北米で10月18日に配信されたPS VR専用タイトル『SportsBarVR』($19.99)をプレイしました。
遊べるゲーム
メインゲームは4種類。
Air Hockey (エアホッケー)
普通のエアホッケーです。プレイ感は、まさにエアホッケーそのまま。T(トリガー)ボタンを押してマレットを握り、パックを打ち合う。
リアルなエアホッケーすぎて、パックを打った時に感触がないことや当たり判定に微妙な違和感を覚えます。
Darts (ダーツ)
左手にダーツの束を持って、右手でそれを拾うところも再現。T(トリガー)ボタンを押してダーツを持ち、腕を振りながら投げるシステム。
精度は悪く感じる。直感的に投げる感じじゃなくて、ゲームとしての正解を探しながら投げました。
Pool (ビリヤード)
左手側のT(トリガー)ボタンでキューの位置を決めて、右手を引いてからプッシュ。右手側のムーブボタンを押しながら球のどこを打つか指定する。T(トリガー)ボタンを押しながら右手を動かすとキューの角度が変えられる。ゲーム的なビリヤードの操作としては成立していますが、直感的ではありません。
Shuffleboard
テーブルで行うカーリングみたいなゲーム。対戦型のゲームで、パックを投げて1~4のところで止まると点数が入るゲームみたいです。パックはボタンで呼び出せますが、スコアのカウントしてくれません。
Skeeball
ボウリング+バスケットみたいな遊び。野球ボールほどのボールをレーンに転がして、ピンではなく穴を狙う。
本物のSkeeballはオーバースローで投げられないようにネットでガードしてある事が多いようですが、これはネットがないのでオーバースローで投げることも可能。
Chess(チェス)とCheckers(チェッカー)
盤と駒がありますが、コンピューターは介入せずに完全手動なのかと思います。
馬鹿ゲー
馬鹿ゲーっぽい雰囲気があります。
ボトルを出現させて遊ぶ事もできます。ビリヤード台にもSkeeballにも置けてバンバン割れる。積んで遊ぶ事も可能。
おもちゃの銃、卓球セット、アメリカンフットボールのボール、野球ボールも出現させることが可能。ゲームができるわけではないが、投げたりできる。
ダーツとキューはいつでも持つ事が可能で、ダーツは人に向かって投げられるが反応はありません。
パーティーゲーム
1人で遊んでも面白さを見出しにくいです。周囲にはリア充な外国人男女のNPCがいて、そんな中で1人でゲームをプレイする客という体験ができます。そういうところもリアルなスポーツBAR。最初は新鮮さとバーの雰囲気もあってワクワクするところがありますが、1つ1つのゲームのクオリティが高くなくて、続けて遊ぶ気にはなりにくい。
エアホッケーとSkeeballは悪くない出来だと思います。ただ、これらのゲームに熱中するほどの魅力は感じず、2、3回もやればお腹いっぱいでした。
ビリヤードはゲーム的な操作としては、ちゃんとビリヤードができますが、VRで直感的に遊べている感じではないです。ゲームモードもシンプルなので、ビリヤードがやりたいならビリヤードのゲーム『Hustle Kings VR Add-On』を購入した方が良いんじゃないかと思いました。
ダーツは一番期待していたのですが、精度が悪くてガッカリしました。
ゲームとしてガチで遊ぶようなものではなく、悪ふざけもしながら大勢でワイワイ遊ぶゲームかと思いました。