『JUDGE EYES:死神の遺言 先行体験版』をプレイ

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龍が如くスタジオ、衝撃の最新作『JUDGE EYES:死神の遺言 先行体験版』をプレイしました。

キムタクが如く

発表直後の段階で、木村拓哉さんが主演の龍が如くというイメージを持つ人が多く、「キムタクが如く」と言われていました。実際にプレイしてみると、たしかにそのイメージに近かった。舞台は神室町、基本システムも『龍が如く』に近い。

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カンフーアクション

戦闘システムは『龍が如く』シリーズらしいものですが、八神隆之の戦闘スタイルはカンフー。特徴的なのは、フィジカルスイッチ(方向キー↓)で円舞(集団戦が得意)と一閃(1対1が得意)を切り替えられるところ。

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3つの独自システム

主人公は探偵なので、捜査に関するシステムが軸にあるのは『龍が如く』シリーズとの大きな違い。「尾行ターゲットサーチモード」「尾行」「アクティブサーチモード」があります。

 

「尾行ターゲットサーチモード」と「アクティブサーチモード」は似たようなシステム。自動で主観視点になり、カーソルを動かして気になる場所でR2を押して注視。を押して調べるシステム。

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「尾行」は数多くのゲームで採用されているシステム。近づきすぎず、離れすぎず、時には隠れて尾行する。

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シリーズお馴染みの「チェイス」もあり、これも本作では多くなりそうな予感。

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体験版で見せているように、サーチモードで調べて、ターゲットを尾行し、逃げられてチェイスという形がメインになるのではないかと思う。

探偵のゲームなので、こういう要素が軸になるのはわかりますが、ゲームとして面白い要素かというと、そうは思わなかったです。例えば尾行システムのあるゲームはたくさんありますが、これ自体に面白味を感じた記憶はないです。あくまで演出的なものという印象で、操作していて楽しくはならない。サーチも調べるだけなので、良くも悪くもなくという感じ。ゲーム的な面白さよりも探偵の捜査の雰囲気をどこまで出せるか、というところ。

チェイスは『シェンムー』の名残を感じて好きになりました。ただのQTEですが、ボタン入力成功の気持ち良さと、木村拓哉さんがアクションするカッコ良さがある。

木村拓哉さんを動かす面白さ

『Marvel’s SPIDER-MAN(スパイダーマン)』ではスパイダーマンを動かしているだけで面白かったですが、『JUDGE EYES:死神の遺言』では木村拓哉さんを動かす面白さがある。あのキムタクが桐生一馬みたいなEXアクション(極)やバーガーショップ荒らしで魅せる。本編ではどこまで無茶できるのか大きな期待をしています。キムタクを使ってどこまで馬鹿ができるかというのは重要なポイント。

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『龍が如く』は絡むのか?

このゲームは2018年12月10日の神室町がスタート。龍が如く6は2016年12月に完結。2018年に春日一番が出所。小ネタ程度には『龍が如く』が絡んでくるのではないかと予想。これも楽しみなところ。

脚本は古田剛志氏

リーガル・サスペンス(法廷劇)ということで最重要とも言える脚本を担当するのは古田剛志氏。

 

428 ~封鎖された渋谷で~ – スクリプト演出・撮影現場担当
龍が如く OF THE END – 脚本・演出
バイナリードメイン – 脚本 +アントニー・ジョンストン
龍が如く維新! – 脚本・演出補 +竹内一信、横山昌義
龍が如く0 – 脚本・演出補 +横山昌義 
龍が如く6 – 脚本・コンテ製作 +横山昌義

 

『龍が如く』シリーズは1人で脚本を書いているわけではないので、具体的に誰がどこを書いたかは不明であり、技量も読みにくい。今回は単独みたいです。古田剛志氏がどんな脚本を書いたのかも大きな注目どころ。

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購入予定

発売日は12月13日。ソフトがゾクゾクと集まっていますが、今のところ『JUDGE EYES:死神の遺言』を購入予定。一番の楽しみはストーリーで、引き込み方は良いと思いました。続きも結末も気になっちゃいますね。
ゲームとしては、いろいろ使い回しもありつつ、『龍が如く』のベースが安定しているんじゃないかと思います。キムタクがどこまで無茶できるか、龍が如くネタはあるのかも気になる。
不安点は捜査パート。現時点では、面白くなりそうな新要素はない。新規IPとしては、ゲームシステムで『龍が如く』にはない武器がほしかったところです。体験版では見られなかった。

 

年末の楽しみな1本。

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