2016年10月21日に世界同時発売される『バトルフィールド 1』。Ultimate Editionは3日前に解禁されていますので、キャンペーンモードをクリアしました。
5つのエピソード
本作のキャンペーンモードは5つに分かれたエピソード形式になっています。各エピソードに繋がりはなく、独立した5人の主人公。それぞれの戦争が描かれる。好きなエピソードからプレイできます。
各エピソードの長さはバラつきがありますが、40分~1時間30分くらい。全エピソードクリアまで5~6時間ほどです。
より映画的に
今やゲームにおいて映画的な演出は珍しくもなんともないですが、FPSのキャンペーンモードとしては「より映画的」になっているという印象。ゲームの作りは古いスタイルで、ゲームプレイ→ムービーイベント→ゲームプレイ→ムービーイベント……という作り。グラフィックが素晴らしいことと、ゲームプレイからイベントムービーへの繋ぎ方が上手いことで、よりゲームプレイとムービーイベントが融合した形になっている。
グラフィックが素晴らしいと書きましたが、演出も含めて大満足。
質は高いがあっさりでもある
1つ1つのエピソードは力の入った作りで、ミッション中に挟まれるイベントムービーも多いし、銃撃戦、乗り物、ステルスなど様々な遊び方をさせてくれる。
各ストーリーは印象に残り、1時間前後の中に上手く収まっていますが、トントン拍子な展開で、あっさり終わったという感じもある。エピソード形式として質は高いですが、どちらかと言えば壮大な1つのストーリーを描いてほしかったという気持ちになりました。
ステルスと乗り物
単なる銃撃戦のゲームではなく、ステルスと乗り物を重視したステージも多いです。
ステルスに関しては、アンチャーテッド4やMGSV:TPPなど最近の主流でもありますが、ステルスと強行突破が選べるというところを意識したのかと思う。ステルスステージが多い印象なので、銃撃戦で戦いたかったら好きに戦ってねという提供の仕方か。個人的には、もっと銃撃戦のためにデザインされたステージで、思う存分銃撃戦を楽しみたかった。
ステルスステージが多いので、FOV(視野角)を広く設定しておくと全体が把握しやすくなります。FOV(視野角)の設定が出来るのは有難い。
乗り物に関しては、飛行機はとても面白かった。戦車は面白くなかった。
クセのないFPS
第一次世界大戦が舞台ですが、ゲームプレイ的には一般的なFPSで、「第一次世界大戦だからこう」というクセは感じられない。馬も申し訳程度の登場。一応、バトルフィールドのナンバリングということで、今までと大きく変わるようなゲームにはしなかったんだろうなと思います。
メタスコアが高いのは納得できます。1つ1つのエピソードは、よくまとまっているし、グラフィックと演出も良い。各ミッションも趣向を凝らしている。しかし個人的には、1つの壮大なストーリーを描いてほしかった気持ちと、ミッションも趣向を凝らさなくていいから戦場での銃撃戦をもっと楽しみたかった気持ちもあり、消化不良ではありました。
バトルフィールド 1 【初回特典】バトルフィールド 1 Hellfighter パック
- 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: Video Game
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