1エピソードごとに配信される「エピソディック配信」の評価傾向を調べました。
各話ごとのメタスコアとコンプリート版のメタスコア。()内は各話平均。
Life is Strange: Before the Storm (PS4) |
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Life is Strange (PS4) |
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Hitman (PS4) |
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Resident Evil: Revelations 2 (PS4) |
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Batman: The Telltale Series (PS4) |
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The Walking Dead: Season Two (PS3) |
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The Walking Dead (PS3) |
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各話毎の評価とコンプリート版の評価は差があります。
『The Walking Dead』は1話平均84.8点ですが、総合評価は94点。平均より+9.2点。
『Life is Strange』は1話平均79.2点ですが、総合評価は85点。平均より+5.8点。
逆に『Batman: The Telltale Series』のように1話平均が70点と低めの場合、総合評価は68点に下がる。
『Hitman』と『Resident Evil: Revelations 2』はアクションなので、ストーリー重視のアドベンチャーとは評価基準が違ってくると思います。
『Hitman』は平均76.3点で、総合評価は84点。平均より7.7点。各話の点数が70点から84点まであってブレが大きい。6話まであるのでボリューム面で評価もプラスか。
『Resident Evil: Revelations 2』は平均75.5点で、総合評価は75点。こちらは驚くほどブレが小さく、納得の総合評価。
傾向として、各話の評価が高いほど総合評価への加点が大きい。各話評価が低いと総合評価に減点される。メタスコアは74点までがMixed、75点からがPositiveということで、ちょうど74~75点が基準になっている感じ。
「エピソディック配信」形式だと、コンプリート版の評価が出るまで少し低めに見られるのが難点。総合94点でGOTY獲得数も多かった『The Walking Dead』ですら2話終了時点では84点の評価でしかない。『Life is Strange』も1話75点、2話78点という悪くはないが微妙な評価。5話までのコンプリート版で85点という高評価となる。
このことを理解しておけば、1話と2話が75~79点であった場合でも「これは総合評価85点いくかもしれない」という期待も持てる。
注目の『Life is Strange: Before the Storm』は1話目が78点で悪くないですが、これは全3話ですので、2話目で跳ねたいところではあります。