E3のSCEカンファレンスで発表された『シェンムー3』のKickstarterによる資金集め。先ほど終了し、『Bloodstained』が記録していたKickstarterビデオゲーム部門の記録$5,545,992を大幅に更新する$6,333,295という結果でした。
Shenmue 3 by Ys Net – Kickstarter
タイトル | 人数 | 金額 | 備考 |
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Project Phoenix | 15,802 | $1,014,600 | 由良浩明氏を中心に、植松伸夫氏ほか、日本や海外で大作タイトルに関わってきたスタッフが力を合わせ、マルチプラットフォームのRPGタイトルを制作するプロジェクト。 2013年8月12日~ |
Mighty No. 9 | 67,226 | $3,845,170 | 稲船敬二氏の『ロックマン』を彷彿とさせるプロジェクト。 2013年9月1~ |
La-Mulana 2 | 5,200 | $266,670 | NIGOROが開発した、2Dスクロールアクションアドベンチャー『LA-MULANA』の正統続編。 2014年1月21日~ |
NightCry | 2,408 | $314,771 | 河野一二三氏のホラーゲーム。『クロックタワー』の精神的続編。 2015年1月24日~ |
Bloodstained | 64,867 | $5,545,992 | 五十嵐孝司氏の『悪魔城ドラキュラ』的な雰囲気を持つ2Dアクションゲーム。 2015年5月13日~ |
Shenmue 3 | 69,320 | $6,333,295 | 鈴木裕氏の『シェンムー』シリーズ最新作。 2015年6月16日~ |
鈴木裕氏が代表取締役社長を務めるYS NETでも資金調達を行っているとの事ですので、今回の記録更新が後押しになりそうですね。
そして対応ハードはPS4/PCのみのままでしたので、SCEがコンシューマ独占にしたなら、それなりのお金が動きそうです。SCEワールドワイドスタジオのプレジデント吉田修平氏は「インディーサポート的なサードパーティーリレーションで色々な支援をすることになると理解しています」と述べています。インディーサポート的なサードパーティーリレーションとは立ち位置の話で、規模としてはAAA級の扱いになるのかなーとも思います。
E3での反響も凄かったし、海外の大手掲示板NeoGAFでもShenmue 3の話題で盛り上がっておりますし注目度はAAA級。中でもGameTrailersの反応は傑作でした。
コメント
シェンムー支援した人はGTA並のオープンワールドなんて期待してないと思うよ。そもそもキックスターターを利用した時点でそんなもん実現できるわけないってのは誰でも分かる事だし。支援した人の殆どがシェンムーの続きがしたい、ただそれだけでお金出してると思う。だからGTAや昨今のオープンワールド級のクオリティにならなくても失敗とは言われないと思うよ。余程のチープなモノが出来上がらない限り。
これだけオープンワールドゲームができてしまって、シェンムーは正直今更感が強いなあ。
GTAシリーズというお化けソフトが出来てしまってるし。
あれを超えないと成功とは言われない予感はある
個人的には河野一二三氏が気になってるなあ。人物の3Dモデルが洋ゲー系と比べると
日本っぽいつるっとした綺麗な外見でちょっと古臭いなと感じるけどすごく怖そう。
ただ、船頭が多すぎてもまずい物ができることもあるわけで、この手の優秀な人間が集まって作るというのは結構失敗作のイメージもあるから(エアーズアドベンチャーとか)
どうかなーって感じ
まだ出来ていないゲームにとやかく言わずに楽しみに待とう。
何もかも途中なんだし、意見があるなら直接伝えやすい時代だし、能動的に待とう。