2016年9月20日に北米PlayStation Storeで配信された『Zenith』($19.99)をプレイしました。
英語
このゲームを購入したのはトロフィー情報に日本語が含まれていたということが大きかったですが、ゲーム本編は英語のみでした。
基本操作
アクションRPGです。アクションの感覚は『キングダムズ オブ アマラー』や『イース セルセタの樹海』に近いという印象。なかなか身軽です。
R1 |
話す オブジェクトを調べる・持つ |
R2 | 防御 |
× |
攻撃 R1で持った物を投げる |
〇 | ドッジ |
△ |
魔法 (オブジェクトを調べた後)中身を全て取る |
□ | 魔法 |
方向キー | アイテムショートカット |
L1 | 現在の目標を表示 |
OPTIONS | メニュー画面 |
回復アイテムをショートカットに設定して使えるので便利です。回復アイテムは多く入手できますが、回復アイテムを使用後、一定時間は再使用ができません。
アクションの感覚は『キングダムズ オブ アマラー』や『イース セルセタの樹海』に近いと書きましたが、ゲームシステムは別物です。ほぼ1本道な印象で、ちょっとしたパズル要素がある。$19.99でトロフィーも12個なので、スモール~ミドルサイズのゲームといった感じ。
チープでシュール
イベントシーンではキャラが棒立ち、演出もチープで一昔前のRPGといった感じですが、少しシュールな味になっていて面白い。もともとコミカルな雰囲気ではあり、FF7のクラウドやエアリスを真似たNPCも登場します。
キャラクターボイスはありません。セリフウインドウの上にバストアップの絵が表示される。
ストーリーは突拍子もない感じで進みます。次から次へと急展開でプレイヤーは「???」となるでしょう。
安っぽいけど意外に面白い
最初の印象は、いわゆるクソゲーっぽい感じでした。しかし、下水道エリアに入ったあたりから「意外に面白い」と印象が良くなりました。
通常攻撃、2種類の魔法、回避を絡めた戦闘が悪くないですね。MPは時間経過でも回復しますので、魔法を出し惜しみせずに使える。それが戦闘の幅に繋がっています。伸びのある回避行動で敵の攻撃を避けつつ攻撃を加えるといった具合。打撃の手応えは弱めで、迫力や爽快感は欠けるものの意外にバランスの良い戦闘。回復アイテムが一定時間は再使用ができなくなっているのも上手い設定。
トレジャーハントの要素もあり、敵を倒すと装備品が入手できます。
演出はチープで古さを感じますが、そのスタイルになりにちゃんと作ってあります。ちょっと進むとイベントが発生し、退屈しにくい作りになっている。
とはいえ全体的に旧世代感があり、物足りないところはあります。ストレスを感じにくい作りになっており、セール価格ならそれなりに面白味を感じることができるかと思います。
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/11/10
- メディア: Video Game
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