2/10にリリースされた『東方紅輝心』(2,500円)の全トロフィーを獲得しました。『東方Project』の名前は有名ですので知っていますが、その中身に関しては知識0の状態でプレイを始めました。初東方です。
『東方紅輝心』はアクションRPGです。全体マップからステージを選択するシステムで、ストーリーに沿って新たなステージがアンロックされていく形式。10章まで進むと、過去のステージに再訪できて、ボスとも再戦可能。
○ボタンが通常攻撃。メインで連打するボタンとしては□ボタンの方が押しやすいので、ボタンコンフィグができないのは少し不満。□、△、R1にはスキル・スペルを自由に設定できる。スキル・スペルの種類は多く、自分好みに設定するのは面白い。ディアブロIIIのビルド構築みたいな面白さですね。MPのようなものは無く、スキルは時間経過で回復するので、ガンガン使ったほうが良い。アクションRPGはMPの消費を気にしないで、スキルをガンガン使えるタイプの方が爽快に戦えて面白いです。
× | ジャンプ |
○ | 攻撃 |
□ | スキル1 |
△ | スキル2 |
R1 | スキル3 |
OPTIONS | メニュー |
ロードは短くて快適です。
ステージはトップビューとサイドビューがあり、工夫されている。
説明書はゲーム内で閲覧可能。WEBのオンラインマニュアルよりクイックに見られますので、ゲーム内にあるのは有難い。紙の説明書が廃止傾向にあり、オンラインマニュアルかゲーム内マニュアルかに分かれている感じですが、ゲーム内マニュアルの方が動作快適で好みです。
このゲームの魅力は豊富な装備品を集めるところです。敵を倒すとポロポロと装備を落としますし、宝箱からも入手可能。同じ名前の装備品でも個体差があるので、より品質の良い装備を入手するのが面白い。
敵を倒すとEXPが得られてレベルアップします。王道RPGのレベルシステムですね。レベルアップ時にHPは全回復。
アクションの難易度は易しめです。キャラクターの動きも警戒で、雑魚戦はストレスを感じることがほとんどなく、ほどほどの爽快感でバッサバッサと倒せる。易しくてスイスイ進める反面、草刈り的な淡泊さも出てくる。一部のステージで小さい敵が見難いと感じるところもありました。
ステージの最後にはボス戦がおり、そこそこ歯応えのあるボスもいます。ボスの攻撃パターンを見極めて、こちらの攻撃を当てる。ボス戦は、しっかりアクションゲームしています。
PS4版はPC版の最高画質設定で60fpsのアクションということですが、ボス戦で少しカクついたり、プチフリーズがありました。
トロフィーも易しめの設定ですので、攻略情報的なものもさほど必要ありません。
└真のエンディングを見た
通常エンディング後に「迷宮」が追加されます。「迷宮」を20階まで進めてボスを倒す。迷宮20のボスですが、普通に戦ったら超強いと思いましたが、○○○□(ヴァンパイアンピュティテイト)だけで、ほぼハメられる事に気付き、余裕で倒せました。
迷宮20のボスを倒した後、「紅魔館」に入ると入口近くに光が集まっているので調べると回想イベント。このイベントは無双的に進められるので、最後まで進める。
「大工場」に待ち針が刺さっているので入る。一見、初回プレイ時と変わらないように見えるが最奥のボスを倒すと少し違った展開になってハッピーエンド。
└10000を超えるダメージ表示をたたき出した(レミリアもしくは咲夜で)
香霖堂のカプセルトイで入手可能な最強武器「ビッグバンクロー」でCRITICALを出せば達成可能。このカプセルトイを利用するとトロフィー「景品ゲット」も獲得可能。
└CRITICAL発生率が50%を超えた(レミリアもしくは咲夜で)
私は不要な装備を売っていたので、このトロフィーが最後に残りました。武器:背水の爪とアクセサリ:クリスタルスカルのCRITICAL発生率が高い。
武器 | 背水の爪 | 香霖堂のカプセルトイ(入口付近のガチャガチャ)で入手。 CRITICAL発生率は24~29%ぐらい。 |
防具 | カリスマキャップ | 大工場のツボがたくさんある部屋で入手。 CRITICAL発生率は7~10%ぐらい。 |
アクセ | クリスタルスカル | 迷宮11で西にいる黒い犬を倒して入手。 CRITICAL発生率は16~17%でした。 |
