本日、2017年3月7日配信開始の『アンアーシング・マーズ』(1,680円)。VR専用タイトルで低予算のB級SF映画的な体感アトラクションゲーム。
体感アトラクション
「ゲーム」というより「体感アトラクション」という印象でした。低予算のB級SF映画に参加する遊び。ゲーム的な操作はあるのですが、映画の1シーン1シーンを操作して体感する感じです。
宇宙船内のシーンではレバーを操作したり計器を見て指揮官に報告したり、火星ではバギーに乗って目的地に向かったり、謎のパズルを解いたり、採掘作業をしたり、シューティングゲームをしたり、各シーンによってやることが違う。自由度はほとんどなくて、やるべきことは決まっている。
Move モーションコントローラー2本持ち
場面によって操作が違いますが、移動できる時は移動ポイント指定型。移動できるポイントは決まっていて、△ボタンを押しっぱなしにすると移動ポイントを指定するラインが表示される。
視点はスナップ切替で、右手のムーブボタンを押せば右側に45度くらい動き、左手のムーブボタンを押せば左側に45度くらい動く。
トリガーボタンは「つかむ」や「押す」。バギーに乗っている時はアクセル。
□ボタンでアイテムボックスが開きますが、そんなにアイテムを多用するゲームではない。
1時間30分でクリア
映画を観る(参加する)感覚のゲームです。ゆえにプレイ時間も1時間30分ほど。1周でトロフィーをコンプリートできましたが、プレイの仕方によっては取り逃すトロフィーもあるようです。クリア後はチャプターセレクトがあるので、回収は楽なのかなと思います。
通常価格1,680円のところを20%OFFで1,344円でした。映画を観る感覚で、VRならでは新鮮さもあり、1周1時間30分1,344円というところに不満はない。
安っぽさはあるが低予算B級SF映画らしい魅力もあり
グラフィックは良くなくて、低解像度だったり、テクスチャ自体がのっぺりしていたり、人物のリップシンクもあるのかないのかわからないくらいだったり。全体的な安っぽさはあります。この安っぽさに低予算のB級SF映画的な不思議な魅力がないこともない。
ストーリー展開はめまぐるしくて、非現実的なぶっとび方は良かったし、「こういうことがあったんだな」というわかりやすさはあった。無理矢理パズルをねじ込んだりしているところもありますが、そういう無理矢理さも楽しみました。つっこみどころもある作品。
ローカライズはテキストだけじゃなくボイスも日本語に対応しています。
ゲームなんだけど参加する映画という感じでもあり、VRを使った遊びとしてはアリかと思った。VRはゲームの世界に入るという感覚がありますので、当然ながら映画の世界にも入れる。この入りこむ感覚はやっぱり面白い。ゲームとして見ると物足りないところなので、映画に参加する感覚を楽しむもの。

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