VRアメフト『2MD: VR Football (北米版)』をプレイ

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2018年5月8日に北米StoreでリリースされたVRアメフト『2MD: VR Football』($12.99)をプレイしました。

基本操作

Move2本持ちのゲームです。

日本語には未対応。

 

  • T – スナップ、振りながら離してパス
  • M – 前進
  • – (スナップの後)斜め左前に移動
  • – (スナップの後)斜め右前に移動
  • × – (スナップの後)左後方に移動
  • – (スナップの後)右後方に移動
  • +× – (スナップの後)左に移動
  • + – (スナップの後)右に移動
  • スナップの前に×で4種類のオフェンス戦術を切替。同じボタンを2回押すと左右が入れ替わる。

アメリカンフットボールのクォーターバックとしてプレイするゲームであり、操作の9割はパス。Tを押した状態でボールを持ち、腕を振りながらTを離して投げる。この投げる感覚は本当にクォーターバックをやっている感じで素晴らしい。

 

精度は75点か80点かというところ。ゲームとして問題ない精度はありつつも、イメージとのズレを感じるところもある。現状のPSVRで90点以上は難しいところだとは思います。卓球のVRでも同じような事を書きましたが、ゲームとして見ると驚くほど精度は高い。現実にボールを投げるように投げて、狙ったところに飛ぶのは凄い。しかし、スポーツは本物と比べてしまいますので、微妙なズレでも大きな違和感に繋がりやすい。

2つのモード

練習モードと試合モードがあります。モード選択のやり方も独特で、フープを持つと練習モード、ヘルメットを被ると試合モード。
モードを終了する時は、ヘルメットを脱ぐ。

試合モード

メインとなる試合モード。残り時間2分、0-6で負けている状況で自陣20ヤードからスタート。タッチダウンを1回成功すると6点なのですが、自動でフィールドゴールの1点が加算されて7-6で勝てるようになっている。要は2分以内にタッチダウンを1回成功させれば勝ち。

 

勝利するとフープにボールを通過させるミニゲーム。

 

敵の攻撃はありません。インターセプトされたり、4thダウンギャンブルに失敗すると自陣20ヤードに戻される。

 

ひたすら試合をして、連勝数とポイントを競うゲーム。オンラインランキングにも対応しています。

 

1試合目のプレイ動画。どんな感じのゲームかわかると思います。

練習モード

練習モードは、ひたすらフープにボールを投げる。

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セッティングも可能。パネルを操作してパワーや高さを変更できます。

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オフェンス戦術のクリエイト

自分でオフェンス戦術のクリエイトができます。ホワイトボードにあるマーカーをつかんで線を引いたり、4人のレシーバーのポジションを移動させることが可能。

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アメフトを知らなくても問題ないレベル。4人のレシーバーの走る方向を指定するだけです。

 

スナップ前に4人のレシーバーの動きがオレンジ線で表示されますので、わかりやすい。Tボタンを押してスナップすると、選手は指示通りに走る。

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そして自分でオフェンス戦術をクリエイトしたほうが圧倒的に楽しい。ホワイトボードでイメージした通りの動きでフリーになってパスが通る楽しさ。

選手は指示通りに走ろうとしますが、ディフェンスの動きは様々。ディフェンスに進路を阻まれるレシーバーもいるし、パスコースを切られることも当然ある。フリーのレシーバーを探してパスするか、自分でランするという選択もある。迷いすぎればクォーターバックサックを受ける。試合時間残り2分という緊張感のある場面で、プレイを選択する面白さ。

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ミニアメフトゲームとして楽しい

通常価格は$12.99、リリースと同時のセールで$10.00。$10.00という価格を考えたら大満足の1本。初めてのVRアメフトで新鮮さもあり、アーケードスタイルのゲームとして遊びやすい。価格以上の魅力があるゲームですが、高くても厚みがあるゲームをプレイしたいという欲求もある。

 

シンプルに遊べる反面、やり込める要素は少ない。そんな中、オフェンス戦術のクリエイトは大きな存在で、これのおかげで少し深みができている。プレイを繰り返して戦術を煮詰めていくのは楽しい。

 

PSVRに最適化できていない部分もあり、ホワイトボードのマーカーと練習モードのパネル操作が下にあるので、カメラの範囲外になりやすい。かといってカメラを下に向けてしまうと、オーバースローで投げる時に範囲外になってしまう。

 

クォーターバックとしてパスを投げる楽しさは他のゲームでは味わえない大きな魅力。現状は唯一無二の存在。

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