月の最初の火曜日はPS Nowの定期配信


2019年10月にZ指定対応&価格改定されて新体制となった感のあるPS Now。新規タイトルの追加は月の最初の火曜日で固定されたようです。

 

前回のPS Nowの記事で「基本的には月の最初の火曜日に追加されるようです」と書いていましたが、今月も3月3日(火)にしっかり新規タイトルが追加されました。期間限定タイトルが2本と通常ラインナップが1本というスタイルも毎月固定。

2020年3月3日(火)
  • SHADOW OF THE TOMB RAIDER DEFINITIVE EDITION – 2020年8月31日(月)終了
  • Wolfenstein II: The New Colossus – 終了日未定
  • ATV ドリフト&トリックス
2020年2月4(火)
  • サイコブレイク – 終了日未定
  • LEGO ワールド – 2020年8月4日(火)終了
  • GOD OF WAR III Remastered PlayStation Hits
2020年1月2日(木)
  • アンチャーテッド 古代神の秘宝 PlayStation Hits – 2020年4月6日(月)終了
  • Horizon Zero Dawn Complete Edition PlayStation Hits – 2020年4月6日(月)終了
  • Overcooked 2 – オーバークック2
2019年12月3日(火)
  • PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS – 2020年3月2日(月)終了済→通常ラインナップに追加
  • ウルフェンシュタイン: ザ オールド ブラッド – 2020年11月30日(月)終了
  • GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択
2019年11月5日(火)
  • シャドウ・オブ・ウォー – 2020年2月3日(月)終了済
  • ペルソナ5 – 2020年2月3日(月)終了済
  • Hollow Knight

PUBGが通常ラインナップに追加

ちょっと驚きだったのが、2019年12月3日(火)~2020年3月2日(月)までの期間限定配信だったはずのPUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)が、配信終了とならずに通常ラインナップに追加されたこと。こういうパターンもあるんですね。

SHADOW OF THE TOMB RAIDERはDEFINITIVE EDITION

『SHADOW OF THE TOMB RAIDER』ではなく『SHADOW OF THE TOMB RAIDER DEFINITIVE EDITION』とのことです。DLC入りの完全版なら未プレイのユーザーにとっては嬉しいところ。

  • 7つのダウンロードコンテンツ
    1. THE FORGE / 2.THE PILLAR / 3.THE NIGHTMARE / 4. THE PRICE OF SURVIVAL / 5. THE SERPENT’S HEART / 6. THE GRAND CAIMAN / 7. THE PATH HOME
  • 過去配信された全てのコスチューム、武器、スキル

【追記】PS公式ブログでは『SHADOW OF THE TOMB RAIDER DEFINITIVE EDITION』と記載されていますが、実際は無印の『SHADOW OF THE TOMB RAIDER』のようです。

ATV ドリフト&トリックスはVR対応

『ATV ドリフト&トリックス』はTime AttackとHot LapだけVRモードに対応しています。PS NowにはVR対応ゲームが少ないので貴重ですね。
VR対応のオフロードレーシング『ATV Drift & Tricks (北米版)』をプレイ – PS4ちゃんねる Pro

良いけど弱い

2015年9月にPlayStation Nowのβサービスが開始以来、少しずつ着実に成長して良くなっているPS Now。2019年10月のZ指定対応&価格改定以来のソフト提供形式も良くなったと思います。

 

ただ、現実的な問題としてサービスとしての魅力と話題性は弱い。『SHADOW OF THE TOMB RAIDER』と『Wolfenstein II: The New Colossus』、どちらもゴージャスなゲームで評価も悪くないけど、今この2本が持っている影響力は小さいんですよね。『Wolfenstein II: The New Colossus』は過去にセールで1,344円になっていて興味のある人は購入しているだろうし、Twitterでも反応は弱く話題にもなりにくいです。私は『SHADOW OF THE TOMB RAIDER』をスルーしていたので「PS Nowでやろうかな」と思えたりして、それなりの勧誘効果があるのは間違いないですけど、その層は少なく、そこを突っついてもサービスとしては弱いままかなと思う。

 

以前にも書いた、ゲームの旧作の詰め合わせのサブスクリプションサービスは難しいという事。音楽や映画に比べて1本のプレイ時間が長くなりがちなゲームは月額制でのお得感は少ない。大幅なセールが定期的に行われており、100円セールやフリープレイもあるので、欲しいゲームは買っちゃうし、ゲームが溢れている時代でもある。この状況でスルーし続けていたゲームを集めても、あえてそれを時限式の月額制でやりたい人は少ないでしょう。音楽や映画みたいに「~しながら」プレイするのも難しく、向かい合うエネルギーがいるので、本当に遊びたい1本のゲームという力がないと動きにくい。

