2月25日(水)の0時から配信となった『バイオハザード リベレーションズ2 Episode 1』の感想。
ストーリークリアだけならメーカーアンケートで言われていた通り、1周目で2時間くらい。
限られた弾薬とグリーンハーブで生き延びる緊張感もあり、探索の恐怖感もあり、バイオらしいパズルとは言わないまでの仕掛けもありです。
QTEも無いので良いです。
弾薬とグリーンハーブが限られており、ちゃんと狙い撃ってから打撃を加えて戦う必要がありますので、TPSが苦手な人には難しいかもしれない。EASYなら楽なのかな?爽快にバンバン撃ちまくって進めるゲームではありません。サイコブレイクほどではないですが、ある程度は人を選ぶゲームかなと思う。
2周目以降は、慣れも引き継ぎもあって簡単になりますけどね。NORMALクリアで引き継いでEASYもプレイできましたので、難易度が違っても所持品・強化は共通か。なら1周目EASY、2周目NORMALでもいいかもしれませんね。
繰り返しプレイする事で、プレイヤースキルが上がっていく実感が得られて面白いです。
クリアまでにカメラ(視点)に不満を感じる事はありませんでした。これは視点の話で、酔う酔わないに関しては、私は基本的に酔わないので酔いやすい人がプレイしてどうなのかはわかりません。
クレア編とバリー編がありますが、2つの視点で物語の厚みを出しているだけでなく、プレイ感が違って面白いです。クレア編は前述したサバイバルホラー感が強い。バリー編は比較的弾薬が豊富なので、戦闘要素を濃く感じる。
このゲームは、武器の強化とBPを消費してのスキル習得が可能。
Episode 1を1周クリア後、これらの要素を引き継いで繰り返しストーリモードを遊べる。BPは何度も入手できるので、周回を重ねるほどスキルの習得が可能。
字幕は日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語、ロシア語、ポーランド語、ブラジリアンポルトガル語。
音声は日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語。
残念なところは、日本語音声・日本語字幕にすると、喋っている言葉と字幕がかなり違う事。意味的には同じ事だが、ちょっと仕事が粗いなと感じる。
ストーリーモードもレイドモードも画面分割で2人プレイできるのは嬉しい。
オンラインマルチプレイで多人数プレイが出来るタイトルは多いが、いざ部屋で集まってゲームをしようとなると1人でしか遊べないタイトルが多い。『バイオハザード リベレーションズ2 Episode 1』は部屋で2人プレイしたいと思った時に、とても良いタイトルです。
現時点では、協力プレイはオフラインのみです。ディスク版が出る頃にオンライン解禁となるのかな?
グラフィックはPS4のゲームにしてはテクスチャの粗さが気になったりもする。オブジェクトにキャラクターの手が埋まったりもけっこうある。
レイドモードは戦闘に特化したモードですが、キャラクターの強化と何より武器・パーツ集めが面白い。1日ごとに更新されるデイリーイベントもあり、長く楽しめそうなモード。
ただ、課金要素もあるので、やり込んでバランス的にどうなっていくのかというところはわからない。
このタイトル、大きな不満は無く期待以上の満足度。1話800円というコストパフォーマンスは最高です。グラフィックや字幕の件はマイナス点ですが、さほど大した事じゃない。
『リベレーションズ』の続編という事で目新しさはないですが、素直な続編という感じ。コストパフォーマンスは良いが、これでフルプライスだったら細部の作り込みの甘さや、使い回し要素などを考えると高い評価はできないと思う。新作だけどリマスター作品のような物を感じてしまう部分はある。1話800円で、シーズンパスも3.500円ですので7,000~8,000円のゲームと同じレベルで比較するものではないかと思う。
3,500円でストーリーモードがそれなりに楽しめればいいなと思って購入しているからこそ、その低い期待値以上に楽しめて大満足しているという話。ちなみに北米版はEP1が$5.99でした。
とりあえず、ストーリーモードも周回重ねてキャラ強化したいし、レイドモードもやりたい。両方のモードが、かなりプレイし応えありそうで嬉しいところ。シーズンパス買って良かったと思える内容でした。