『ウィッチャー3』のカードゲーム“グウェント”が面白いです。
戦略性があり、ゲームにおける実力と運のバランスが素晴らしい。単に数字の大きいカードを集めただけで簡単に勝てるものではなく、天候カードやその他のスペシャルカードの使い方を理解する必要があります。
・まずは各地の酒場、商人を回ってカードを購入。基本的には酒場でカードを売っている事が多い。各地でカードを買い揃えたらサイドクエストに臨む下地は出来る。
・クエスト関係以外のNPCでも商人や鎧職人とはグウェントで対戦できる事が多い。勝利してカードを集める事が出来る。しかし4種のデッキがあり、どのデッキのカードが貰えるかわからないので効率は良くない。
酒場や商人からカードを買い、「おとり」カードや天候カードなどスペシャルカードの使い方を理解していれば、一般NPC戦でカードを稼がなくてもサイドクエストで勝利できる。負けても何度でも挑戦できるので、10回に1回勝つ程度の実力でも構わないです。サイドクエストで得られるカードは貴重な物が多いので、すぐにデッキが強くなる。
グウェント:宿屋の主人と対戦 | ステファン 十字路の宿屋の主人 オリヴィエ |
グウェント:ヴェレンのプレイヤー | 男爵 オレトンの男 予言者 ミッドコプスのハディ |
グウェント:大都市のプレイヤー | ヴィム・ヴィヴァルディ(ノヴィグラドの大祭司広場近くにいます) 伯爵夫人 ディクストラ スコイア=テル |
グウェント:旧友 | ゾルタン・シヴェイ ヴァーノン・ロッシュ ザラー ランバート |
・基本は弱いカードから出して様子を見る。いきなり強カードを出すと「焦土作戦」などで消されてしまう可能性がある。
・天候カードも最後に残しておく、自分と相手のカードを見極めてから使用する。
・デッキにはユニットカード(近接/間接/攻城)が最低22枚必要で、23枚でも24枚でもセットできますが、少数精鋭で優れた22枚を揃えた方が良いでしょう。どうせランダムで10枚が選ばれるので、低能力のカードを混ぜておくと不利になる。何も考えずデッキに大量投入してしまわないように注意。
・【諜報員】【医師】などカード増やせる系のアビリティはかなり有効。【諜報員】は早期に使い、【医師】は2ラウンド目以降に使う。どちらも「おとり」カードとの連携が効果的。
・デッキは好みに寄りますが、北方諸国が使いやすいか。北方諸国はラウンドに勝利するとデッキからカードが引ける。1ラウンド目は相手が早期パスしやすいので、勝利してカード+1を獲りやすい。
「おとり」カードはウーソン村の酒場でも購入可能ですが時限です。
スペシャル | おとり | 戦場のカードと交換し、交換したカードを手札に戻す。 |
敵に【諜報員】アビリティを持つカードを置かれたら、それを「おとり」カードで奪って自分の物にする。
諜報員 | 相手の戦場に設置(相手の戦力に加算される)して、デッキからカードを2枚引く。 |
【諜報員】アビリティは、かなり使えます。配置したユニットが相手のポイントになる事よりもデッキからカードを2枚引ける事の方が大きい。私としては【諜報員】アビリティを持つカードは早期に使います。どのカードが引けるかわからないので、1ラウンド目に消費して引けるカードの中身を確認しておきたい。そうする事で作戦がたてやすくなります。
自分が【医師】アビリティを持つカードを使い、捨て札から1枚のカードが戦場に復帰する。設置した【医師】アビリティを持つカードを「おとり」カードで拾ってもう1回使えば、さらに捨て札から1枚のカードを戦場に復帰できる。
医師 | 捨て札から1枚のカードを選び即時設置する(ヒーローカードとスペシャルカードは除く) 。 |
捨て札が無いと【医師】アビリティの意味が無いので、使えるのは2ラウンド目以降になります。手持ちのカードに「おとり」と【医師】アビリティを持つカードがあれば、1ラウンド目に強カードを2枚使って捨て札にして、2ラウンド目に復活させる。
敵の手札には「近接が多い」など偏りがある場合が多い。1回手合せして負けた時に手札の偏りを把握しておけば必要な天候カードがわかる。自分のユニットも無効化されないように注意。
例えば下記画像は予言者との対戦ですが、敵がパスした時点で82-18とボロ負け状態。でも預言者は近接カードに偏っている。
ここで「冬将軍」を使えば両軍の近接ユニットの能力が1になります。こちらは近接ユニットを配置していないのでノーダメージ。18-18になったところで「指揮官の角笛」を使って勝利しました。
天候カードは最後の方まで戦況を見て使わないと、相手に「晴天」で打ち消される可能性もあります。
「焦土作戦」は盤上で最も数字の高いカードを全て消滅させる。相手の消滅ポイントとこちらの消滅ポイントを比較して、有利なら使いましょう。
例えばこちらが5、4、4のユニットを配置していて相手が5、5、5の状態なら、場にある5は全て消滅。こちらは-5で相手は-15の被害となる。5、4、4 vs 5、5、5、の状態から相手が6を置いた後だとこちらは5、4、4で相手は5、5、5、6になり、この状態で「焦土作戦」を使っても相手に-6の被害のみ。これでは効率が落ちる。単純に数字の大きいカードを待てばいいってものじゃないです。複数枚を潰す方が良い。
「おとり」、天候カード、「指揮官の角笛」「焦土作戦」の使い方次第で、基本戦力に差があっても打ち消して勝てます。
私の基本としては、
・デッキは北方諸国で相手が早期パスしやすい1ラウンド目を確実に取ってカード+1。
・デッキに【諜報員】を2枚は入れておき、ゲームでは一番最初に使う。
・相手が【諜報員】を使ってきたら「おとり」で奪う。
・【諜報員】を使った後、最初は弱いカードを置いて相手の動きを見る。
・ヒーローカードを複数枚持っているなら2ラウンド目はアビリティの影響を受けないヒーロードを優先して様子を見る。自陣がヒーローカードのみなら「焦土作戦」でダメージを受けるのは相手のみ。出だしで圧倒できる。
・相手が持っている手札の枚数は常に把握しておく。手札の枚数に差が出てしまうと後半戦は勝てない。
・手札に【医師】があれば、1ラウンド目に強カードを2枚使って、2ラウンド目に【医師】で1枚目復帰→「おとり」で【医師】を回収→【医師】で2枚目復帰。
・「焦土作戦」はパズルゲームの連鎖消しのように、複数枚を消せるタイミングで使う。
・天候カードは冬将軍メイン。近接ユニットの重要性が少し高い感じ。諜報員も近接が多いので、諜報員で相手に与えたポイントも潰せる。天候カードは最後に使う。
トランプや麻雀と同じで「これさえやっていれば勝てる」という物ではありません。サイドクエストは1回勝てば貴重なカードが貰えて、負けてもこちらはカードを奪われない。めちゃくちゃ有利な条件なので、何度も勝負を申し込めば良いです。その中でスペシャルカードやアビリティ使い方を覚えて、デッキの組み方もわかってくる。
コメント
グウェント面白いですよね
ウィッチャー3はサブクエストとグウェントの出来が良すぎて
メインストーリーが中々進められませんw