システムソフトウェア6.50のiOSでリモートプレイ

システムソフトウェア6.50で実装されたiOSでリモートプレイを試してみました。

 

設定方法は公式ブログに書いてあります。

アプリ側から解像度とフレームレートが選択できます。
右上にあるギアのアイコンをタップして「リモートプレイのビデオ品質」を選択。
解像度は360p/540p/720p/1080pの中から選択可能。
フレームレートは標準と高。デフォルトでは標準なので、高速なネットワークを使用している場合は高にしておきましょう。

リモートプレイアプリはデュアルショック4に未対応

現状のPS4 Remote Playアプリでは「本アプリでワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)はご利用になれません。」とのことです。
画面に表示されるボタンでは操作しにくいので、ネタで少し動かしてみる程度なら面白いですが、あえてその環境で日常的に遊びたくはならないです。「iPhoneでPS4のゲームがプレイできたー」という小さな感動だけです。
もしくは、あえてこの環境で使いこなすチャレンジを楽しめるかどうか。


ちなみに↑の画像はiPhoneのスクリーンショット機能で撮影。SHAREボタンもありますが、iPhoneでもスクリーンショットが撮影できる。撮影禁止区間でもiPhoneからならスクリーンショットが撮れちゃいます。

 

iOS対応のMFi認証コントローラーなら物理ボタンで操作できるようです。私はリモートプレイ用に欲しいと思えるコントローラーは無かったですが、使い慣れたiOS対応のMFi認証コントローラーを持っている人なら、かなり良いプレイ環境になるかと思います。このアプリの問題はコントローラーのみですから。
Twitterの報告を見るとL3/R3に対応しているコントローラーはあまりないようです。

限定的な環境でデュアルショック4も使用可能

PS4本体の近くでプレイする場合のみデュアルショック4を使う方法もあるので、それを使ってテストしてみました。

 

  1. サブアカウントでiPhoneからPS4に接続してリモートプレイ
  2. デュアルショック4を使ってメインアカウントでログインしてゲームプレイ


 

かなり良いです。

 

微妙な遅延は感じ、レティクルの反応が少しだけ重いですが、操作感は中々良好。全方向に素早く繊細なレティクル操作が求められるFPS・TPSは難しさを感じますが、それ以外のジャンルならカジュアルに楽しむ分には概ね問題ないレベルかと思います。FPS・TPSに関しても、VITAのスティックよりもデュアルショック4のスティックのほうが操作しやすいので、VITAと比べた場合の操作性は向上している。L2/R2/L3/R3の問題がなく、いつも通りの持ちやすいコントローラー。

 

VITAは解像度が960×544ですので、画質もVITAよりもiPhoneの方が良いです。VITAの時に感じていた濁りみたいな粗さが出にくい。かなりキレイな印象。こうやって比較してみると960×544の解像度は苦しいところもあったと感じる。スマホの画面でハイクオリティなゲームがキレイに動いているのは未来の技術を見ているようで感動する。

 

接続も概ね安定していますが、たまにカクッとなる。

 

今は『デビルメイクライ5』をプレイしていますが、携帯機版を楽しんでいる感じで新鮮さもある。これなら日常的に使いたいレベル。

コントローラーの問題が解決すれば素晴らしい

現状は正規の方法でデュアルショック4が使用不可なので、日常的には利用しにくいものです。しかし、限定的な環境でのデュアルショック4の動作テストは好印象だった。VITAのリモートプレイで抱えていた操作面と画質面の問題が改善されている。

 

マイクアイコンをワンタッチするとボイスチャットモードになるのも、地味に良いアイデアでした。

 

問題はコントローラーのことだけ。それ以外は概ね問題なく、VITAよりも良い点が見える。コントローラーのこともiOS対応のMFi認証コントローラーを所有している人にとっては解決していると思うので、既に日常的に使えるアプリでもある。PS4本体の近くであればサブアカウントを使う方法でデュアルショック4が使える。

左右から挟むコントローラーが理想

デュアルショック4じゃなくても、それに近いコントローラーが出れば良いかと思います。スマホと組み合わせるならSIEが特許を出していたコントローラーみたいなのが理想。

スマホを左右から支えるから持ちやすくて重くない。デュアルショック4の上に合体させるタイプは重くて疲れやすいです。ガマンできない範囲ではないけど、ガマンしながら使うような物は定着しにくい。
スマホをテーブルに置いてプレイする選択もありますが、それだと使用環境が限定的になる。せっかく携帯化させるのに、携帯機でけっこう重要な「寝ながら」「ダラダラしながら」のプレイがしにくいのはもったいない。昔ながらの「携帯ゲーム機」っぽさがないのも少し寂しい。タブレットの場合はサイズがあるので分離していて良いですけど。

Apple Storeで挟み込むコントローラーが販売されていますが、これならVITAでプレイしたほうが良いかなと思える。L3/R3にも対応していないようです。


SIEの特許画像みたいな持ちやすそうなグリップで、ボタンもPS4に対応していれば完璧。前にこのSIEの特許画像を見た時は欲しいとは思わなかったですが、PS4 Remote Playアプリを触った後だと、このコントローラーが欲しいと思える。

 

コントローラー以外の部分は良かったので、コントローラー問題さえ解決すれば、素晴らしい存在になる。何にせよ、次の動きの注目点はコントローラー。新型コントローラーは高望みし過ぎでしょうから、なんとかしてiPhone対応のデュアルショック4が出てほしい。それならリモートプレイ専用に即買い。

 

5Gが来ればPS4とスマホの関係も劇的に変わりそうです。Xperia 1は5Gに未対応だったのでiPhoneからの機種変更はスルーすることに決めましたが、その後継機っぽいのでプレミアムな5G対応のやつが出るらしいので、そこに注目しています。

システムソフトウェア6.50もそうでしたが、次世代PSと5Gという大きな波があるので、そのための下準備もこれからいろいろ見えてきそうですね。

コメント

  1. Hamasukei より:

    >>ヨイショさん
    ケムコのRPGをやってみたらそこそこプレイできました。横向きだと指で画面が隠れるのが難点でしたけど。
    寝ながらスマホを見ていて、ふとリモートプレイアプリを立ち上げるとPS4が起動して動かせるっていうのは改めてすごいと思いました。

  2. ヨイショ より:

    やってみました
    操作性はさすがに悪かったけれどセツナのレベル上げくらいなら、
    寝ながらできることの方が大きかったし結構良かったです

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