2017年9月20日にPS Plus会員向けに先行配信された『 JAPAN Studio VR音楽祭』。VRで楽しむゲーム音楽、良かったです。
環境
自分はソファに座った状態。左にはトロ、右にはクロがいて、1人と2匹で鑑賞。トロやクロのほうを見ると、反応してくれる。
曲によっては、トロとクロがソファから離れてアクションをする。
背景は360度あり、最初はコンサートホール風の背景ですが、こちらも曲によって変化する。VRならではです。
正面にメインモニターがあり、オーケストラの実写映像が映し出されている。このメインモニターだけは固定。
基本構成は、メインモニターの上に大きいモニターがあり、こちらはゲームの映像が映し出される。VRで見ると、メインモニターとその上のモニターが、ちょうど視界に入るのでサイズも具合が良いです。首を動かさなくても両方見られる。
左右に2~4のサブモニターがあり、静止画が表示されたり、他のモニターと合体して大きな映像を見せたりとアクティブ。
再生時間は30分29秒。『GRAVITY DAZE』『アークザラッド』『ワイルドアームズ』『ワンダと巨像』『人喰いの大鷲トリコ』『ICO』の曲が収録されています。
多画面というナイス判断
VR+オーケストラというと客席から見るのをイメージする方も多いと思いますが、『JAPAN Studio VR音楽祭』はソファに座って複数のモニターを見るという環境になっています。この判断が良かったです。
実写の360度映像にしてしまうと画質の粗さが強く感じられて、2Dだと臨場感も薄れる。ネガティブな部分がはっきり見えてしまいます。『anywhere VR』という2D360度の実写映像を見て癒しの音楽を聴くアプリがありますが、画質の粗さと2Dのペラさが気になりました。
実は『JAPAN Studio VR音楽祭』にも特典映像として「指揮者視点」「客席視点」が収録されています。それなりに雰囲気はあって面白いですが、やはり画質は粗く、2Dの映像が360度にあるだけでは違和感も覚える。ちょっと見る分には面白いですが、継続的に見たいものではないです。
『JAPAN Studio VR音楽祭』では画質の粗さは感じませんでしたし、VR内の擬似モニターですので2Dの違和感も覚えない。
かといって、ただモニターを見るだけではなく、曲によっては背景が変わったり特別なエフェクトがあってゲーム世界に入ったかのような雰囲気を作ったり、トロとクロがアクションをしたり、VR鑑賞ならではの味付けがあります。
継続してほしいアプリ
今回はPS Plus会員に無料配信されたわけですが、正式リリースは10月20日で、1,890円(税込)。
VRで楽しむゲーム音楽、VRでしか体験できないものになっていて素晴らしかった。今回だけで終わらず、他のゲームでも作ってほしい。1,890円(税込)は安いと思いました。
あと「やはりゲームだな」と思った。VRゲームを作るという意味ではなく、ゲームを題材にしているコンテンツが良い。VR+ゲーム音楽の世界、継続と進化にも期待。
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