2016年7月19日に北米PlayStation Storeでリリースされた『Orc Slayer』($3.99)は3時間でプラチナトロフィーが獲得できるゲームでした。
このゲームに興味を持ったのは既発であるPC版の動画を見た時です。驚くほどチープで、逆にプレイしてみたくなりました。
このゲームはオークを倒しまくるゲームです。全13ステージの戦闘に特化したFPS。
FPSと言ってもメイン武器は銃ではなく弓。しかし、強化すると無限弾のマシンガンのような性能になる。
ゲームのルールはシンプルで、オークを湧かせる塔の周辺で戦闘を行ってオークを倒す。オークを倒していくと塔が小さくなって崩壊。塔が崩壊すれば周辺のオークは湧かなくなる。全ての塔を崩壊させてゴールするとクリア。
近接武器もありますが、柵を壊す以外では使い道がないです。敵に近づいただけでダメージを受けるゲームなので、自分から近接武器を使いにいく理由がありません。
矢は通常矢と3種類の特殊矢があります。通常矢は無限。特殊矢は落ちているのを拾って使用できる。通常矢だけでも問題なくクリアできます。
落ちているガトリング砲を拾って使う事もできる。使い切ると自動で捨てます。序盤は役に立つ武器ですが、弓を強化すると通常矢のほうが使いやすいで、ガトリング砲は避けるようになりました。
敵を倒してEXPアイテムを拾っていくと右下の黄色いゲージが溜まっていき、ゲージが満タンになると強化ポイントが得られる。△ボタンを押して強化メニューを開き、任意でポイントを割り振る。
オススメは左から2番目のリロード速度(連射速度)で、これを最高まで強化すると笑えるほどの連射速度になります。逆に特殊矢の強化(右半分の3つ)は不要かと思いました。
ステージセレクトはできないゲームですが、強化は2周目に引き継がれます。
グラフィックはチープですが、フレームレートの方が深刻な問題です。処理落ちが酷くて、スローになったりカクカクします。戦闘に特化したFPSなのに処理落ちが酷いという残念な状態。
このゲームは敵に近づくとダメージを受けます。敵はプレイヤーの足元からでも湧くので、湧いた瞬間にダメージを受けることが多々あり、イラッとする要素になっています。
このゲームの一番イラッとする要素は爆弾豚。高速でこちらに突進して爆発します。カクカクするこのゲームで高速移動されると、コマ飛びしているかのような動きになり撃ちづらい。そして大ダメージを受ける。しかも大量に出現します。
このゲームのプラチナトロフィー獲得難易度はVery Easyで、見逃しがなければ3時間かかりません。ある程度はFPSの腕前が必要になりますが、全13ステージクリアまで3時間かからない。見逃す可能性のあるトロフィーは3つ(実質2つ)。
Orc Slayer – PSN Trophy Leaders
Find the hidden area within the woods.
ステージ1で隠されたエリアを見つけるとトロフィー獲得。
スタートの門を破壊してすぐです。これは2周目に入ってからでもすぐ獲得できます。
Find the hidden area.
Slay Big Bertha.
Slay Big Bertha, the colossal hen.
ステージ9で隠されたエリアを発見するとトロフィー獲得。さらにそこに出現する大きなニワトリを倒してトロフィー獲得。
1周目で見逃すと2周目でステージ9までプレイするのが少し面倒になります。
チープさが気になって購入したので、期待通りのチープさで満足しました。グラフィック、モーション、AIなど、製品として販売できるレベルに到達していないようなクオリティ。
でもつまらなくもなくて、シンプルに撃ちまくる面白さで13ステージを楽しんでプレイできました。飽きやすい単調さはありますが、3時間未満で全クリアですので疲れるほどじゃないです。
コメント
>>1.
たしかに。
私も「何か別の倒し方があるのかな?」と思ってしまいました。
ラスボス体力多すぎ