低クオリティゲームを開発しているLGSのPS4タイトル第三弾。強気の$19.99。
基本操作
同社の『Solbrain Knight of Darkness』でも同じですが、ポーズをかけることができません。セーブデータも作成されません。
L1 | 強攻撃 |
R1 | 弱攻撃 |
〇 | ドッジロール |
× | アクション |
△ | しゃがむ |
□ | ジャンプ |
L3 | ダッシュ |
R3 | ロックオン |
方向キー右 | 剣と弓の切替 |
ゲームの流れ
ゲームを起動するとロゴとメッセージらが4つ。
「PROJECT MIZUMONO」の「MIZUMONO」は日本語の水物でしょうか。
そして40秒のムービーが流れてカットできない。
しかもYoutubeの低画質動画のようなブロックノイズが目立つ。
ドラゴンが飛んでいるタイトル画面。
ザラザラムービーの後なのでキレイに見えます。
放り出されるスタート。基本的にテキストは無いので言語を気にする必要がありません。
柱に囲まれた場所にドラゴンがいます。まずはドラゴンを探して向かう。
最初の移動に約4分。それまでにイベントや干渉できるオブジェクトはありません。
ドラゴンの目の前に紋章があるので乗るとムービー。
柱の中央あたりにボスが出現。1対1のバトル。
敵の体力は不明ですが、弓攻撃のみで約6分30秒かかりました。AIは非常に単調ですので、ロックオンして弓を当てているだけで勝てた。
普通に戦うと、こちらは一撃死なので危険が大きすぎる。
倒すとドラゴンが次の場所に移動するので追う。『ワンダと巨像』みたいな、非戦闘の長旅からの強敵との戦闘というスタイル。
トロフィーの数から察するにボスは全14体。全14体を倒したらプラチナトロフィー。しかし、敵の体力が多くて、こちらは一撃死なうえにセーブデータもコンティニューもないので死んだら最初から。弓だけで時間をかければいけるかもしれないが、終盤に難しいボスがいたら苦労が水の泡です。
2018年のワーストゲーム候補
LGS社はPS4で3タイトルをリリースしています。
2016年8月16日 Solbrain: Knight of Darknes
2017年4月18日 Spear of Destiny the Kaiseki
2018年1月9日 Sword of Fortress the Onomuzim
『Solbrain: Knight of Darknes』をプレイした感想を書いており、文句なしのワーストゲームだと思いました。
PS4ちゃんねる : PS4のワーストゲーム『Solbrain: Knight of Darkness』(北米版)
このゲームは低クオリティなことよりも、他ゲームからの盗用疑惑が問題で、現在は販売を停止しています。
『Spear of Destiny the Kaiseki』は未プレイですが、動画を見ると『Sword of Fortress the Onomuzim』と似ていますね。グラフィックやモーションは流用かと思いますし、広いマップをただ歩いて敵を見つけて1対1の戦闘という基本システムも同じ。『Spear of Destiny the Kaiseki』は体力の表示があり、スタミナの概念もあってアクションゲームっぽい。最新作である『Sword of Fortress the Onomuzim』のほうがパワーダウンしているようにも感じる。
最初の敵と出会った時のワクワク感、ロックオンして睨み合う緊張感までは良いです。
1対1で戦うだけのゲームなのに戦闘の出来が残念なのが最大の問題点。単調なAI、手応えのないアクション。こちらは一撃もらうと死んでしまうので、戦い方も限られる。
グラフィックは良くはないですが、さほど悪いわけでもなく、ゲーム自体の低クオリティっぷりと比較すると良い部分に見える。画像だけで見ると面白そうなゲームに見えるかもしれない。
ゲームを起動して約1分30秒の間に、
「CREATED AND DEVELOPMENT BY GILSON B. PONTES」
「A GILSON B. PONTES GAME」
「PRODUCED AND DIRECTED BY GILSON B. PONTES」
「Written by Gilson B. Pontes」
「Game Design by Gilson B. Pontes」
「Produced and Directed by Gilson B. Pontes」
と、やたらとGilson B. Pontesを推してきます。他の人の名前はなく「全部俺」的なギャグなのか本気なのかわからない。
「LGSがどんなゲームを作ったか?」という興味だけ。ネタにはなりますが今のところゲームとして面白い部分はほぼないです。冒頭のムービーでは、馬に乗ったり、ドラゴンと戦ったり、攻撃に特殊なエフェクトが出たりしているので、まだまだプレイして発見できることがあるかもしれない。
グラフィックは及第点ですし、戦闘が改善されてコンティニューかセーブが実装されれば、わりと遊べるレベルになる可能性は感じます。

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