やっぱりPS2 Gamesが欲しい

セールでもスルーされてきた旧作を詰め合わせても人は集まりにくい。かといって$59.99や9,000円で売れる新作を入れちゃうとメーカーは大損でしょうし、小規模ゲームの新作を入れたところでやっぱり人は集まりにくい。

 

限られた駒の中で、SIEがPS NowのアイコンにしやすいのはPS2 Gameなんじゃないかと思います。もうこれを書くのは4回目くらいでしょうけど。半端な旧作よりも『サイレン』『サルゲッチュ』『ワイルドアームズ』シリーズらのレトロゲームは話題になりやすいですし、PS2 Gameは1080pにレンダリングされていて、SHARE対応、トロフィー対応、フレームレート向上など魅力が大きい。私も実際にプレイしていて良い物だと感じているだけに、未だに日本では5本しかリリースされていないのが悔しくて残念。

  • 2017.03.31 スターオーシャン3 Till the End of Time ディレクターズカット 3,080円
  • 2017.09.14 ジャック×ダクスター 旧世界の遺産 990円
  • 2017.12.06 ジャック×ダクスター2 990円
  • 2017.12.21 Jak 3 (英語版) 1,650円
  • 2018.03.15 Jak X: Combat Racing (英語版) 1,650円

今は日本語版の『サイレン』をPS4でプレイしたいです。北米版をプレイしましたが、1080pでアップレンダリングされていてジャギもなくシャープ。PS2のゲームが美しく現代に蘇る。欲しいのは日本語。ゲーム実況でも人気があるタイトルなので、SHARE対応なのも魅力が大きい。


『FINAL FANTASY VII REMAKE DEMO』をプレイしてタイトル画面だけでも感動できましたが、改めて起動してみると『SIREN』のタイトル画面も良いです。PS4で起動し、デュアルショック4でプレイする『SIREN』。

 

北米でのPS2 Gamesは$9.99/$14.99/$19.99で、多くのゲームは$14.99。日本では『Jak 3 (英語版)』が1,650円なので、『サイレン』らも出るとしたら1,650円くらいになるのかと思います。単品販売と同時にPS Now入りで盛り上げてほしいなと妄想しています。月の頭のPS Now新規タイトル追加で、現状のタイトルに加えてPS2 Gamesが1~2本あれば、話題性もあり魅力が増すんじゃないかと思います。現状もかなり良くなっているんですけど、パンチ力に欠けますからね。新作が難しいから、レトロゲームの魅力を上手く使えれば良いんじゃないかと思います。PS4ではスルーされているゲームアーカイブスもそうですけど。レトロゲームの「思い入れ」は時に新作よりも強いパンチ力があるかと思う。

 

なんにせよ変化し続けるPS Nowを追うのは面白い。「これだ!」という一手で、素晴らしいサービスになる瞬間を味わいたいです。次回のタイトル追加は4月7日(火)になるかと思います。

コメント

  1. Hamasukei より:

    >>nanaさん
    情報ありがとうございました。
    実際にプレイしてみてもDLCは入っていなかったですので無印ですね。

  2. nana より:

    PSNOWの対応タイトルやページから、どうやらSHADOW OF THE TOMB RAIDERは完全版ではないようです。
    残念です。

  3. mz03 より:

    •PS2onPS4の本格的な日本展開
    •PS3タイトルのDL互換化
    nowに求めるのはこの辺りですかね
    PS2onPS4はなんで日本でしっかりやらないのか理解出来ない部分。
    電プレの休刊の時やPS2の20周年記事への反応でも分かるけれど
    日本でのPlaystationの黄金世代はPS2って層はかなり大多数なので
    そこに刺さるPS2タイトル配信は強力なコンテンツになると思う。
    企画の主導が北米なのがネックなのかもしれないけれど
    その辺はSIEJAにもガンガン攻めてもらいたい所。
    PS3タイトル互換はどちらかというとPS5に求めたいサービスですかね。
    やっぱクラウドで遊ぶのは正直辛い部分があるので互換で遊びたい。
    シェア機能で動画撮ってアップしやすくなったりすると最高。
    ライバル機のXboxがその辺先行してるので、PSも頑張って欲しい。

  4. なんこつ より:

    これですね!PS2の海外にあるやつをガンガンやってほしいです
    海外アカウントをつかってダウンロードするしかないけどやはり日本語がいいなぁと思います!

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