FF10のようなストーリーにクロノ・トリガーのような戦闘の『いけにえと雪のセツナ』に期待

「あの頃、みんなRPGに夢中だった。とりもどそう。ボクたちのRPG――」というキャッチコピーの『いけにえと雪のセツナ』。2016年2月18日(木)にPS4とVITAで発売予定。

価格は5,184円(税込)ですが、ダウンロード版のプレオーダーは500円引きで4,684円でした。

いけにえと雪のセツナ
スクウェア・エニックス
2016-02-18


FF10のようなストーリー

その島には、古来より伝わる習わしがあった。

十年に一度 いけにえ を捧げ、魔物被害を抑制する。

この いけにえの儀式 により、かろうじて島の平穏は保たれてきた。

ところが、次の儀式の年を待たずして、
魔物被害が急増し始めたのだ。

事態を重く見た島の人々は、例外ではあるものの
再度 いけにえ を捧げることで魔物たちを鎮めようと考えた。

いけにえ の名は“セツナ”。
極めて高い魔力を持つ十八歳の少女。

いけにえの儀式が行われる“最果ての地”へ、
“セツナ”は護衛隊とともに旅立ってゆく-。

FF10を彷彿とさせるようなストーリーです。いけにえ役のセツナが世界を救うために犠牲となる召喚士で、その護衛隊はガードという感じ。“最果ての地”はザナルカンドみたいな存在ですね。

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クロノ・トリガーのバトルがベース

クロノ・トリガーに用いられたATB2.0をベースにバトルシステムが設計されている。

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開発者インタビューでも「企画段階だと、どんなゲームシステムにするかはざっくりと簡略でした。『クロノ・トリガー』のようなシステムを目指す、と」と言っていましたので、かなり『クロノ・トリガー』は意識しているようです。

『いけにえと雪のセツナ』の魅力に迫る連載企画! 旅の仲間たちの紹介に加え、ディレクター&プロデューサーへのインタビューも掲載【特集第2回/電撃PS】 – PlayStation®.Blog

推定クリア時間は20~25時間

雑誌に掲載された「平均クリアー時間」は、20~25時間でした。これはメーカーが提示している数字になるかと思います。メーカー提示の数字は少し長めの設定というイメージはありますが、長くなりすぎず多くの人がエンディングまで到達できそうなプレイタイムかと思います。開発者の方も「実はRPGのクリア率は思ったほど高くなくて。つまり、エンディングまでストーリーを見ていない人が多いわけで、とても残念なことだと感じています」と言っていました。

とりもどそう、ぼくたちのRPG。スクエニ×TRFが『いけにえと雪のセツナ』を作った理由  – 電撃

プレイタイムは15時間でも30時間でも構わないのですが、しっかりストーリーがまとまったうえで完結してほしい。布石や伏線のような物を散りばめておいて、それが回収されずにうやむやに終わるとか、尻切れトンボのような結末にならない事を願いたい。続編を匂わせたりもせずに、長編RPGを終えた時の余韻にしっとり浸れる結末を期待。

現実は厳しいか

COMG!様のTVゲーム予約ランキングでは2016年2月5日閉店時点でPS4版もVITA版も圏外。Amazonのゲームの売れ筋ランキングでも現時点でPS4版が34位という事で渋め。

プレオーダー済で楽しみにしているタイトルです。

開発者の方は「昔遊んでおもしろかったゲームは、今遊んでも古さを感じないんですよね。少なくとも僕は古さを感じないことが多いです」という熱い想いで開発しているようですが、個人的には昔遊んでおもしろかったゲームでも、今遊ぶと古さは感じる。やはりゲームは進化・変化しているなという事で良いことだと思っています。この点に関しては開発者の方とはズレを感じており、懐かしさと1周回っての新鮮さが魅力になるかと思っている。「10年後にも通用する新しい“王道RPG”にできればいいなと思っています」という開発者の熱い想いが、どのように受け止められるかなどユーザーの反応も気になるところです。

海外だとインディーズで2DのコマンドRPGもありますし、日本でも2DのRPGがもう少し盛り上がっても良いかと思います。スクウェア・エニックスがこういうプロジェクトを打ち出したのは、ひとつのきっかけになるかもしれない。『いけにえと雪のセツナ』に注目しています。

コメント

  1. より:

    雪のステージしかないのかな?
    ミスリードであってほしいなー

  2. ちょくちょく見てます より:

    FF10のユウナレスカ戦前のメンバーの決意みたくシビレさせてくれる展開あればいいなぁ
    さすがに苦労してたどり着いていけにえなって終わり、ってことにはならんと思うが
    とりあえずお手軽価格だし、展開まったくわからん状況で進めたいし発売日買いするわ

  3. しら より:

    ブレイブリーは懐古を釣ろうとした感が酷すぎて嫌いだったがこれはどうだろうな

  4. おたこん より:

    なんか、製作者側が「泣ける」「切なさ」を宣伝されると興醒めします
    はますけさんの言う通り時勢にあった新鮮さを感じられるような進化であってほしいですね

  5. 通り、すがり より:

    これは期待してるタイトルです。
    ストーリーはどうなんだろうか。
    自分の当時のRPGに多い”壮大な冒険”を期待してるけど
    そういうのとは少し違うんかな
    ストーリーが”泣きゲー”だったらちょっと……って様子見…

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