昨日、北米版が解禁となった『MLB THE SHOW 17』。「今作は言語の壁がさらに高くなったなぁ……」と思っていたところでしたが、日本語マニュアルを見てビックリ。65ページのPDFファイルで翻訳されていました。
日本語マニュアルに力が入っている
私は『15』は購入して『16』は未購入でしたので、もしかしたら『16』でも同じだったのかもしれませんが、今作『17』の日本語マニュアルを見てビックリしました。
私がメインで遊んでいる「ROAD TO THE SHOW」モードですが、『15』の時から大幅に進化していて会話イベントが増えていました。これにより、野球に関する用語を知っているだけではダメで、英会話もちゃんと理解できないと意味不明な部分が多くなった。ゲームとしては素晴らしい進化なのですが、言語の壁が高くなってしまいました。
『15』の時のようには楽しめないかなと思っていましたが、日本語マニュアルとして「ROAD TO THE SHOW」モードの会話が65ページにもおよぶPDFファイルで翻訳されていました。
もちろん「ROAD TO THE SHOW」モード以外も詳しく日本語解説されています。『15』の時は自分なりにマニュアルを作ってブログで記事を書きましたが、公式でここまで丁寧な仕事がしてあると、もうそういうことをする必要性は感じません。素晴らしい。
ここまで翻訳して日本版が出ないのはもどかしいところです。SIEの歴史ある看板タイトルでPS4独占の高評価ゲーム。健全なスポーツゲームだからCEROもAで問題なし。『MLB THE SHOW 17 (英語版)』として日本Storeでも販売されているので権利上の問題でもなし。そしてマニュアル&インフォメーションサイトの作りから、このゲームに対するSIEJAの熱も感じます。
いろんな事情があって日本版が出ないのは仕方ないですが、こうやって出来る範囲で力を入れて頑張ってくれているのは嬉しい。
マニュアルサイトやPDFファイルはゲームを購入していなくても自由に閲覧できますので、興味のある人はチェックしておいたほうが良いでしょう。
コメント
>>nanashiさん
日本語マニュアルを見るとSIEJA内部の熱は感じますので、あとは売上の見込みというところですね。
『15』の時から「ローカライズされたら買う」という声もありましたし、英語版のまま日本で売れるかどうかというと現実的には少し厳しいですかね。
結構前ですがSIE公式生放送でローカライズプロデューサーがこのゲームは日本では人気がなく、国内販売すら危うい状態だったが、何とか英語版のままであれば配信できるようになったそうです。
ローカライズについては、一定の売上が見込めるようになれば可能性もある、と言っていたのでMLB好きがどんどん購入していくしかないですね。
公式マニュアルについては、このローカライズプロデューサーが大のMLB好きなので、もしかしたら公式マニュアルの製作に関わっていたとしたらそれだけの事をしそうな感じがします。(とあるゲームで、SIE自社販売でないのにそのゲームが面白いということで、ボランティアでローカライズ作業とオープニングの歌詞を翻訳して自分で歌っているくらいの人ですからね)