱいあり、迫力と歯応えのあるアクション、PS5かと思うグラフィック、リブートっぽいかと思いきや過去作も吸収して深くて熱いストーリーなどなど。でも、こういった要素なら他のゲームでも兼ね備えている。ハイレベルな2018年で頭ひとつ抜けた決定的な要因は、ワンカットで展開するゲームという事だと思います。ド派手なアクションのAAA級ゲームで、これができたのは凄すぎた。そしてワンカットでしか味わえない途切れのない没入感。GOTYにふさわしいと思えるゲームが複数ある中で、圧倒的に目立つ評価ポイントになる。
昔のゲームは、プレイアブルは少しチープでイベントシーンは豪華なプリレンダムービー。そこからイベントシーンもリアルタイムレンダになって、プレイアブルとの差が少なくなった。『ゴッド・オブ・ウォー』は、さらにその先に踏み込んでワンカット。究極的でしたね。
リリース次点で完成&完結していたのもポイント。目立つバグがなく、DLC展開もないAAA級タイトルは珍しいかと思います。海外レビューでのマイナス点では「リリース時にフォトモードがない ※後に実装された」とか、もうそういうところを指摘するしかないような完成度。個人的には拡張DLCが大好きなので作ってほしかったですけどね。
ゲームソフトあってこそ
GDCといえばGoogleのSTADIAが発表され、次世代と未来と感じさせるところもあって非常にワクワクしました。資金力のあるEpic Game ストアの動きも目が離せないですし、E3でのMSの発表も楽しみですし、その後にSIEがどう動くかも気になる。GoogleのSTADIA発表が次世代への皮切になった印象。
しかし今、頭の中は『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』でいっぱい。やはりゲームソフトあってこそ、そして目先のゲームが一番熱い。次世代機に向けて新たなプラットフォームやサービスが生まれるかと思いますが、『ゴッド・オブ・ウォー』のような素晴らしいゲームの誕生が一番の期待です。
コメント
>>みかづきさん
動かしていての気持ち良さは細かい部分まで追求してほしいですね。ホント、これがあると強い。何度戦闘しても楽しくなります。
SEKIROも良いです。
ゴッドオブウォーは素晴らしかったですね。ワンカットの凄まじいカメラワークや、過去作とも絡めたシナリオの盛り上がり、北欧神話を活かした意外な伏線回収など、どこを取っても楽しかったですね。
強いて悪いところをあげるなら、戦闘が次々ポップアリーナ型の為、ダクソのような事前準備がしづらいことくらいでしょうか。でもアクションそのものが楽しいので、大したストレスにはなりませんでしたが。DMC5もそうですが、動かして気持ちいいアクションゲームは飽きませんね。