PS4で人気タイトルがリリースされる度に新規ユーザーも増え、旧世代機には無かったPS4の新たな機能に戸惑うのも仕方ない。
『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』がリリースされるということで、新規ユーザーが勘違いしやすい先行ダウンロードプレイシステム『Play Go』についておさらいしておきます。
特に『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』は前日からDL版がダウンロードできるコードが数万枚出回っているので、ここで初めて『Play Go』を体験する人が多いと思います。
Twitterやゲーム系掲示板でよく見るこの症状、多くは『Play Go』が原因です。
『Play Go』とは、DL版ゲームの一部分のみをダウンロードし、残りの部分をダウンロードしながらゲームの一部分だけをプレイできる機能。
例えば、ワールドサッカーウイニングイレブン2015は全体の容量が20GBほどで、このタイトルをダウンロードすると7GBが先にダウンロード・インストールされる。この時点でゲームは起動できますが、レアル・マドリーvsセビージャの試合を延々繰り返す事しかできない。残りは13GBは、まだダウンロード途中なので、これらがダウンロード・インストール完了すれば全てのモードが遊べるようになる。
つまり、ほうっておけば完全ダウンロード・インストールされるので解決されます。
ただ、このシステムを知らない人は不具合と勘違いして混乱してしまいます。
Twitter等のやり取りで、部分的な先行ダウンロードの説明をされても「いや、完了しているよ」と主張するやり取りを見た事があります。これも勘違いしやすいところ。
ここで主張される「完了」は、「(部分的な)完了」である可能性が高い。
特に「お知らせ」欄の「ダウンロード」を見ると、完了したと勘違いしやすい。
下記画像は「インストールしました。」となっていますが、部分的な先行ダウンロード分だけです。
正しいダウンロード状況確認の仕方は、先行ダウンロードが完了後にホーム画面のゲームアイコンにカーソルを合わせてOPTIONボタン→情報。
この「情報」ページのダウンロード状況が「完了」になっていればフルダウンロード済。
下記画像では、総容量22.75GBに対して4.49GBしか完了していないのがわかる。
『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』のDL版も『Play Go』システムに対応しており、最初は4.43GBと表示される。これは部分的な先行ダウンロード分の容量で、実際には22.76GBあります。
残りはそのうちダウンロード完了します。
4.43GB時点でも起動できますが、コンテンツの一部がロックされていますのでフルには遊べません。