北米Storeで2017年4月7日にリリースされていた『Bulletstorm: Full Clip Edition』。とても面白いゲームでしたが、ようやく日本でのリリース日が決定。しかし、メーカー側の意向とは違うD指定が無念。
9/14~9/21の期間中は特別価格3,400円(税込)
リリース日は2017年9月14日、ダウンロード版のみのリリースとなります。
価格は4,400円(税込)ですが、初週限定価格で3,400円(税込)。もちろん『Duke Nukem’s Bulletstorm World Tour』もついてくる。北米版が$59.99ですので、日本版の価格はかなり頑張っています。
「できるだけそのままの表現でリリースしたい意向」でしたが
『Bulletstorm: Full Clip Edition (北米版)』の感想を書いています。
この時のコメント欄でもD指定でリリースされたPS3/Xbox360版の規制に関してコメントをいただきました。Amazonレビューを見ても、多くの人が規制に関してのネガティブなコメントを残しています。
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: バレットストーム(PS3)
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: バレットストーム(Xbox360)
規制のルールが違いますので、北米版から日本版にローカライズする時に規制せざるをえないゲームは多々ありますが、ここまで規制がゲームの足を引っ張るのは珍しいほうだと思います。
ファミ通が2/23時点の記事でGearbox Softwareの担当に聞いたところ「できるだけそのままの表現でリリースしたい意向だが、ただ万が一通らなかった時のために対応の準備もしてある」とのことでした。
このコメントから、無規制もしくは一部規制のZ指定で日本版がリリースされる期待が高まりましたが、まさかのD指定。
これではPS3/Xbox360版と同様の反応が待っているのは目に見える。「できるだけそのままの表現でリリースしたい」と語っていたのに、なぜ今回もまたD指定になってしまったのか、その経緯は気になります。
メーカー側の意向で規制したかったならその理由があるのも納得ですが、今回はGearbox Softwareとしては規制したくないという意向を語っていたのに、このような結果になったのが残念なところ。
価格が安いのは、規制結果を考慮してのことかと思います。Gearbox Softwareの心苦しさも感じられる補填。
ゲームが社会悪として販売禁止にならないためにCEROの存在意義は大きい。メーカーの意向に反して規制が入ったのなら規制ルールに引っかかったということでしょう。しかし、無念。

Bulletstorm Full Clip Edition (輸入版:北米)
- 出版社/メーカー: Gearbox Publishing
- 発売日: 2017/04/07
- メディア: Video Game
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コメント
規制のルールが外からは見えないのが1つの問題かと思いました。
スポーツみたいにルールが明確なら、それと照らし合わせて違反しているから仕方ないと納得できる。
現状は、自主規制なのか無規制を目指したけど規制ルールに引っかかったのかもわからない。
明確にすると、ごまかしが効かなくなるという問題もあるのでしょうかね。
心底がっかりですね。前世代機版の発売当時は、まだどのメーカーも規制の落としどころを探っていた時期だったのか、コレやジャストコーズ2のような「やり過ぎ」規制も散見されていましたが、今や大手を含め多くのメーカーが「無規制」あるいは「必要最低限」をセールスポイントとし、CEROの説得を頑張っている印象です。今の時代に、あえて当時叩かれたこの作品を復活させる意味を示してほしかったですね…