2018年4月19日にリリースされた『メタルマックス ゼノ』をクリア。クリア後に解禁されるモードが面白いです。
ハンターモード
クリア後のデータから引き継いで2周目のゲームプレイが可能で、ストーリーモードとハンターモードの選択が可能です。
ストーリーモードは1周目と同じモード。ハンターモードは、ストーリーやイベントは最小限にしたモードで、かなり自由に行動できて戦車改造とモンスター討伐に特化できる。
難易度も変更可能で、最初はノーマル★とハード★★。2周目をクリアするとスーパー★★★★が追加される。
2周目のノーマル難易度は、クリアを目指せば1~2時間でクリアできる。ストーリーによる制限がほぼ無いので、いきなりリブロドームにトラベル可能ですし、そこから一気にラスボスを目指して倒すだけ。それくらい制限が少ないモードということです。
真骨頂
敵のドロップ品も変化しており、宝箱や埋蔵アイテムも変わっている。高品質な武器や戦車や素材が世界の様々な場所で入手できるようになり、自由に探索して強化するのが楽しい。高難易度モードがあるおかげで、強化しても強化しても、さらなる強敵と熱いバトルができる。2周目以降に追加されるWantedモンスターもいます。
最初の感想で「進行方向も1本道であり、順番にエリアを解放していく。これはちょっと戦車の強化が魅力であるこのゲームには合わないかと思った。オープンワールドとは言わないまでも、エリア移動や行動範囲の自由度はもう少しほしかった」と書きましたが、ハンターモードはこの問題がありません。
そして「戦車を強化してWantedモンスターを倒していくというゲームの主軸は、しっかりありました。敵のドロップはボロボロあるし、ロード高速で便利なファストトラベル機能もあり、このゲームの楽である戦車改造とWanted討伐に没頭できる」とも書いており、この魅力がハンターモードでさらに高まる。
個人的にはストーリーとキャラクターにハマれなかったこともあり、2周目以降のハンターモードの方がゲームとして面白いと感じています。本当に「クリアしてからが本番」という気持ちなれた。世界を自由に探索しての収集→戦車改造→Wanted討伐という流れにハマる。新たな戦車の設計図も入手できて、改造の幅も広がり、どうやっていじっていくか想像するだけでワクワクできる。
改めて1周目の自由度の制限はゲームを悪くしたと感じた。レビューを見ても自由度の少なさを指摘する声は多く、その指摘は納得もできる。早期にこのハンターモードのような魅力を見せることができていたら評価も変わっていたんじゃないかと思います。
1周目も快適さがあってプレイしやすかったので悪くはなかったですが、クリア後に面白さが増した。軸となる面白さはしっかり感じられましたし、公式Twitterが「いろんなご意見を拝見しております。しっかり、受け止め、微力ながら、今後のシリーズにいかして参ります」ともツイートしており、今回多数寄せられているであろう意見が次に生きるなら、次はもっと期待できそう。