2021年6月11日(金)にPS5版『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』が配信されました。
100円アップグレード or EA Play
PS4版を所有していると100円でアップグレード可能です。
海外と違って有料なのは、日本の景品表示法に引っかかる可能性があるからです。
PS4版を販売する時に「PS5版へのアップグレード対応を予定しています」と表示している場合は無料でも問題ない。
EAのサブスクリプションサービス『EA Play』にも対応しています。私はEA PlayでPS5版をプレイしました。
EA Playの中で『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』『FIFA 21』『MADDEN NFL 21』がPS5版に対応しています。
1ヶ月518円、年間3,002円です。
EA Play – EAのビデオゲームメンバーシップ – EA公式サイト
DualSense
- 飛行機の風圧など、ムービーと連動した振動
- 坂を滑り降りる時の振動
- 着地や回転での振動
- ダッシュの振動
- 強攻撃でのライトセーバーのブゥンッという振動
- ライトセーバーの改造作業での振動
わりと振動する場面が多いですが、PS4版でも同じ場面で振動がありますから、違いはないかと思う。
アダプティブトリガーの使用は確認できていない。
ロード時間
ロード時間は長め。
タイトルメニューで「続ける」を選択した後、瞑想の演出が約5秒、暗転が約10秒。
死んで「復活する」が表示されるまで約5秒、暗転が約10秒。
死にゲーなのでリトライ時のロード時間は頑張ってほしかったところ。
PS5の基準だとロード待ちで10秒超えるのは長いですね。
PS4版との比較だと劇的に良くなっています。PS4版をPS5の後方互換機能で起動した場合、「続ける」を選択した後、瞑想の演出が約5秒、暗転が約20~25秒です。
最近は0~5秒のロードが当たり前になってきていて、10~15秒待ちがとても長く感じるようになってきました。
4k30fps or 1440p60fps
デフォルトでは4k30fpsモードになっています。
「設定」→「ビジュアル」のパフォーマンス優先モードをONにすると1440p60fpsになる。
私は迷うことなくパフォーマンス優先モード(1440p/60fps)です。最初に起動したときにカクカクしていて、設定を確認してみたらパフォーマンス優先モードの存在に気がついた。もう30fpsは本当に無理になっていると実感しました。
PS4版から単に解像度が上がっただけでなく、高精細なテクスチャやアセットが使われているようです。
サイズ
- PS5版: 47.16GB
- PS4版: 45.93GB
PS5版のほうがサイズが大きいのは珍しく、PS5の圧縮技術を生かしていないように思います。
セーブデータとトロフィー引き継ぎ
セーブデータの引き継ぎが素晴らしい。PS4版→PS5版へのセーブデータの引き継ぎは、ほとんどのゲームがPS4版を起動してセーブデータをアップロードして、その後にPS5版を起動してダウンロードするシステムです。けっこう面倒くさい。
『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』は、PS5版だけで本体に保存されているPS4版のセーブデータを読み込める。
そしてトロフィーも全て引き継ぐ。PS4版でプラチナトロフィーを獲得している人は、PS5版のプラチナトロフィーを獲得できます。
60fpsとグラフィック強化が有難い
ロード時間が期待したほど速くなかったり、PS5の圧縮技術が生きていなかったり、振動はPS4版と同じでアダプティブトリガーは未使用だったり、PS5版としての最適化は甘い印象ですが、60fpsとグラフィックの強化が嬉しいところ。
セーブデータの引き継ぎは他のゲームよりも良くて素晴らしい。
約10秒のロード時間がPS5のゲームとしては物足りないとは言え、PS4版をPS5で起動させると20~25秒ですから、快適さは段違いであります。PS5向けアップデートではなくPS5版にアップグレードしてくれた意味は大きい。
2019年11月15日に発売されたゲームなのでエンジンのバージョンも古いでしょうし、最新のゲームのような最適化が出来ないのは仕方なし。100円のアップグレード対応をしてくれただけで有難いです。
日本語吹替に対応している力の入ったローカライズ。死にゲーだけど低難易度モードもあって、難易度はトロフィーに影響しない。PS4版のメタスコアは79点(70件)で、及第点のアクションアドベンチャーゲームという評価。評価の多くはロンチ時点のものでしょうけど、発売後のアップデートでバグが修正されたり、便利機能が追加されています。
PS4版をスルーしていた人にとっては、プレイしてみる良い機会になるかと思います。