北米で10/6にリリースされた『Transformers: Devastation』。
プレオーダーしていましたので3時間ほどプレイした感想。
ゲームシステムは『デビル メイ クライ』や『ベヨネッタ』みたい、移動→バトルミッションと戦闘後評価→移動→バトルミッションと戦闘後評価→……というアクションゲーム。もちろんボスバトルもあります。
ベヨネッタの「ウィッチタイム」と同じようなシステムもあります。敵の攻撃を寸前で回避すると発動し、 敵の動きがスローモーションになって一方的に攻撃できる。気が利いているのは、シュンという音で敵の攻撃タイミングを教えてくれる事。カメラが敵をとらえきれてない時に助かります。敵の攻撃を華麗に避けてからの反撃は美しくて格好いい。
初登場の敵を紹介してくれるのもベヨネッタを思い出した。
かなりスタイリッシュなアクションゲームで、派手さもあってカッコいい。大量の敵を一掃する爽快感ではなく、スタイリッシュなコンボを決める爽快感があります。
R1ボタンが「Switch Modes」になっており、ロボット←→車両の変形が出来ます。
コンボにも組み込まれており、敵を浮かせてからR1を押すと車両になって突撃する。この操作感がなかなか良くて、ホイルスピンして溜めた後にドカーンッとぶつかります。何回やっても気持ちいい。
車両から□or△で攻撃するとシールド破壊攻撃。これもよく使う重要なテクニック。
トランスフォーマーの特徴であるロボット←→車両の変形が上手くゲームに溶け込んでいると思いました。
L2でエイムしてR2で銃撃するTPS要素もあります。とはいっても本格的ではなく、たまに使う操作。飛行タイプの敵を撃ち落とすのに必要。
車両時の操作も左スティックなので動かしやすい。L2ブレーキ/R2アクセルじゃないのでドライブゲームが苦手でも問題ありません。
アウトモデリスタみたいに見える。
ノーマル難易度(WARRIOR)ですとボス戦等で普通に何回か死ねる。ボタン連打で攻略できるゲームではなく、「ウィッチタイム」みたいな回避アクションを駆使しなければ攻略できない。そこそこの歯応えと緊張感があります。アクションゲームが苦手ならイージー難易度(SCOUT)で始めたほうが良いでしょう。
ゲームモードは「STORY MODE」と「CHALLENGE MODE」。
モード名を見て予想される通りのモードです。
お金や強化内容は2つのモードで共有されており、「CHALLENGE MODE」で稼いで「STORY MODE」を進めるという事も可能。
「CHALLENGE MODE」のミッション数は50。
ARKという本拠地で操作キャラの変更や装備の変更などができます。
CHAPTER2時点で使えるキャラクターはOPTIMUS PRIME、BUMBLEBEE、SIDE SWIPE、WHEELJACK。DLCのコスチュームもここで選択。
WEAPONSでは武器の装備と合成。
T.E.C.H.ではT.E.C.H.(装備アイテム)の開発と装備。開発はガチャ+目押しという感じで。コスト1,000かコスト5,000で開発できる。
STATUSではクレジットを消費して基礎能力のアップが可能。
LABでは武器、消費アイテム、ムーブの売買。
プラチナゲームズのPS4タイトル1本目となった『The Legend of Korra』はメタスコア54点(27件)、ユーザースコア6.4点(80件)でしたが、『Transformers: Devastation』の評価は悪くないはず。
・基本アクショ
ンは問題なく、ストレスを感じるところもない。
・「ウィッチタイム」みたいな回避→スローになって反撃が良いアクセントになっている。
・コンボで浮かせてからの車両突撃も良い。
・スタイリッシュアクション。
・TPSの操作感も悪くない。
・動かしやすい車両操作。
・武器やアクションの強化要素も豊富そう。
・死にゲーではないが、ほどほどに死の緊張感もある良いバランス。
・グラフィックはアニメっぽくて良い。
・マップは1本道じゃないのは良いけど、見にくさもある。
・原作をまったく知らなくてもアクションゲームとして楽しめる。
私は『The Legend of Korra』も面白かったので、メタスコアの予想は自信がありませんが、目に見えて明らかにはっきりと『Transformers: Devastation』の方が出来が良いと思う。メタスコア80点オーバーするのではないかと予想。減点要素はモードが少ない事。オフライン専用なのも遊びの幅としては狭い印象があるかもしれない。でも$49.99なので価格を考慮してもらえれば。乱戦気味になると敵の位置や攻撃が把握しにくくなるのも難点か。
Transformers: Devastation for PlayStation 4 Reviews – Metacritic
このゲームに神谷英樹氏は関わっていないと思いますが、素直に『デビル メイ クライ』や『ベヨネッタ』を真似てベースを作り、トランスフォームアクションを融合させて丁寧に仕上げているという印象。言語は英語とフランス語のみでした。良い出来なので日本でもリリースしてほしい。
コメント
海外評価も出始めましたが、なかなか高評価ですね。
これ日本で出さないのは、もったいないです。
買いましたよ。普通に面白い、出来のよいアクションゲームですね。
アニメタッチなのも、いわゆる映画版より親近感があって懐かしさとともにプレイできていいです。
トランスフォーマー好きなら買いなのは間違いないですね。