北米で3/17にリリースされた『Jamestown+』。
良いゲームです。
弾幕の隙間を抜けながら弾を撃ちまくるという王道の2Dシューティング。単に王道の2Dシューティングってだけでなく、バランスの良さ、キャラクターデザインの良さ、音楽の良さなど全体的にクオリティが高い。ゆえにプレイしていて面白いし気持ち良い。
敵を破壊しまくる爽快感と弾幕を抜ける緊張感、2Dシューティングの面白さを思い出しました。難易度調整も良くて遊びやすい。強いて難点を言えば、敵を破壊する時は気持ち良いですが、ダメージを与えている時に銃撃の手応えが無さすぎて寂しい。
1ステージの長さが丁度良いです。長過ぎてダレる事がなく、どちらかと言えば短い。この腹八分目という感じの長さが、次のステージに向かいたくなる気持ちを高めるから止められない。サクッと気軽に遊べる。
各ステージ前のタイトル表示や、ボス戦でのボス名表示など、ちょっとした演出で気分が高まります。
プレイして最初に感動したのは音楽です。序盤のステージからクライマックスのような壮大さを感じる音楽が流れて気分が高まります。大作RPGの見せ場で流れるような音楽が普通に使われているので、シンプルな2DシューティングゲームにはBGMのオーバースペックさを感じるほど。
ステージの最後にはボスがいますが、各ステージのボスに個性があって面白い。見た目は飛行機だったり列車だったり虫だったりパターンが豊富。虫も最初は地上を這っていたのに羽が生えて飛び、さらに攻撃を加えると地上に落ちて攻撃してくるといった展開にもなっており凝っている。
ステージをクリアすると成績や難易度に応じてお金が入手できます。SHOPでは機体やゲームモードなどが購入可能。こういう買い物要素があるので、同じステージを繰り返しプレイするモチベーションにも繋がる。
ステージクリア後にはビジュアルとテキストでストーリーが語られます。2Dシューティングなのでゲーム中は英語力も日本語力もまったく関係なく楽しめますが、ステージクリア後のストーリーを理解するには英語力が必要。これは是非ともローカライズしてほしいですね。
PS4版である『Jamestown+』は3件しか評価が無くて、90/80/80なので平均83点。2011年に発売されたPC版の『Jamestown: Legend of the Lost Colony』は81点(20件)でした。80点超えの良ゲー評価ですが、個人的は86~90点くらいあってもいいと思った。$20以下のタイトルというカテゴリーの中では、あまり減点要素がない。
インディーズ系のゲームはジャンルが豊富で良いですね。2Dシューティングもずっとやっていれば飽きると思いますが、久々にやってみると面白い。