稼ぎは、香霖堂のカプセルトイで入手可能な「武器:グリードグローブ」と「アクセサリ:ジュピターアゲート」を装備してドロップ率を700%オーバーにする。敵がボロボロとアイテムを落とすようになるので、迷宮でアイテムを集めて香霖堂で売却。迷宮11の西(宝箱とツボの部屋の右隣)に黒い犬が出現して稀に「クリスタルスカル」を落とす。後はお金を貯めて香霖堂のカプセルトイで「背水の爪」を入手すれば、防具は適当な物でもCRITICAL発生率50%超えするでしょう。防具はCRITICAL発生率10%の物しか発見できませんでした。防具でも15%以上の物があれば楽に達成できるんじゃないかと思います。
全体的にサクサク遊べる易しめの内容でした。かわいいキャラクターに興味を持って購入した人が、アクションで詰まってしまわないようなバランスにしてあるのかと思います。易しい反面、戦闘は緊張感や手応えに欠けてしまって草刈り感も出てきますが、装備品集めやストーリーがモチベーションUPに繋がってゲームを引っ張る。
ストーリーに関しては、キャラをまったく知らないので入り込めませんでしたが、今回は初めて『東方Project』に触れるという事で、どんなキャラが出てくるかということ自体への興味があったので、退屈はしなかった。『東方Project』をかじる良いきっかけになったと思います。
やり込み要素が薄めですので、ボリューム的な不満はあるかもしれない。装備が充実して強くなっていく感じが心地良いので、もっともっとクリア後の装備品集めを楽しみたかったという気持ちもある。反面、全トロフィー獲得までプレイできたという達成感はある。
ボリュームの件も踏まえて、ロイヤルティーもろもろの事情があって仕方ないかもしれませんが、2014年9月22日にリリースされたPC版の1,944円という価格が見えているので、2,500円は少し割高に感じる。こういう装備集めのゲームは好みですので、戦闘の単調さはありつつも十分に楽しめました。雑魚戦の単調さもスキル・スペルの設定で、自分の戦い方がハマると心地良いです。
音楽の雰囲気も良かったです。
コメント
あぁつまり東方紅魔郷で悪者として登場した吸血鬼の一味を主人公に
シリーズ全体を通した幻想郷を表現したゲームでもあるということです
東方を語る上で幻想郷はなくてはならず、東方を知らないユーザーにも分かりやすく作っていると思えます
その点ではPSでリリース出来たのはいいことだと感じますね
もう少し値段が抑えればいいと思うんですが、好評みたいなのでいいかな
弾幕によるSTG要素と魅せるスペルカード(追い込まれると中央に上がって弾幕をばら撒くアレ)をアクションゲームに上手く溶け込ませてるんですね
ボスのだす弾幕エフェクトとその軌道も個々のボス登場原作作品をほぼ真似てます
それと幻想郷という世界観もちゃんと表現できており、ゴチャゴチャした香霖堂や人っ子誰もいない博麗神社、しょうもない記事ばかりの文々新聞といった具合に
ビジュアル、映像ともに東方ファンなら満足の出来ですね
原作でなくても、幻想郷の彩りは原作者が書いた小説でも楽しめるので
趣向があえば呼んでみるといいですよ。おすすめは東方香霖堂ですね
原作が弾幕シューティングなんですね。完全に思い違いをしていました。単純にZUN氏が創作したキャラクターや東方の世界を二次利用できるような構造だと思っていましたが、これは『東方紅魔郷』の二次創作だったんですね。
次の東方は『不思議の幻想郷』で、4月予定とのことでしたが、まだ発売日確定していませんね。
僕もクリアできました~レミリアのほうでアドバイスを
全エピソードをクリアした後に、セーブリターンを利用して、
限るだけクリティカル発生率を50近くまであげた装備とヴァンパイアピュテイト(75レベル辺り解除)、紅符「不夜城レッド」を装備して、フランちゃんをATMにします。
スタートからマップに戻るまで、早くて40秒程度に撃破できる上に、一戦ごとにほぼ確実に1レベルあがるので、着々とATM化できます。
溜まったお金で確実にトロフィーを狙えばおk。もしレアの上に個体差が高いのが当たれば
そこでセーブして、ATMにいくだけですね
勿論、トロフィー目的ならいいんですけどw
遊んだ感想は、原作(STG)のノリがちゃんと盛り込んでいて楽しめた
二次創作でありながら、グラフィックに文句のつけどころがなく、これからHD版東方作品がでると思うとたのしみで仕方ない作品でしたね
因みにエンティング二つ分けられてるのは原作も同じで、東方紅魔郷のエクストラモードではこれの比にならないくらい難しいです