PS5版『The Sinking City』の概要

ゲームの概要・感想

2021年2月19日0時にPS5版『The Sinking City』が配信されました。

通常版とデラックスエディション

  • 通常版 4,950円→3,465円
  • デラックスエディション 6,490円→4,543円
    DLC:ネクロノミコン崇拝者
    DLC:慈悲深い狂気
    DLC:探偵パック
    DLC:トミーガン
    DLC:経験値ブースト

PSストアが使いにくいのですので、バージョンを間違えないように注意しましょう。「…」を開いてバージョンを選択できます。

商品説明欄に書かれているPS5版の特徴は、

  • ネイティブ4K(3840×2160)解像度
  • 毎秒60フレーム
  • グラフィックの忠実性を改善
  • 劇的に早くなったロード時間
  • 新しいクエスト
  • 慈悲深い狂気DLC(Deluxe Editionに同梱、または単体で購入)
  • DualSenseに対応!
北米版と同じ価格

定価は、通常版が4,950円(税抜4,500円)、北米版は$49.99(5,282円)。
デラックスエディションが6,490円(税抜5,900円)、北米版は$64.99(6,867円)。
今はドル円が105.67円なので日本版のほうが安いですが、$1=100円で考えてほぼ同じ価格。

PS Plus会員なら3/5まで30%OFFで、3,465円と4,543円。

最近、日本のダウンロード版の価格が悪い方向に向かっていると感じていましたので、北米版と同等の価格なのが嬉しいところ。しばらくパッケージ派になる予定でしたが、『The Sinking City』はデラックスエディションを即買いしました。やはり「おま値」を感じないと購入の気持ち良さが全然違います。
今回、パブリッシャーがFROGWARES IRELAND LTDに変わり、おそらくダウンロード専用タイトルになります。ダウンロード専用タイトルは北米版と同等の価格なのは珍しくありません。

アップグレードはない

安いと言っても、そもそも無償or100円アップグレードに対応していないじゃんと思うところですが、権利関係でゴタゴタがあり、開発者がセルフパブリッシングしたとの事。事前発表もなく突如配信となりました。
法的な問題とそれに絡む技術的な問題があり、PS4版→PS5版のアップグレードには対応できないようです。

DualSenseの機能

銃の2ステージ・トリガーと銃撃時の振動。
カメラのシャッターの感触。
高所から着地した時の振動。
大きな怪物の足音の振動。
ボートのエンジンの振動と障害物に当たった時の振動。
「心の眼」に切り替わるときの振動。
「心の眼」の前兆追跡時の振動。

高速ロード

タイトル画面で「続ける」を選択した後のロード画面が、

  • PS5版: 3.37~4.95秒
  • PS4版: 21.35秒~26.05秒
The Sinking City PS4版とPS5版のロード比較

「劇的に早くなったロード時間」という言葉に偽りなし。劇的に早くなっています。

PS4版はPS5の後方互換機能で起動していますので、同じPS5での測定。それでもこれだけ大きな差になりますから、やはりPS4版のPS5向けエンハンスドではなく、PS5版へのアップグレードのほうが圧倒的に良いです。

ちなみに上記のロード時間の幅は、ゲームを起動した直後のロードが少し長くて(4.95秒と26.05秒)、ゲームプレイ中に「タイトルに戻る」を選択して、そのまま「続ける」を選択すると早い(3.37秒と21.35秒)。

ファストトラベルやムービー後のシーンチェンジでも2~5秒程度のロードなので、非常に快適。高速ロードの有難味を実感します。

翻訳は問題なし

パブリッシャーが変わりましたが、翻訳に影響はないようです。


多少の硬い表現や言い回しはありますが、文章量の多い洋ゲーの翻訳として不満は感じません。

4K60fps

PS5世代は60fpsが当たり前になりました。長い長い30fpsの時代が、ようやく終わりそう。

グラフィックは「良い気がする」くらいのものです。
スクリーンショットを並べて比較すると難易度高めの間違い探しができて違いを見つけられますが、PS4版と並べてプレイしませんし、このくらいの差なら気にならない。

コアユーザー向けはPS5版が欲しい

やっぱりPS5版へのアップグレードは良いです。ハプティクスフィードバック&アダプティブトリガーと高速ロードは、効果がわかりやすいので次世代感を感じる満足度があります。

もう1つの効果がわかりやすくて素晴らしい臨場感を演出する“Tempest 3Dオーディオ”は、『The Sinking City』ではアピールされていませんね。実際、モンスターを音や声で探してみても「あれ?」と空振りすることがあります。
一応、全ゲームが3Dオーディオには対応しているとの事ですが、最適化しているかどうかで大きな差が生まれます。

こういう次世代感を味わうと、昨日発表された『戦国無双5』や『NINJA GAIDEN マスターコレクション』がPS5版に対応していないのが残念に思います。まだ『戦国無双5』は万人受けするゲームなのでPS4版だけでも良いでしょうけど、『NINJA GAIDEN マスターコレクション』はコアユーザー向けなので、こういうゲームこそコアユーザーが多いであろうPS5版でアピールすれば良いのにと思う。せっかく久しぶりに蘇らせるリマスター版を旧世代基準でプレイしたいとは思いにくい。かと言ってSwitchで受けるタイトルでもないでしょう。

  • ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー
    PS4ロンチから3ヶ月16日後に発売
    PS4版63%:PS3版37%
  • シーフ
    PS4ロンチから3ヶ月21日後に発売
    PS4版64%:PS3版36%
  • ウォッチドッグス
    PS4ロンチから4ヶ月4日後に発売
    PS4版67%:PS3版33%

PS4の時は、コアユーザー向けタイトルの割合(PS4:PS3)が、ロンチから3~4ヶ月程度でPS4版65%ほどになりました。この時点でのPS4の販売台数が60万台程度にも関わらず、約1,000万台のPS3をマルチタイトルの販売数で上回ったわけです。
これはBD版での比較です。日本はDL版の割合が欧米に比べて低いですが、それでもPS3よりはPS4の方がDL版も増えているでしょうから、DL版も含めるとさらにPS4版の割合が増えるはず。私も3本ともDL版を購入していました。

これが『ウイイレ』になるとPS4版24%:PS3版76%になる。コアユーザー向けかそうでないかで、めちゃくちゃ大きな差があります。

PS5においては、イギリスで『Hitman 3』がPS5版49%:PS4版25%でした。PS5ロンチからわずか2ヶ月後で。

『NINJA GAIDEN マスターコレクション』は、この読み違いで失敗していると思いますし、ほとんど話題になっていません。コアユーザー向けタイトルは単純な普及台数を意識すると空振りします。ロンチ直後特有のソフト不足で乾いているコアユーザーは、次世代機向けゲームに強い関心があるので、もったいない気がする。

SIEすらアップグレードに消極的な中、PS5版『The Sinking City』が突然配信されて嬉しいサプライズになりました。

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