知識0で『Fortnite (北米版)』の100人バトルロイヤルをプレイしてみました

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『Fortnite (北米版)』の「BATTLE ROYALE」モードで初めての100人バトルロイヤルを体験。

知識0での初プレイ

大ヒットしている『PLAYERUNKNOWN’S BATTLGROUNDS』のシステムすら知らず、「100人で戦って最後の1人になれば勝ちだろうな」ということしかわかっていない状態で初プレイ。

 

タイトル画面には「SAVE THE WORLD」と「BATTLE ROYALE」という2つのモードがある。当然「BATTLE ROYALE」を選択。

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自キャラの画面になるが、よくわからないので何もいじらずにボタンを押してスタート。

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ボタンを押すと「Matchmaking」と表示されて、しばらく待ち。

38秒後 – ロード画面に切り替わり
60秒後 – プレイアブルになった

画面右上の参加人数は78人。しかし、周囲に数人のプレイヤーがいるのに襲いかかってこないので、まだバトルロイヤルは始まっていないんだと理解。

1分30秒の待機時間あるようで、この時間も含めて参加者を集めているようです。グングンと参加者が増えて5秒くらいで表示が99人になりました。基本無料ゲームということで人は多そうです。

1分30秒の待機時間中に基本操作を練習できました。L1でしゃがみ、R2で攻撃、L3でダッシュ、×でジャンプ。特徴的なのはボタンでクラフトモードに入るところ。

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1分30秒経過した瞬間にロード待ちなく画面が切り替わる。

最初にボタンを押してから、丁度2分30秒ですね。

気球で吊られたバスから島に投下されます。他のプレイヤーたちが投下されている様子も見える。操作可能ですので、どこに下りるかは自分で選択できる。

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人がいなさそうな場所を探していたら、トイレがポツンと置いてあり気になったので、トイレの近くに着地。ハンドガンと弾も落ちていて、いきなり武器ゲット。ちなみに初期装備はピッケルのみです。

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さっそくクラフトをやってみようと思い、ピッケルを装備したままR2で石を攻撃すると石材、木を攻撃すると木材を入手できた。

木材が33個になったので、ボタンでクラフトモード。クラフトモード中にボタンを押すと壁や階段などの建築物を選択できる。まずは壁を選択し、透明な壁が表示されているので設置場所を決めてからR2で設置。

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3つの壁を設置完了。

どうせならトイレを囲う壁にすれば良かったと少し後悔。

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次に何をしようと考え、画面右上のタイマーが気になりました。

着地した時点で1分のタイマーがあり、それが0になった後に3分19秒のタイマーが出現。このタイマーが0になるまでは死にたくないと思って隠れて待つ。

隠れている時も参加者の人数が見る見るうちに減っていく、バトルロイヤルの緊張感があります。この感じだけでも楽しい。

3分19秒のタイマーが0になると「STORM EYE SHRINKING」と表示されて、今度は2分59秒のタイマーが出現。

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結局、何が起こったのかわからなかったので、敵を探しに行くことにしました。いつ敵と遭遇するかわからない緊張感も良い。

しゃがみ移動でゆっくり下山していくと、遠くに敵を発見。次の瞬間に銃声がして「見つかったか」と思いきや、別の敵と撃ち合いになっていました。

撃ち合いの勝者が散らばったアイテムを拾っている隙に後ろから近づく。向こうは気付かず、こちらだけが狙っている状態で近づく、この高揚感。

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アイテム整理でもしているのかな?という敵を背後からハンドガンで撃つ。撃たれた敵は、こちらの位置を瞬時には把握できなかったみたいで、逃げる方向を誤って遮蔽物には隠れられず、そのまま撃ちまくって初キル。

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最初に撃ち合いで負けた敵の分も含めて、2人分の装備が散らばっている。ハンドガン1丁から一転して、持ちきれないほどの武器を得る。

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しかし異変に気付く。右上のマップを見ると自分のいる場所が紫色に浸食され、少しずつ体力が削られていく。ここでようやくタイマーの意味を理解。プレイヤーにダメージを与えるSTORMの出現タイマーだったのです。なるほど、こうやってエリアを狭めていくことで、勝負を決しやすくするシステムなんだなと感心。

方向キー上を押すとマップが表示され、STORMの状態もわかる。しかし、安全なSTORMの中心を目指せば敵も集まっているだろうということで、面白い状況判断が求められる。

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L3のダッシュでSTORMを抜けた時点で体力が残り15という瀕死状態に。

丘の上から村のような場所を見下ろすと、屋根の上で素材集めをしている人を発見。入手した武器をドカーン!とぶっ放すと慌てて逃げていきました。

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体力が15とはいえ、たくさんの武器を持って強気になっていたので、隠れつつ索敵。

2人ほど、遠くへ向かって走る姿を見た後に「人がいないなぁ」と思っていたらSTORMが迫ってきた。みんなSTORMから逃げていたので人がいなくなっていたのでした。

慌てて走ったが時すでに遅し。体力15でSTORMに飲まれ、15秒後に死亡。

でも20位だったので満足。

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死んだ後、ボタンでメニュー画面に戻れますが、生きているプレイヤーの視点で観戦も可能。

1人目に観戦したプレイヤーは茂みに隠れて発見した敵を銃撃。しかし、倒しきれなかったので近づいていく。撃ち合いに勝てる自信があったようですが、撃ち負けて死亡。

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自動で撃ち勝ったプレイヤーの視点に切り替わる。歩き回って敵を発見、スナイパーライフルを構えるが発砲せずに近づく。ある程度近づいて一撃でキル。さすがベスト10に残るだけあって上手い。

今度は丘の上のスナイパーを狙うが倒せず。スナイパー同士の睨み合いになる。動きながら丘の上の敵を見つけようとしていましたが、銃声が鳴ってこちらが即死。こちらからは姿が見えなかったのに1発で仕留めてくる凄腕。

