気持ち良い疾走感の『Infinity Runner』750円はお買い得でした

12/25(金)が今年のPS4タイトル最後のリリース日となりましたが『Infinity Runner』(750円)がリリースされていてビックリしました。北米では2015年の4月21日にリリースされていたタイトル。

新感覚のSFアクション:ランニングゲームです。トレーラーが前日の12/24に公開されていました。DL専用タイトルは北米でも予告なく突然リリースされる事が多いですが、なにか理由があるのかな?

日本語吹替、決定ボタン

このゲームがローカライズされた事に驚きですが、日本語吹替で決定ボタンはという頑張ったローカライズ。

声優さんは1人で台本も薄そうではありますが、このゲームで日本語音声は重要。プレイ中は字幕を読んでいる余裕がまったくないので、声で言葉を聞き取れるのは有難い。

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日本語字幕のオン/オフは可能ですが、英語音声は選択できません。

ゲーム中、字幕は出るのに音声が流れない場面があり、そこは不具合だったのかと思う。

ゲームシステム

主人公は自動で走ります。プレイヤーは、
左スティック – ライン移動(3ライン)
右スティック – コーナーを曲がる
L2 – スライディング
R2 – ジャンプ
これらの操作で障害物を避けたり、コーナーを曲がってゴールを目指す。

途中に敵がいますが、戦闘はQTE。
難易度ハードでも入力は優しめでした。L1とR1の違いが少しわかりにくいですが。

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残機はノーマルで3、ハードで1。残機があるうちは死んでもチェックポイントからリスタート。残機がなくなると最初からなので、ハードはかなりキツいです。トロフィーはプラチナトロフィーまでありますが、ハードでのクリアが難しそう。

Infinity Runner – Trophy Leaders

反射神経と覚えのアクションゲームですね。

疾走感が気持ち良い

操作を覚えてゲームに慣れると疾走感が気持ち良いです。スライディングの操作感とかジャンプの浮遊感も良い感じで、スイスイと障害物を避けていけるとテンションが高まる。音楽も気分を高めてくれる。

この気持ち良い疾走感に750円の価値はありました。

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曲がり角や仕掛けがわかりにくい

最初は操作ミスで死ぬよりも曲がり角や仕掛けのわかりにくさで死ぬ事が多くて、少しストレスを感じる。

設定で、明るさとガンマを+1にすると少し見やすくなりました。

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1周は短い

ノーマル難易度で、けっこう死にまくってストーリーモード初回クリアまで1時間30分でした。難易度ハードが残っていますし、ハイスコアを目指して遊べるゲームでもあります。

メタスコアは赤点ですが価格以上の価値は感じた

メタスコアは45点(15件)という赤点ですが、個人的には65-70点くらいな印象。750円という価格を考えたら、価格以上の満足度はありました。Steamでは98件中64%が好評で賛否両論。

Infinity Runner for PlayStation 4 Reviews – Metacritic

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1周のボリュームは少ないですが、個人的に低価格のインディーズ系タイトルは、あまり時間を要せず短時間で楽しめるゲームが好みですので、1周1時間30分でも問題なかった。

ありがちなゲームじゃない新鮮なジャンルで、疾走感の良さを魅力としてはっきり感じられた。反面、画面の見難さ、わかりにくさが疾走感を潰すストレスに感じたのは残念。死んで覚えれば進めるので、詰むような要素ではありませんが。

たまにカクカクッとする事もあって、技術的にはあまり高くない感じ。狼男になれるはずのところでなれなかったり(ライリーのセリフは狼男になった時のセリフ)、戦闘時の蹴るモーションを繰り返しながら走ったりするなどのバグもありました。

ボーダーランズみたいなイラスト調のグラフィックは好みです。

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メタスコアが低評価なのを知っていた事もあり、期待値が低かった分「意外に面白いじゃん」と好意的に見られたところはあるかと思う。750円という低価格でもあるので、バリエーションやボリューム面でも不満を感じない価格。疾走感は良いので、不満点を改善すれば劇的に生まれ変わる可能性があるかと思いました。

シンプルに語られるストーリーは謎めいていて結末が気になりましたが、最後は「うーん……」という感じ。

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