手術ゲーム『Surgeon Simulator: Anniversary Edition』なぜか一部日本化されていた

8/12に北米PS4 Storeでリリースされていた『Surgeon Simulator: Anniversary Edition』ですが、意外にも一部日本語化されていました。

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しかし、いかにも「途中で止めました」的な中途半端な日本語化になっており、実績の項目を見ると日本語と英語(仮タイトル)が混ざっています。

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そして日本語のままではゲームプレイできずにエラーが発生します。
本体言語を英語にするとプレイ可能。
手術中は、ほぼテキストが無いので英語でも支障が無い。
チュートリアルすらなく、いきなり手術室に放り入れられる感じ。

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どういうゲームかと言いますと、物理演算を使った手術ゲーム。
外科手術シミュレーターとは名ばかりの馬鹿ゲー・奇ゲーです。

まず操作が激ムズ。これは不親切というより、操作が難しい事がゲーム性になっています。
メスすらまともに持てず、切りたくない部分を切りまくる事になる。

最初の手術の目的は、対象の臓器を取り出し移植用の臓器を入れる。
適当に骨を砕き、邪魔な臓器を次々に取り出して放り投げ、移植用の臓器を置いたらクリア。

やっていることはクソ馬鹿ゲーなのですが、操作が難しいため手術の緊張感だけはしっかりあります。
やる事はわかっていても思うように手が動かない。 

グロさは、ほとんど感じずにプレイできました。
PS2レベルのようなグラフィックにオモチャのような臓器なので、グロさは感じにくい。
やっている事もギャグ要素が濃い。
執刀医は腕時計をしていて、それが体内に落ちたりします。
自分の手に注射が刺さってくらくらしたり。
ブロードキャスト配信向きなゲームだと思います。普通にプレイしていると馬鹿馬鹿しい事が立て続けに発生する。

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物理演算の面白さを感じるゲームで、動きの自由度は高い。
物を持つのも「人差し指と親指でつまむ」「小指、薬指、中指を閉じる」この2つの操作を組み合わせる。まずまともに物がつかめない。変な持ち方でドリルやメスを持って、強引に手術していく。そしてそれらを平気で体内に落とす。
メニュー画面でも自由に動けるので、机を散らかしたり電話を持ったり、動かしているだけで面白さを感じる。手術以外の題材でも、こういう物理演算を活かしたゲームを作ってほしい。

約$10のゲームなのですが、トロフィーの数が多く、プラチナトロフィーまであります。
据置機での馬鹿ゲーが減りつつある中、こういうゲームは貴重。

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PS4の北米タイトルで遊ぼう

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