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丘の上の凄腕スナイパーの視点に切り替わる。この丘から敵を狙い続けているようです。さすがベスト6に残る熟練者だ!と思っていましたが丘から落ちて落下ダメージ。体力が100から38にまで低下。いわゆるドジっ子でした。

民家に隠れる敵を見つけたところまでは上手かったものの、体力38では撃ち負ける。

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残り4人になり、行動可能範囲も狭くなった。

ドジっ子スナイパーをキルしたプレイヤー視点になり、別の敵にショットガンで先制攻撃されるも応戦して勝利。

倒した敵のアイテムを回収する時にクラフトで壁を作っていました。先ほどの戦闘で体力が6になっていましたが、壁の中で回復アイテムを使用して回復。

マップが狭くなって隠れ場所が少ないので、クラフトが生きるのかと思う。

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回復中、銃声とともに壁が揺れる。残った最後の敵から銃撃を受けています。しばらく隠れていると、銃声が消える。壁から離れて、敵がいた丘にランチャーを撃ち込む。木にランチャーがヒットすると木が消滅します。

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敵にはヒットしなかったようで、再び壁を作ろうとしますが、壁を作っている途中で下から銃撃されて死亡。丘の上に敵がいると見誤ったことが敗因のようです。逆に言えば、丘の上から壁を銃撃しておいてから側面に回り込んでいた優勝者は流石。壁に対して無駄撃ちしていたかと思いましたが、戦略だったようです。

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こうやって観戦して立ちまわり方を学べるのは良いですね。

流行のジャンル

『H1Z1』『PlayerUnknown’s Battlegrounds』らの人気でトレンドとなっているバトルロイヤル。その影響を受けた形で『Fortnite』にもバトルロイヤルモードが実装されたのかと思います。おそらく、今後も他のFPS/TPSでもバトルロイヤルモードが追加される流れなのではないかと予想できます。

 

『PlayerUnknown’s Battlegrounds』は家庭用ゲーム機ではXbox One版が2018年に発売を予定しており、PS4版は不透明。ゆえにPS4には大きなチャンスがあり、すでに各社が狙っていると思う。『Fortnite』の早すぎる対応も、このジャンルにおいて現時点での家庭用ゲーム機独占の旨味を欲したからこそではないでしょうか。実装初日に100万人以上がプレイしたという発表もあり、狙い通りの結果なのでしょう。『Fortnite』は目立つタイトルではなかったですが、これが話題となってさらに伸ばす可能性も高い。

入りやすく、わかりやすい面白さ

『Fortnite』で初体験した100人バトルロイヤルモードですが、初回プレイから入りやすく、わかりやすい面白さを感じました。

 

まず『Friday the 13th: The Game』と同じように個人戦なので気を遣わない。連携とかチームの足を引っ張るようなことを気にしなくていいので、初回プレイから気楽に参加できる。死んだ後は観戦モードがあるので、立ち回り方もそれで覚えていく。

 

100人いるので実力差もバラバラ。周りは上手い人ばかりで何もできないということもない。

 

どこに敵が潜んでいるかわからない緊張感があり、索敵をしているだけでも楽しい。撃ち合いだけのゲームでもなく、アイテムを探す面白さや、かくれんぼの面白さも大きい。逃げ隠れしているだけでも敵が減っていき、漁夫の利も狙える。

 

格闘ゲームやFPS/TPSの対戦は、レベルの高い人が多くて実力差も出やすく、初心者が入りにくいという壁がありますが、100人バトルロイヤルモードはそれを感じない。こういうところも爆発的ヒットの大きな要因なのかと思う。別ジャンルでは『Friday the 13th: The Game』も大ヒットしていますが、こちらも初心者が入りやすく、最初から面白さを感じられるゲームでした。

 

『Fortnite』は起動時に「EARLY ACCESS」と表示されていますので、まだアーリーアクセスのようです。頻繁にアップデートされており、現在のバージョンは1.20。まだまだ進化していくと思います。現在はベースとなる部分が出来ただけでしょうし、どういうシステムが追加されていくのかというところも注目。

日本版も期待

FortniteはF2Pです。北米アカウントがあれば北米Storeで無料ダウンロードできます。Twitterを見ると日本人のツイートが多く、評価も上々です。

Fortnite lang:ja – Twitter Search

無料なので、自分に合わなかったり、自分の環境と相性が悪くても金銭的な損失はなく、気軽にダウンロードできるのも魅力。

 

日本版はリリースされていませんが、可能性はあります。注目ポイントとして、北米版そのままでもD指定で出せそうというのは重要。欠損は無いし、出血すらない、倒されてもデジタルデータで作られた存在のように消滅するだけ。ゲームの設定は知りませんが、生身の人間の殺し合いではないのかもしれないと思うほど。Z指定だとクレジットカード認証が必須なのでF2Pは難しいし、購入者も限られる。D指定だとF2Pで誰でもダウンロード可能なので、プレイヤーが多くなる。北米では$59.99のBD版もありますが、日本で7000円前後のBD版を出してもセールス的には少ないでしょう。

海外の銃撃ゲームなのに、ここまで表現がマイルドなのは意外ですが、各国の表現基準に沿うように最初から徹底されているのかもしれない。日本の環境においても、D指定かZ指定かの差はプレイヤー数に劇的な差を与えるかと思う。日本で誰でも無料で気軽にダウンロードできる100人バトルロイヤルのゲームとなれば、かなりのヒットが期待できる。PS4本体を購入するだけで話題の100人バトルロイヤルをプレイできるとなれば、本体を牽引する力にもなりそう。

 

100人バトルロイヤルの流行、今後の展開も気になります。

 

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