『FIFA 17』では、ついにJリーグに対応。キャリアモードをJリーグで遊びました。2ステージ制とJリーグチャンピオンシップのシステムにも対応していました。
J1の18クラブを収録
J2・J3は収録されておらず、J1の18クラブを収録しています。FIFAには様々の国のリーグが収録されていますが、2部リーグまで収録されているリーグは少ないので仕方ないですね。日本でFIFAシリーズが売れまくれでもしないとJ2以下の対応は難しいでしょう。
明治安田生命J1リーグとルヴァンカップに対応
2016年の2月からゲームが始まります。明治安田生命J1リーグ開幕前にアジアン・エリートカップという架空のカップ戦に参加。
2016年2月27日に明治安田生命J1リーグが開幕するというのは実際のJリーグと同じ。2ステージ制にも対応している。ただ、対戦カードは2016年の実際の対戦カードとは違う。Jリーグチャンピオンシップのシステムにも対応しています。日付は実際の日付と少し違いますが、システムは同じ。
ルヴァンカップにも対応しており、こちらも日程は実際の日付と同じですが、2016年の実際の対戦カードとは違います。
得点、アシスト、無失点、イエローカード、レッドカードのランキングにも対応。もちろん明治安田生命J1リーグとルヴァンカップとでは別集計。
世界基準の移籍市場
「Jリーグモード」とかに分かれているわけではないので、世界基準の移籍市場に対応。ジュビロ磐田からFCバルセロナのメッシにオファーを出すことも可能です。Jリーグから海外の大物選手にオファーを出すとか、『サカつく』を思い出しました。
明治安田生命J1リーグは2月から開幕ですので、最初の移籍市場は7/1からの夏の移籍市場になります。
日本語実況と英語実況の切り替えが可能
日本語実況と英語実況の切り替えに対応しています。英語実況でも、ちゃんとJリーガーの選手名も収録しており「カワベー!」「ナカムーラ」とか呼んでくれます。Jリーグの海外中継を観ている感覚で楽しめる。
日本語実況は違和感を覚えるところもあります。実況が間違ったことを言ったり、福西さんは棒読み気味だったり。英語にすれば気にならなくなるかと思います。
選手の外見的特徴はふんわりと
実写のように見える近年のサッカーゲームにおいて『FIFA 17』のJリーガーは「似てない」と言える選手がほとんど。髪型やヒゲなど、ふんわりとした特徴をとらえているのみという感じです。それでも昔よりは良くなっており、アジア人にすら見えないというレベルではなく、アジア人っぽさはあります(中東っぽい選手もいますが)。
試合中はカメラが遠いですし、メニュー画面では本物の選手写真ですので、そんなに気になることもないですが、Jリーグファンに売り込むならビジュアルの改善は今後の課題ではあるかと思います。ゴールを決めた時に「誰やねん」となる。
能力の査定も精度が低いように思えます。
思っていた通りのJリーグ
大体事前に思っていた通りのJリーグでした。2ステージ制とJリーグチャンピオンシップのシステムに完全対応されているかは不安がありましたが、問題なしでした。Jリーガーの顔が似ないのも予想通りというか、思っていたよりはマシという感じ。能力査定の精度の低さなども含めて、数あるリーグの中の1つという感じでこだわりは薄い。とりあえずざっくりとデータを作って収録した感じです。日本語実況と英語実況の切り替えは嬉しく、英語実況でもおそらくほぼ全員名前を呼んでくれているっぽいから有難い。音声の収録は大変だったでしょうね。
Jリーグのクラブで遊ぶと、今までのはFIFAとは全然イメージが変わります。これは本当に嬉しい。クラブを育てたいと思うモチベーションがかつてないレベルです。
サッカーゲームは毎年リリースされていてマイナーチェンジの繰り返しみたいなところがありますが、今作はJリーグの他にストーリーモードもありますので、シリーズの中でも特別な存在感があります。エンジンもフロストバイトエンジンですしね。
Amazonのゲームの売れ筋ランキングで1位でしたので、セールスが伴ってメーカー的にも「Jリーグに対応して良かった」となれば嬉しいです。
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