北米で3/15(火)にリリースされた『EA Sports UFC 2』。
パッケージキャラクターにもなっているロンダ・ラウジー(Ronda Rousey)の人気が後押しをしたのか、今作では女性ファイターのキャリアモードにも対応。実在ファイター、もしくはクリエイトした女性ファイターでキャリアモードがプレイ可能です。
キャリアモード自体はトレーニング→試合→POINTで強化、という淡々とした感じにもなる。
飽きてしまうトレーニングですが、トレーニングは項目ごとにシミュレートが可能という配慮があります。例えばCLINCH CONTROLのMEDIUMをAランクでクリアすれば、次回以降はシミュレートした時にAランクになる。
シンプルながら育成は面白いです。トレーニングでは、けっこう大幅に能力が上昇するので、自分のファイトスタイルに必要な能力を高めて効率良く育成できると上手く育てられている感じで気持ち良い。試合後に得られるEPで、MOVEやPERKの習得が可能。
トーナメント以外なら対戦相手は3つあるオファーの中から選べる。例えばロンダ・ラウジーでプレイしているとグラウンドが強いので、相手はグラウンドが苦手な選手を選ぶと勝ちやすい。相手から挑戦される場合もあります。
累積ダメージが一定値を超えると引退という具合。難易度が自動調節されるモードでプレイし、14戦目でチャンピオンになれました。32勝2敗、42歳で引退しました。特別な演出もなく、寂しい終わり方でした。
桜庭和志、マイク・タイソン、バス・ルッテンがプレオーダー特典です。マイク・タイソンは2タイプあり、通常版は昔のタイソンのみ。Deluxe Editionだとスキンヘッドで顔にタトゥーを入れたバージョンも使用可能。
最初にマイク・タイソンvs桜庭和志でプレイしてみましたが、感動を覚えるレベルで熱かったです。マイク・タイソンのパンチが迫力あって格好良い。これをゲームで操作できるだけでも、相当な価値がありますね。でも、桜庭にグラウンドに持ち込まれると急に不利になる。ボクサーvsプロレスラーの異種格闘技戦の面白さが堪能できました。
キレイにパンチがヒットした時は相手の部位ダメージが真っ赤になるので、それなりの手応えを感じます。でもゲームならではの耐久力も感じる。大きなダメージもありますが、一撃必殺の緊張感は薄め。
最初にやるべき事は「SKILL CHALLENGES」で操作を覚える事かと思います。打撃は直感的にもできますが、クリンチとグラウンドは、しっかりと操作を覚える必要があります。
[クリンチ] CLINCH CONTROL |
クリンチの練習。 ・クリンチは右スティックでポジションの奪い合いです。自動で行動メニューが表示されるので、自分の狙いたいポジションへ右スティックを倒し続ける。 |
[クリンチ] TAKEDOWN DEFENSE |
テイクダウンを回避する練習。 ・相手がタックルを仕掛けて来たら、R2+右スティック↓でタックルを切る。 |
[クリンチ] TAKE//DOWN OFFENSE |
テイクダウンを仕掛ける練習。 ・スタンディングからL2+右スティック(相手側)で片足タックルを仕掛ける。 ・スタンディングからL2+右スティック(逆側)で両足タックルを仕掛ける。 ・スタンディングから右スティック(相手側)でクリンチ。クリンチ状態からL2を押すとタックルメニューが表示されるので、右スティックを倒してタックル。 |
[グラウンド] TOP DRILLS |
グラウンドで自分が上になった場合の練習。 ・グラウンドも右スティックでポジションの奪い合いです。自動で行動メニューが表示されるので、自分の狙いたいポジションへ右スティックを倒し続ける。例えばHALF GUARDなら右。成功すると相手の片脚の上に乗った状態になる。HALF GUARD状態になると、また違うポジションが選択されるので、右スティックを倒す。 |
[グラウンド] BOTTOM DRILLS |
グラウンドで自分が下になった場合の練習。 ・上になった場合と同じで、行動メニューが表示されるので、自分の狙いたいポジションへ右スティックを倒し続ける。 |
[グラウンド] SUBMISSION DEFENSE |
サブミッション(関節技)を仕掛けられた場合のディフェンス。 ・右スティックを上下左右のどちらかに倒し、メーターを伸ばし切れば脱出成功。メーターが途中でストップするのは、相手が同じ方向に右スティックを倒して妨害しているから。すぐさま違う方向に右スティックを倒しましょう。 |
[グラウンド] SUBMISSION OFFENSE |
サブミッション(関節技)を仕掛けた場合の練習。 ・グラウンド状態からL2を押すとサブミッションメニューが表示されるので、右スティックを倒してサブミッションを仕掛ける。 ・サブミッションを仕掛けたらディフェンス練習とは逆で、相手が右スティックを倒してメーターを伸ばしてくるので、同じ方向に右スティックを倒してメーターを止める。 |
メニューのもっさり感やロード時間は前作同様。
ゲームモードは、普通の格闘ゲームみたいにシンプルに体力を削り合う「KNOCKOUT」モードや、FIFAシリーズにもある「ULTIMATE」モードのUFC版が追加されている。
打撃は迫力が増したように感じる。殴り合う打撃の重みもスピード感もあって良い感じ。
個人的にはグラウンドがやりやすくなってグラウンドの攻防が楽しい。前作はグラウンドはほとんど使わずに打撃メインで遊んでいましたが、今作はグラウンドがやりやすく感じているので、積極的にグラウンドに持ち込んでいます。まだ慣れていないのでサブミッションを決めるのは難しいですが、マウントポジションをとってマウントパンチが使いやすい。グラウンドでイメージ通りに動けるのが良いです。最初は画面に表示されるメニューを見て右スティックを倒しますが、慣れると感覚で動き方がわかるようになり、グラウンドの攻防の面白さが増す。
スタンディングからL2+右スティック(相手側)で片足タックル。
ハーフガードポジションから右スティック→で「SIDE CONTROL」を選択してサイドポジションへ。
サイドポジションから右スティック←で「TOP MOUNT」を選択してマウントポジションへ。
マウントポジションをとったら右スティック↑で「POSTURE UP」を選択して上半身を起こす。
その状態で、□と△でマウントパンチ。
前作も好きなゲームでしたが、今作は打撃も大幅にではないが良くなっている印象ですし、寝技が思うように動きやすくなって面白い。それでもあくまで前作がベースなので、前作が合わなかった人には合わないと思う。
コメント
キャリアモードで leftcornerから始める事って出来ますか?
トランジションガードは、ほとんど使っていなかったので、特にコツ等は思い当たらないですね。
操作はR2+右スティックで合っています。
グランドの攻防で、前作でいうトランジションディフェンスがイマイチ上手いきません。R2+Rスティック右か左だと思いますがコツってありますか?
そのうち発売すると思いますよ。
もしくは北米版に日本語が収録されるかも。
国内版発売は、ないのかなぁ。