やっぱり面白ぇ『仁王2 牛若戦記』をクリア

ゲームの概要・感想

7月30日に配信された『仁王2』のDLC第一弾『牛若戦記』をクリアしました。

牛若戦記

  • 新ストーリー「牛若戦記」
    メインミッションx2、サブミッションx8です。
  • 新武器種「仕込棍」
  • 高難度モード「修羅の夢路」
  • 新規の妖怪・魂代および妖怪技の追加

単品で購入すると1,430円。私はデラックス・エディションを購入していましたので追加料金なくプレイできました。シーズンパスはDLC第一弾~第三弾のセットで3,300円です。

基本的には前作のDLCと同じような形式だと思います。メインミッションが2つですが、マップが入り組んでいて1ミッションが長いですから、ボリューム不足だとは思いません。ストーリームービーもあり、本編のメインミッションと遜色ない作り。

サブミッションは8つ。こちらも本編のサブミッションと同等で、ボスとのバトルかザコ敵ラッシュかという具合。シングルプレイで遊ぶ場合、ザコ敵ラッシュが煩わしく感じやすいですが、ラッシュがわりと控えめというか、理不尽な設定ではなかったように感じます。

新武器種「仕込棍」でのプレイも新鮮でした。この新武器種が追加されるかされないかの差は非常に大きいと思う。

ぬっぺふほふ、化け蟹らの妖怪も追加。それに加えて久しぶりの『仁王2』でしたので、既存の敵との再戦も戦い方を思い出しながらでしたので、緊張感を持って戦えました。

無料アップデート

前作もそうでしたが、DLC配信に合わせて大型アップデートも行われます。Ver1.10がDLCに合わせたアップデートでしたが、そこから各種不具合の修正もあり、現在はVer1.12になっています。

この無料アップデートの力の入り具合もすごくて、公式のアップデート情報は読むだけでも大変。
アップデート情報 – 仁王2 公式サイト

膨大な変更・修正点の中で個人的に嬉しかったのは、

  • 新規のニンジャスキル、陰陽スキルを追加
  • 落命後、または社に拝んだ時に「矢」「銃弾」「砲弾」を蔵から自動補充するように変更
  • 社の「木霊のガラクタ市」で、商品の購入予約ができるように拡張
  • 共闘NPCの攻撃頻度が高くなるように調整

自動補充、自動購入で便利になりました。
NPCが敵を倒してくれやすくなったのも実感できます。

安定のDLC+アップデート

前作『仁王』のDLC+アップデートが良かったので、今作はデラックス・エディションを買っておりました。今作も期待通りの内容で満足です。

DLCを購入していなくても無料アップデートがあるわけですが、無料アップデートだけのプレイはもったいないと思う。1+1=3になるような、DLCと無料アップデートを同時にいただいてこそ楽しさが増す。仁王2.5くらいの新作のような感覚で遊べます。

そして久しぶりの『仁王2』はやっぱり面白い!いつ殺されるかわからない死にゲーの緊張感の中、新規マップを手探りで歩くのは最高です。

最初は操作感覚を忘れていて、しかも『ゴースト・オブ・ツシマ』の感覚が残っていて不安定でしたが、感覚を取り戻してからは『仁王2』にハマっていた時のあの楽しさが帰ってきた。『ゴースト・オブ・ツシマ』の後だと物足りなく感じるかもしれないという不安もありましたが、やっぱり『仁王2』面白ぇです。残心を使いこなして気力を管理しながら、一瞬で即死になる緊張感の中で、ダンスするように華麗に戦う。『SEKIO』とも『ゴースト・オブ・ツシマ』とも違う魅力がある。

まだ2つのDLCが控えているので、現時点でのやり込みのモチベーションも上がる。次のDLCに備えて、レベルを上げたり装備を強化したりできます。『仁王2』は長期的なDLCと相性が良いゲームだと思います。
第二弾DLCは、もしかしたらPS5の後方互換機能でプレイすることになるかもしれない。このゲームはロードが速いですが、それが瞬時になれば素晴らしい。ミッション選択式でその度にロードがありますし、死にゲーなので死亡時のリトライ回数も多いので、高速ロードの恩恵は感じやすいはず。なによりPS4の名作の1本ですから、次世代に持っていきたい。

最近、大作ゲームの中型・大型DLCは減っていっているようにも感じます。トロフィー獲得率を見ると10%未満なので、あまり売れないんじゃないかと思います。HDへの移行期にストーリー補完DLCみたいなのもあり、DLCに対する悪いイメージが残っているのも要因か。個人的には大作ゲーム向けに作ったアセットやシステムを生かして、低価格でDLCが提供されるのは嬉しいんですけどね。『仁王』『仁王2』は価格以上の満足度を与えてくれるDLCの1つ、第二弾も期待します。

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