『State of Play』2月26日(金)7時配信

イベント

今年初となる『State of Play』の配信が2月26日(金)7時に決まりました。

概要

  • 時間は30分
  • PS5とPS4で発売予定の10タイトルを中心に紹介
  • 新規発表タイトルや、2020年6月に放送したPS5の映像イベント『The Future of Gaming』でお披露目したソフトウェアメーカー各社とインディーズデベロッパーによるタイトルのアップデートなど
  • ハードウェア、ビジネスアップデートに関する情報はない

日本時間2月26日(金)午前7時より「State of Play」放送決定! – PlayStation.Blog

ファミ通では「以下、リリースを引用」として「10タイトルを中心にご紹介します。ふたつの新作タイトルや、2020年6月に放送したPS5の映像イベント『The Future of Gaming』でお披露目したソフトウェアメーカー各社とインディーズデベロッパーによるタイトルのアップデートなどをお届けする予定」と書いてありました。
間違いでないなら、未発表の新作が2本、発表済タイトルのアップデートが8本となるのかな?
“State of Play”2月26日7時に放送決定! PS5とPS4の新作10タイトルの紹介を中心に30分間放送 – ファミ通.com

イベントで重要な大きな1発

あくまで「発表イベントで」重要となるのはインパクトのある大きな1発です。驚きがないと、イベントとしてはネガティブな感想・評価になるのは常。イベントがなくても日々新作ゲームは発表されています。あえてイベントを開催して注目を煽って発表するとなると、その期待値に応えられるだけの中身がないと反発がある。10本の中で1本だけで良いので、驚きを与えられるかが注目。野球で言えば打率より豪快なホームランが重視されるみたいな。イベントの目玉というか軸というか、先のニンテンドーダイレクトで言えば『スプラトゥーン3』ですかね。

『State of Play』は、この点で過去に何度も失敗しており、せっかくの発表イベントでネガティブな印象を残していました。

  • 第1回(2019年3月26日) 高評価16%
    VRゲームがメインで個人的には良い内容でしたけど、一般受けは悪かった。英語版も日本語版も低評価多数でした。
  • 第2回(2019年5月10日) 高評価69%
    6タイトル1ハードの発表で、新発表となったのは『PREDATOR HUNTING GROUNDS』。新発表のインパクトは弱かったけど『モンスターハンター:ワールド アイスボーン』『ファイナルファンタジー7 リメイク』のトレーラーがあり、シリーズのファンを喜ばせた。
  • 第3回(2019年9月25日) 高評価55%
    大きな新作発表はなかった。『デス・ストランディング』の同梱版が発表。大トリは『The Last of Us Part II』の発売日発表でしたが後に延期。
  • 第4回(2019年12月10日) 高評価82%
    Storeからの情報漏れがあったのもの『バイオハザード RE:3』が新発表となった。過去の放送の中で一番盛り上がった新発表タイトルかと思います。
  • 第5回(2020年8月7日) 高評価61%
    『Hitman 3』のVR対応が発表されたり、ラストは『Godfall』の9分の映像でPS5ロンチタイトルを見せるという狙いはありましたが、国内ユーザーの反応は冷ややかだった印象。前回が『バイオハザード RE:3』だったので、期待値は上がっていたかもしれない。

※1つのゲームを特集した『State of Play』は除く。
『State of Play』ではない発表イベントは、2020年6月12日の『PS5 – THE FUTURE OF GAMING SHOW』と2020年9月17日の『PLAYSTATION 5 SHOWCASE』。こちらは両方とも良かった。

過去の発表を見ると、『State of Play』では第4回の『バイオハザード RE:3』の時だけ高評価82%という良い反応を貰っている。こういう発表イベントで、視聴者がどれだけ大きな新発表を求めているかというわかりやすい結果。
次点が第2回の高評価69%ですが、『モンハン』『FF』という国内最強クラスの合わせ技でも、続報だとそこまで高い評価は得にくいというのがわかる。
これがこういうイベントの逃れられない特徴であり、やる以上は向き合わないといけないところになってくる。

