EA Accessのゲームトライアルに『EA SPORTS UFC 4』が追加されています。
EA Accessのゲームトライアル
EA Accessのゲームトライアルとは、発売前のゲームを10時間限定で先行プレイできるサービスです。体験版とは違い、製品版とほぼ同じものを先行プレイ可能であり、トロフィーも取得できますし、セーブデータも製品版へと引き継げる。
製品版と「ほぼ同じ」という中での違いは、「トライアル時間**時間**分」という表示があったり、「EA SPORTS UFC 4を購入」という項目があったり、発売前なのでオンラインイベントが開催されていなかったりする程度。
EA Accessは1ヶ月で528円です。
『EA SPORTS UFC 4』が10時間先行プレイできるだけでも価格分の満足度を感じる。10時間あるとキャリアモードはクリアできますし、トロフィーも60%以上獲得できます。
EA Accessに加入していると製品版(DL版)が10%OFFになり、通常価格8,700円のところを7,830円で購入可能。870円OFFですので、EA Accessに加入してから購入したほうがお得です。
前作からの変更点
ゲームプレイの改善点として3点が挙げられています。
- 滑らかなクリンチ操作
- テイクダウンの刷新
- 強烈なグラウンドパンチ
下記操作は右利きの場合です。R3で変更可能。
クリンチ操作
R1+□でクリンチに持ち込む。
クリンチ状態での打撃やガードはスタンド状態とほぼ同じ。
□で左パンチ、△で右パンチ。
×で左膝蹴り、○で右膝蹴り。
R2で上段ガード。R2+L2で下段ガード。
クリンチから離れる時は、相手から離れるように左スティックを倒すだけ。普通に移動する感じですね。
グラップル操作
スタンド状態からL2+□長押しで片脚タックル、L2+△長押しで両脚タックルでテイクダウン。
タックルを仕掛けられた場合、下段ガードと同じ操作(R2+L2)でタックルを切ることができる。
今回、大きな変更点として「かんたんグラップル操作」が追加されました。行動の選択は左スティックを3方向のどれかに倒すだけ。
- 左スティック↑ 立ち上がり
- 左スティック← 寝技
- 左スティック→ グラウンドパンチ
例えばテイクダウンから寝技に持ち込みたい場合、L2+□長押しで片脚タックルしてテイクダウン→左スティックを左に倒して寝技に持ち込む→寝技のカーソル重ねミニゲーム、という具合。
良い点は、初めてでもすぐ理解できる簡単さ。
悪い点は、シンプルすぎる大雑把さ。
テイクダウンした後、L1を押しながら左スティックを倒せばベストなポジションを選択します。
例えば、テイクダウンしていきなり左スティック→だとフルガードかハーフガードポジションのままグラウンドパンチをすることになります。これはベストなポジションではありません。L1+左スティック→だとハーフガードポジションに移行し、もう1度同じ操作でマウントポジションに移行します。
相手がポジションを変えようとして動いている場合、R2を押しながら右スティックを矢印が表示された方向に倒すことで抵抗できます。※難易度レジェンドでは矢印が表示されない。
寝技のカーソル重ねミニゲームは2種類。
絞め技は左スティックで相手の色に自分の色を重ね続ける。
関節技はL2とR2で相手の色に重ね続ける。
寝技をかけられた時も操作は同じですが、相手の色から逃げます。
この変更点がかなり嬉しい。前作は無駄に複雑でやりにくかったですけど、今作はシンプルでやりやすい。
ゲームプレイ設定で従来型グラップル操作にすることも可能です。デフォルトでは、かんたんグラップル操作になっています。
大幅な変更はないが遊びやすくなった
プレイ感覚は大幅には変わりませんが、グラップル操作がやりやすくなったことで遊びやすくなりました。個人的には寝技のミニゲームがわかりやすくなったのが一番嬉しいポイント。大幅には変わらないと言いつつも、かなり良いポイントを改善してくれている。
ナンバリングで『4』ですのでね、シリーズとして育ててきたベースがありますし、そこからポイントを突いた改善をしてくれている。
キャリアモードもシステムが微妙に変わっているのですが、結局のところ慣れると決まった作業をこなすだけになり単調さは感じます。ストーリーを作るような演出が弱くて、強化と試合を淡々とこなす感じですね。
現在、日本人選手がいないのは寂しいところです。
PS5の高速ロードが生きるゲームだとも思います。キャリアモードで毎週行うスパーリングの前後にロード、試合も前後にロード。1回のロードが長いってわけではないですが、ロードの回数は多い。このロードが2秒未満になれば、キャリアモードの快適さが劇的に増すと思います。
メニュー画面の操作で重さも感じますので、このあたりも高速読込で解決してくれるかもしれない。
EA Accessに加入してから、今回の『EA SPORTS UFC 4』のゲームトライアルが一番堪能したかもしれない。
EA Accessの不満点としては『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』がThe Vault(遊び放題サービス)に入らなかったことですね。例外のゲームが出てくるとなると、1つのゲームメーカーだけのサブスクリプションサービスとしての魅力は大幅に落ちる。