UIG Entertainmentというパブリッシャーが、英語版のまま日本のPS Storeに配信をスタートしました。
英語版のまま日本Storeに配信したUIG Entertainment
事前告知は無かったと思いますが、8/21に『Firefighters – The Simulation (英語版)』8/24に『Joe’s Diner (英語版)』が配信されました。
どちらもUnited Independent Entertainment GmbHというパブリッシャーのゲームです。日本のPS4タイトルとしては初リリースになります。
UIG EntertainmentのPSタイトル
2009年から主にPCとiOS向けのゲームを販売。2014年8月1日にPS3タイトル『Kick-Ass 2』をリリースしてPSに参入。2016年5月27日にPS4タイトル『Professional Farmer 2017』をリリースし、これまで8本のPS4タイトルをリリースしています。
タイトル | 北米 | 日本 |
---|---|---|
Kick-Ass 2 | 2014年8月1日 | – |
Professional Farmer 2017 | 2016年5月27日 | – |
Joe’s Diner | 2016年9月7日 $19.99 |
2017年8月24日 2,160円 |
Forestry 2017: The Simulation | 2016年10月28日 | – |
Industry Giant II | 2016年12月20日 | – |
Firefighters: The Simulation | 2017年1月20日 $29.99 |
2017年8月21日 |
Pineview Drive | 2017年1月24日 | – |
Professional Farmer 2017: Gold Edition | 2017年2月28日 | – |
Transport Giant | 2017年7月11日 | – |
価格設定は$1=100円+消費税ですね。
PS3への参入の遅さ、PS4への参入の遅さ、ゲーム自体が1世代以上前のクオリティだったりということで、あまり規模は大きくない会社かと思います。ゲーム的には個性が強いタイトルが多くて、評価は低いけど面白味があるラインナップ。
この会社が、なぜ英語版のまま日本のPS Storeでリリースするに至ったのかはわからない。日本語に対応していれば『Joe’s Diner』や『Pineview Drive』らのホラー系タイトルは一定の興味を引きそうですし、同社が扱うシミュレーション系のゲームも日本のPS4には多くないので目立つ。
タイトルで英語版とわかるように表記してほしい
日本のPS Storeで『Joe’s Diner』を見た瞬間に「日本語化されたのか」と思いました。でも製品詳細ページを見ると「このタイトルは日本語非対応です。」と表記されていた。これは良くないですね。タイトルに日本語が含まれないゲームは、英語版の可能性があるという問題を生み、他のゲームも迷惑をこうむる。実際、8/23にリリースされた『Tachyon Project』に対し「これは日本版と思っていいのかな?」という疑問を持っています。『WWE 2K17 (英語版)』のように、英語版であることの表記を統一したほうが良いです。
表記が統一されていないので、対応言語が明確でない。ゆえに、タイトルに日本語が含まれていないだけで、日本語に対応しているかどうかの不安も生まれる。今後、英語版のリリースが増えるようならStoreページにSteamみたいな言語表記が求められる。
今後の展開に注目
UIG Entertainmentについて少し知りました。今後も英語版のままリリースするのか、ローカライズも視野に入っているのか、展開に注目です。
UIG Entertainment以外でも、英語版のままのリリースが増えるのかどうかというところも気になる。日本のPS Storeがグローバル化するのも面白いと思いますが、その場合は言語面のわかりやすさが求められると思います。
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