こういうイベントで低評価が続くのはわかりやすいデメリットがあり、シンプルに視聴者が離れる。実際、第5回の再生回数は13万回で視聴回数が多いとは言えない。『ニンテンドーダイレクト』は絶大な信頼があり、その度に大きな話題にもなる。『State of Play』は既にイベントの期待値は落ちている印象なので「見なくていい」を選択する人が増えてしまい、注目度が下がって宣伝効果も下がる。これならイベントじゃなくて個々に発表したほうが目立てる可能性が出てくる。

個人的には高評価16%の第1回から満足していたし、発表イベントは楽しいものです。でもコアユーザー向けの発表で満足できるコアユーザーは、目立つ発表イベントでなくても情報を追ってます。
あえてこういう発表イベントをやって、Twitterなどで「ガッカリ」の声が多くなる事のほうが残念。「やらないほうがマシ」という事にもなるので、やる以上は過剰に期待しているであろう多くの視聴者を満足させる必要がある。

PS5版アップグレードに期待

コロナ禍の厳しさもあり、先のニンテンドーダイレクトも珍しく北米でのBAD評価が多かった(GOOD6.2万/BAD1.7万)。コロナ禍により、期待されている新作の開発の遅れを感じさせる。

個人的にはPS5版アップグレードに期待します。『デス・ストランディング』はDLCか続編の「匂わせ」みたいな画像(資料が写ってたやつ)がありましたし、PS5版がくると嬉しい。
触感と相性の良い車両と銃もあるし、『アストロプレイルーム』で良かった雨もあるし、3Dオーディオが生きそうなホラー&ステルスなシチュエーションもあるし、PS5との相性は抜群に良いはず。

おそらくどこも新作の開発の遅れはあるでしょうから、比較的頻繁にリリースされているPS4版→PS5版のアップグレードで楽しみたい時期。

7時

SIEの発表は5時か7時が多いですが、今回は7時のパターン。先のニンテンドーダイレクトも7時でしたが、なぜ7時かと言えば欧米でも人が起きている時間だからかと思います。
下記6都市はPS4のシェア上位5ヵ国。

東京 パリ/ベルリン ロンドン ニューヨーク・LA
2月26日7時 2月25日23時 2月25日22時 2月25日17時・14時
2月26日19時 2月26日11時 2月26日10時 2月26日5時・2時
2月26日23時 2月26日15時 2月26日14時 2月26日9時・6時

第4回 State of Playは23時でした。この回は『バイオハザード RE:3』の発表がありましたし、日本を意識した時間帯だったかもしれない。
23時開始の時は、日本に強くアピールしたい何かがあると予想できるかもしれない。

5時か7時なら7時のほうが良いので7時で定着させてほしいですが、おそらく欧州のサマータイムの事情により、日本5時というパターンはあると思う。サマータイムだと、日本の7時はフランス・ドイツの0時、イギリスの23時。日本が5時だとフランス・ドイツは22時、イギリスは21時。
お互いに朝と夜のギリギリの時間帯のせめぎ合いで、1時間の差が大きいですが、サマータイム中は、せめて日本6時、フランス・ドイツ23時、イギリス22時にしてほしいところではあります。

なんにせよ2021年初となるプレイステーションの発表イベント、期待せずに見るというものにはしたくないので、全力で期待して見ます。

コメント

  1. 匿名 より:

    ジョンカビラさんのナレーション付きとなると、ある程度日本でも売れる見込みのあるタイトルの発表があるのかもしれませんね。
    調べてみたところ、ナレーション付きはFF7の2回目、ラスアス2の3回目、バイオRE3の4回目だけみたいなので、日本にも受けそうな(それかソニーのビックファーストタイトルの発表)の時にはナレーション付きなのかもしれない…だといいなw
    噂になってるFF7リメイクの追加コンテンツ付きPS5版が目玉だったら嬉しいようなショックな様な複雑な気持ちかもしれません。何はともあれ、楽しみですし、ライバルのニンテンドーダイレクトを見習って良い方に進化し続けたほしいものです。

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