大人気ドラマ『HEROES/ヒーローズ』の関連作『Gemini: Heroes Reborn』

北米Storeで1/26(火)にリリースされた『Gemini: Heroes Reborn』。ゲーム内テキストとトロフィーは日本語に対応しています。翻訳は少し機械翻訳的な部分もある。

海外ドラマ『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』の前日譚

これは日本でも知られた海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ』の続編的ミニシリーズである『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』に関連した作品。『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』の前日譚という位置づけのゲームで、TVドラマ版と脚本家も同じようです。

スマートグラス、タイムトラベル、テレキネシス

一人称視点のアクションアドベンチャーゲームですが、けっこう面白い事をやっています。

まずスマートグラス。スマートグラスは「グーグルグラス」が有名ですが、メガネ型のデバイスです。このゲームでは、文字をスマートグラスでチャットアプリ風に表示したり、人物の位置をマーキング可能。会話テキストをスマートグラスのチャットアプリにする事で、字幕という後付けのテキストを排除し、ゲーム内の世界に取り込んでいるのは面白い。面白いですが、正直少し読みにくい。字幕の方が慣れていることもあって読みやすい。体力もスマートグラスの健康管理アプリで表示されているという設定。



主人公はタイムトラベルの能力も持っています。単に時間を行き来するだけではなく、ボタンを押すと別の時間軸の映像が重なって表示される。例えば、今いる時間軸では行き止まりの場所でも、別の時間軸では壁に穴が空いていたりして通行可能なのがわかります。そしたらR1でタイムトラベルして時間軸を移動して進むという具合。敵と戦闘中にピンチになったら別の時間軸に逃げるという使い方もある。

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戦闘ではテレキネシス能力を活用する。L2で物を拾ってR2で投げて攻撃。で時間をスローにしたり、L1で銃を無効にする能力もある。

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やや稚拙

ゲーム的には面白い事をやろうとしていますが、いかんせん稚拙です。特に敵AIは単純。

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エリアを出るために鍵を入手するパターンが多いですが、鍵の入手も敵を倒せば入手するというパターンが多くて、テキトーな作りに感じる。

時間軸を切り替えてルートを探すのはパズル的で面白みがある。戦闘自体は面白みに欠けますが、これも時間軸を利用して背後に回ったりして戦うのも面白い。後半はR2で攻撃できるようになり、戦闘はヌルくなります。

グラフィックはあまり良くなくて、テクスチャの貼り遅れやカクカクする場面もあります。

ストーリーは、それなりに意外性もありますが、タイムトラベル物としては驚きが弱い。エンディングもあっさり気味でした。

全16ステージで、1ステージは短くて全クリアまで4時間かからないくらいです。

プラチナトロフィーは簡単か

プラチナトロフィーの獲得率は高いですね。いわゆるトロフィーブーストゲームという部類に入るかと思います。難易度も問わないみたいですのでEASYにすれば楽そうです。「物を1,000個投げつけた」は少し時間がかかるかもしれない。

無数の秘密
└シークレットを30個見つけた 

シークレットは全36個なので、6個取り逃してもOKという易しめの設定。

新たなパラダイム
└パラドックスを検出

クリア後にレベル1からやり直そうとしたら獲得できました。

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ドラマ版の『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』が好きじゃないと入り込みにくいゲームかと思う。突拍子もなく2人旅が始まって、カサンドラ(主人公)とアレックスの関係も、おおよはわかるものの感情移入しにくい。

操作に慣れてくると超能力を上手く使って戦えるので、『HEROES』の主人公らしい戦い方ができるようになって面白い。

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コメント

  1. 名無し より:

    日本語化されてるのね
    買ってみるかな

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