2018年5月29日に配信された『SEGA Genesis Classics』($29.99)がアップデートでPSVRに対応。メガドライブのゲームが53本入っています。
『SEGA Genesis Classics』のVR対応とは
Genesisとは日本でいうメガドライブです。そのゲームが53本入っている『SEGA Genesis Classics』。旧機種の旧作詰め合わせがVR対応という面白さ。
起動すると、自分は部屋の中央にいます。
正面にはテレビとメガドライブ。
右はゲーム棚とベッド。
左はデスク。
後方はドアとポスターとサイン色紙など。
自由移動ではなく、例えばゲーム棚を見て×ボタンを押せば近づいてゲーム選びになる。VRならではの感動があり「おおっ!ゲームいっぱいあるじゃん」と、ホントに目の前にパッケージソフトがある感じで嬉しい。それを自由に選んで遊べる。
起動の前にやっておきたい設定変更。デフォルトだとゲームを起動すると通常のシアターモード状態になります。これだとVRの魅力は生きにくい。メガドライブ本体を見るとCONSOLE SETINGSとなりますので、そこから×を押してEMULATOR SETTINGSへ。「START IN FULLSCREEN」のチェックを外す。
この状態でゲームを選んで起動すると、メガドライブにカセットが差さり、
画面が切り替わる事なく、そのままVR空間のテレビでプレイ可能。
これは素晴らしかった。アナログテレビでプレイしている感覚がありますし、メガドライブの実機、カセットの存在感もあります。コントローラーがダランとなっている事に違和感を覚えるほど。
自由移動ではないのですが、VRヘッドセットの動ける範囲内で移動可能。
アナログテレビに近づけばクッキリハッキリ見えますので、フルスクリーンモードにする必要性は感じない。解像度の問題も感じない。
ハードを近くで見る。カセットはオリジナルではなく簡易的なデザインのようですね。
これがGenesisのゲームパッド。
遠くからだと粗い画像になってしまうポスターも近くで見ればクッキリハッキリ。
ユニークなVR体験でしたし、今後もこういうスタイルが広がれば良いと思いました。VRゲーム部屋があれば、部屋の装飾アイテムに課金しちゃいそうです。SIEは『PlayStation Home』や『まいにちいっしょ』という部屋の装飾を楽しめるソフトを提供していましたが、VRでこそやりたい遊び。
『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』や『NEOGEO mini』など、実機+ソフト詰め合わせが人気ですが、VR空間の中で実機とパッケージの存在を感じられるのは面白い。特にクラシックゲームは、ただゲームがプレイできるだけという売り方じゃなく、こういう雰囲気作りも重要ですね。
53本のソフトが入っており、L2/R2で巻戻し/早送り、右スティックの上でクイックロード、下でクイックセーブという便利機能もあります。
『Sega Genesis Classics』は日本では未発売。日本語にも未対応。この素晴らしく面白いVR対応により、日本版も出てほしいと思いました。
Sega Genesis Classics (輸入版:北米) – PS4
- 出版社/メーカー: Sega of America(World)
- 発売日: 2018/05/29
- メディア: Video Game
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コメント
>>クラさん
https://psntrophyleaders.com/game/view/sega-mega-drive-genesis-classics-ps4
PSNTrophyLeadersでコンプリート率10%のVery Hard。PSN全体ではコンプリート率1%でした。
個別トロフィーがあるのは17タイトルのみ。各ゲームに1つか2つです。
ハイスコア達成だったり、ゲーム中で特定行動を取るものだったり、様々。
巻き戻し機能とクイックセーブ機能がありますので、アクションの壁は高くないかもしれないです。
設定も易しめなトロフィーが多い印象。
通常ゲームとは別枠でチャレンジモードがあり、特定のシチュエーションのみプレイするモード。
全20チャレンジ(20タイトル)をコンプリートするとトロフィー。こちらは巻き戻し機能が無効。
今のところ30%なので何とも言えないですが、獲得率が最も低いチャレンジのコンプリートが難しいかもしれない。
凄く気になっていたタイトルだったので紹介がありがたいです。
購入検討してますがトロフィーはどんな感じでしたか???