北米版『Gunjack』($9.99)をクリアしました。VRのスタンダードなシューティングゲームのスタイルになりそう。VRエイムの速さと正確さを知りました。日本語にも対応しています。
シンプルなVRシューティング
視界の中央にレティクルがあり、首を振ってレティクルを操作してR2で銃撃。□でリロード。アイテムボックスを撃つことで特殊弾やリペアキットが入手できるので、L2で使用。これだけ。
L2 | 特殊弾やリペアキットの使用 |
R2 | 銃撃 |
□ | リロード |
首振り | エイミング |
いかにも「シューティングゲーム」な編隊で向かってくる敵機を撃ちまくったり、パターン化された行動のボス機とのバトルなど、VRにおける『インベーダーゲーム』のような、スタンダードなシューティングゲームの形になるのかと思いました。
全方向が見られるVRの特徴も生きており、真下や真横からも敵が出現します。
回避行動はありませんので、敵のミサイル攻撃は撃ち落とす。これは『Rez Infinite』と同じですね。今後、VRのシューティングゲームで弾幕を縫うような動きが表現できるかどうかは1つのポイント。
速くて正確なVRエイム
エイミングは首振りで行います。『Rez Infinite』も同様の操作が可能で、過去記事では「ゲームとしてプレイしやすいのは左スティックですが、より共感覚が味わえるのは首振りかと思う」と書きましたが、これは間違っていたかと思います。VRエイムに慣れると圧倒的にVRエイムの方が速くて、マウスをも凌駕するものかと思います。
対象を「見るだけ」ですからね。首を振るという動作がありますが、見てから首を振るわけではなく、見ながら首を振るので遅れはない。高速で動く敵を次から次へと瞬時に捉えることができました。録画したプレイ動画を見ると「神エイム」の世界で、自分のプレイ動画だと思うと感動しました。
エイミングと銃撃は難しくないですので、ゲーム攻略としてのポイントはリロードのタイミングと特殊弾を使うタイミング。特にリロードのタイミングは重要で、判断を間違うとミサイルの波に飲まれて即死級のダメージを受ける。
全20ミッション
全20ミッションでクリアまで2時間未満です。難易度は高くなくて、残機3を使い果たしてゲームオーバーになったのは最終ミッションだけでした。
スコアによって★0~★3までの評価が得られます。初回プレイでも全66個中58個の★を得られましたので、コンプリート難易度も高くなさそうです。
.99としては優秀
シンプルなシューティングゲームで『SIMPLE1000 VRシューティング』と考えたら優秀です。シューティングゲームとしての撃ちまくる面白さがありました。
VRという新しいデバイスでの挑戦でありながら、操作性にまったく問題を感じず、バグもなく最後まで快適に遊べました。ちょっと強い中ボスが数機いたり、大ボスも数機いて、$9.99として見れば頑張っていると思う。それでも全20ミッションもあると、同じようなことの繰り返しではあります。
今回はVRエイムの速さと正確さを知りました。VRのシューティング=Moveモーションコントローラーというイメージでしたが、VRエイムで全然問題ないですね。でも手で銃を撃つ感覚となるとMoveモーションコントローラーの方が良いです。
シューティングゲームアルゴリズムマニアックス (C magazine)
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