2016年6月28日(火)に北米PlayStation Storeでリリースされた『7 Days to Die』($29.99)にハマっています。
ゾンビサバイバル+マインクラフトという感じのゲームで、ストーリー性はほとんどなく、ひたすら生き残り続けるのが目的です。
マインクラフト、テラリア、ドラゴンクエストビルダーズ、Fallout 4など、クラフト要素があるゲームは中毒性があって延々と続けてしまいます。
7日、14日、21日など7の倍数の日にゾンビの大群が襲ってくる。拠点を壁と罠で完璧に囲んだと思っていても、数で押し切られて侵入されてしまう。ボロボロになってまた7日後の襲撃に備えるわけですが「今度こそは」という気持ちがモチベーションになります。これがあるから拠点開発に熱が入る。壁と罠じゃダメだったので、穴を掘ろうかとか、高い場所を作ろうとか、拠点を引っ越そうかとか、壁の素材を変えようとか、対策を試行錯誤するのが面白い。
クラフト要素はマインクラフトの影響を大きく受けている感じ。フィールドグラフィックはリアル路線で、建築物はブロックというアンバランスさが独特の味になっている。
ストーリーは無いし、目的は生存し続けるだけなので、自分で目標を見出せないと面白くならないと思う。覚えることも多いので、失敗しながら少しずつ覚えていくゲーム。最初に簡単なチュートリアルクエストがあり、それ以外は何のガイドもないので、受動的なプレイ姿勢だと何もできなくなります。
ストーリーが語られないので、英語版でも言語の影響はさほど感じない。面白いので日本語版も出してほしいところですが、内臓が出ている死体があるので修正は必要になる。
PC版の初リリースは2013年12月14日で、少しずつバージョンアップをして2016年6月28日にPS4版がリリースとなりました。それでも作りの粗さは感じるゲームで、メディア評価になると減点要素も多いと思います。
プレイ中にデータの読み込みで1秒ほど止まることが頻繁にあります。戦闘中とか自分で作った罠をジャンプで飛び越えようとした瞬間に止まると焦ります。
グラフィックも二線級という感じで、フィールドも質素な印象。グラフィックが微妙にバグったり、ゾンビが壁や地面に埋まることも多いし、変な動きもします。
戦闘は打撃の手応えが弱い。マインクラフトライクなゲームとしての戦闘としては十分ですが、ゾンビゲームの戦闘として見ると二流三流。
粗さはあるけど、やり始めるとハマってしまう魅力がある。メディア評価的に見れば60-79点のゲームかもしれませんが、熱中度は120点でGOTYクラスというハマり具合。