2016年1月12日(火)に北米でリリースされた『Gone Home: Console Edition』が日本語に対応していました。
機械翻訳的ではなく、ナチュラルな日本語です。
フォントも味気ない物ではありません。
音声は英語です。
主人公のケイティが1年ぶりに家に帰ると家には誰もいなかった。
家の中を捜索して、妹のサムに何があったのかを読み解くゲーム。
「ゲーム」というと少し違う感じもするジャンル。家の中を調べて主に「サムの日記」を読んで、「ふーん、こんな事があったんだぁ」という感じを体験するもの。この体験にハマれるかハマれないかで100点か0点かに分かれるようなゲーム。小説などの読み物が好きで、文章から想像して状況や感情を読み取って楽しめる人向け。
薄暗くて誰もいない家を徘徊するのは不気味さもありますが、ホラー要素は0。
2013年8月15日にリリースされたPC版『Gone Home』はメタスコア86点(56件)で、2013年のGOTYレースでも10個を獲得して5位。
GAME OF THE YEAR PICKS BLOG: 2013 GAME OF THE YEAR
しかし、ユーザー評価は高いとは言えません。metacritic.comのユーザースコアは5.4点(1854件)、Steamでは76%が好評(12,788件中)。
映画とも小説ともゲームとも言えない体験で、芸術性や斬新さがメディアに高く評価されたものの、合わなかったユーザーも多いという感じかと思う。
普通にプレイして1時間30分もかからずクリアできました。1度クリアして仕掛けがわかると、1分以内にクリアできます。リプレイ性も高くないので、ボリューム的には少ない。あまりないタイプのゲームなので希少価値はありますが、$19.99は少し高めと感じた。
雰囲気に浸り、1つ1つの文章を深く読んで想像する。そういう楽しみ方のゲーム。こういう雰囲気に浸れるゲームをVRで遊んでみたい。