ローカライズの問題があっても高評価な『Fallout 4』の別格っぷり

いやぁ『Fallout 4』面白すぎてハマっています。北米版をかじる程度にはプレイしていましたが、やはり日本語だとハマり具合が全然違ってきますね。

『Fallout 4』はローカライズの評判が悪いです。翻訳が部分的に機械翻訳みたいだったり、字幕の誤字も目立ちます。主人公を女性にしても字幕は男言葉だったり、NPCでも見た目は女性なのに字幕は男言葉という事もあります。字幕自体がズレたり部分的に表示されない事もあります。

ゲームのバージョンも古いです。日本版は1ヶ月遅れだから初期のバグが修正されてから遊べるものと思っていましたが、古いバージョンでした。

販売の事でも、スマホアプリが日本語では使えないという事をソフト発売後に発表する酷い行為もありました。

ローカライズや売り方に不備があったゲームはAmazonレビューなどで吊るし上げられるのが常で、ゲームとしては超面白い『Fallout 4』も大炎上しているかと思いきや、

Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: Fallout 4

なんと4.3点(107件)。ローカライズに問題があってこれはスゴイ。海外評価から考えれば4.3点なら妥当なところですが、むしろ期待値が高いゲームほど問題があると憎悪に変わってしまうだけに、この評価には驚きました。

これは嬉しかったですね。ゲームとしては面白いゲームなのに、ローカライズの問題で1点評価されるのが当たり前のような状況を見てきたので、『Fallout 4』もそうなってしまうのかと思いきや、ちゃんとトータルで評価されていました。

レビューも熱い内容のレビューが多くて、読んでいて納得させられたり、自分では気付けなかった事に気付かせてもらえたりします。『Fallout 4』は自由度が高くて、やれる事も多いので、プレイヤーによって楽しみ方や感じ方が様々。1件の濃いレビューよりも多数のユーザーレビューを読む方がゲームをとらえやすいんじゃないかと思います。

GOTYの数をまとめているブログによると『Fallout 4』は12個のGOTYを獲得していて2位。

46個 – The Witcher 3: Wild Hunt
12個 – Fallout 4
10個 – Metal Gear Solid V: The Phantom Pain
9個 – Bloodborne

GAME OF THE YEAR PICKS BLOG

今年は豪華な年でした。来年はPS4が3年目となり、さらにソフトが充実するんでしょうね。PC/PS4/XboxOneのマルチが基本となって、世界的にゲーム黄金期を迎えるか。とても楽しみです。

では『Fallout 4』に戻ります。