三上真司氏がディレクターを務める注目作「サイコブレイク」が国内で10月23日に発売決定。
単に発売日が決まったというだけではなく、とても興味深く、今後のPS4にとって大きな影響を与えるかもしれないアイデアが用いられました。
サイコブレイクのCEROはD指定とのこと。
これにより、18歳未満の人でも購入可能になります。
しかし、サイコホラーでD指定だとゴア表現がイマイチになる可能性が高い。
例えばバイオハザードシリーズなども、Z指定にしてしまうと販売しにくくなるということもあり、D指定にして販売しています。 そのため表現のショボさに批判の声も多い。
クリエイターのやりたい表現とそれを求めるユーザーにとってはZ指定が望ましい。
でもZ指定だと18歳未満は購入できず、販売場所も限られ、深夜時間にしかCMが打てないなど、セールス的には厳しい環境になります。
そこでゼニマックス・アジアが考えた方法が「ゴアモードDLC」。
D指定のタイトルとして制限なく宣伝・販売が行えるうえに、Z指定を求めるユーザーは「ゴアモードDLC」を導入することで、Z指定相当の表現でゲームを楽しめるという、まさに攻守最強の方法。
国内でPS4の販売台数が伸び悩んでいるのは、人気タイトルにZ指定が多いというところも大きいと思う。
18歳未満は買いたくても買えない、宣伝したくても制限があるなど、Z指定タイトルでアピールするのは難しい。
このようにD指定で売り、ゴア表現を求める人にZ指定仕様のDLCを用意するのは、他のタイトルでも続けてほしい。
普通にZ指定が買える人にとっては一手間増える事になりますが、結果的には恩恵を受けられると思う。
ソフトが売れなきゃ今後はローカライズもされなくなるだろうし、ローカライズされてもテキトーな翻訳とフォントを載せたようなローカライズになるかもしれない。
ウォッチドッグスにしてもブラジルで33万本、ラテンアメリカ全体で60万本以上売れたそうです。日本の数倍。メーカーは、ますます日本語ローカライズの必要性を感じにくくなってきている。この流れを変えるために、この「ゴアモードDLC」という新しいアイデアに大注目。
逆パターンとして、ゲームには興味あるけど気持ち悪い映像表現は控えめにしてほしいという方にも、Z指定をD指定で遊べるのは有難いところ。
「ゴアモードDLC」は予約者のみ
重要な事、この「ゴアモードDLC」は予約特典です。
後日販売は行わないとのこと。
「ゴアモードDLC」つきは当然ながらZ指定での販売になります。予約特典つき以外はD指定という形。面白いのが予約は予約特典つきがメインになるのでZ指定、CMは通常版のD指定で打てるので制限がないというところ。
7月18日から予約開始ということですので要チェック。
コメント
ゴアモードを適用してcero z相当の表現になるってことはやっぱり部位欠損やヘッドショットで頭が飛ぶ等は規制されてるってことなんですかね