12/22(火)に北米Storeでリリースされた『Fantavision (PS2)』($9.99)。PS2エミュレーションシリーズの第10弾となります。
この『Fantavision (PS2)』ですが、私は最初『ファンタビジョン』の事だと思っていましたが、前回紹介した時のコメント欄から情報をいただき『ふたりのファンタビジョン』だと知りました。
オリジナルの『ファンタビジョン』は2000年3月9日にリリースされ、約2年半後の2002年7月4日に2人対戦プレイモードを追加した『ふたりのファンタビジョン』がリリースされています。
トロフィー画面でも『ふたりのFANTAVISION』と記載されており、日本でのリリースが待たれます。
北米版『Fantavision (PS2)』の言語は英語のみです。
とは言ってもアクションパズルゲームですので、英語でも基本的には不便ありません。
チュートリアルビデオが英語音声なので、ゲームルールを知らない人からしたら多少は不便かもしれませんが、映像だけでもわかりやすいチュートリアルビデオになっています。ゲームルールに関してはチュートリアルビデオを見なくても、日本の解説サイトを見れば解決する問題です。
【基本ルール】
左スティックで花火を選択して×ボタンでキャッチ。
同じ色の花火を3つ以上キャッチした状態で○ボタンを押すと爆発。
【花火の色】
花火の色は、赤・青・緑・ワイルドの4種。それとアイテム。
ワイルドは虹色の花火で、どの色とも繋がる。
赤→赤→ワイルド→青→青→ワイルド→緑……という具合に続けてキャッチできる。
アイテムもワイルドと同じ扱いなので、どの色とも繋がる。
【ゲームオーバー】
花火を爆発させずに放置すると消滅し、画面左下のゲームが減る。このゲームが尽きるとゲームオーバー。
今のところPS2エミュレーションのゲームは10タイトルで、価格は$14.99か$9.99の2種。
$14.99のタイトルにはプラチナトロフィーがあり、$9.99のタイトルには無いという風に分かれています。『Fantavision (PS2)』は$9.99で、プラチナトロフィーはありません。
FantaVision™ – >PSN Trophy Leaders
PS2の中でもグラフィックの美しさに定評があった『ファンタビジョン』。1080pにアップレンダリングされたPS2エミュレーションとの相性は良くて、PS2のゲームだという事を感じさせない美しさでした。
インディーズタイトルやアーケードゲームを遊んでいる感覚でした。$9.99は適正価格だと思います。当時、気になってはいたけど未プレイのままだった人などは、13年越しのプレイ機会が訪れて良いかと思います。
PS2エミュレーションシリーズは『ダーククラウド』『パラッパラッパー2』『ふたりのFANTAVISION』をプレイしましたが、いずれも好印象。特に『パラッパラッパー2』がビジュアル・ゲーム両面で一番良かった。最初は「どんな具合かな?」という検証感覚で買ってみましたが、今では次のタイトルリリースを楽しみに待っている状態。
PS2エミュレーションの共通操作説明が日本語化されているので、日本でのリリースもあると思いますが、価格設定が非常に気になります。良いサービスなので、盛り上がってタイトルも増えていってほしい。今のところリリースの見込みが確認できているのは『アークザラッド 精霊の黄昏』『SIREN』。サービスの質は十二分と感じていますが、今後の懸念はタイトル数。