2021年6月10日(木)にリリースされたPS5版『FINAL FANTASY VII REMAKE』のDLC『FF7R EPISODE INTERmission』をクリアしました。
FF7R EPISODE INTERmission
1周クリア+コンドルフォートチャンピオンで5時間ほどでした。
クリア後に難易度HARDが解禁。コンドルフォートにも難易度HARDがあります。
本編と同じくデータを引き継いでチャプターセレクトが可能。
クリア後の超強いボスもいます。
2,178円のDLCとしてボリュームに不満はないです。どうせなら1,980円のほうが美しい価格だとは思いますけどね。1,000円券2枚で買えますし。
シュリケンダー
『FF7R EPISODE INTERmission』用の有料DLCとして『シュリケンダー』というユフィ専用の武器があります。本来は『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』の予約特典ですが、1,078円で単品販売もしている。
物理攻撃49/魔法攻撃49、アビリティの「いだてんだー」は手裏剣が走り回って広範囲の敵にダメージ。
これは買って失敗したかなと思いました。アビリティは使いやすいですけど、1,078円で買うほどじゃない。
価格に関しては『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』の北米版が$69.99、日本版9,878円ですから、DLCもこういう感覚の値付けだろうなというところ。
お布施と考えるか、本来は予約特典のものを買わせていただける救済措置と考えるか。
コンドルフォート
コンドルフォートはRTS(リアルタイムストラテジー)のミニゲームです。FF8やFF9でカードゲームがありましたけど、それに同じようなポジションのNPCとの対戦ゲーム。
RTSのミニゲームとして形になっていて力の入り具合も感じるけど、好みの分かれるミニゲームだとは思います。RTS自体が日本で人気のあるジャンルではないゆえ。
個人的には嫌いじゃないけど好きとも言えない微妙なところ。楽しいところもあり、何戦もやると作業的に感じるところもある。
ストーリー
4時間ほどで描かれるストーリーとして、シンプルでまとまりがあって締めもしっかりしており、非常に良かったです。終盤は王道的というかコテコテな狙いが感じられましたが、それで良いんです。
変わったことをやろうとして滑るとか、複雑な見せ方をして着地しないとか、最近はそういうのにウンザリしてきているので、ド直球の展開を素直に受け止めて感動できた。
能天気で子供っぽいユフィを強調して見せて、そこにシリアスな展開も交ぜることで、寒暖差が生まれて沁みやすかった。ユフィの成長物語としても見られる。
あと音楽の力も大きいですね。物悲しい音楽が良い。
クリア後の映像も素晴らしく、『FF7R2』に対する期待が大きくなりました。
アクション
本編のキャラクターと比較してユフィの操作感は良いです。スピード感があって気持ち良いですし、近距離攻撃と遠距離攻撃の使い分けも面白い。ジャストガードのシステムもあり、アクション性が増した。
アクション性が増したことにより、難易度も上がっているように思う。上手く使いこなせないとNORMALでも死ねる。
と言ってもEASYもありますから、ストーリーを楽しみたい人が詰まる事はないでしょう。
短編のDLCにしては、意外とボス的な強い敵が多かったのは良かった。やりがいのある戦闘。
解析によると、グラフィックモードは2160p30fps、パフォーマンスモードは1620p60fpsとのこと。
迷わず60fpsのパフォーマンスモードを選択しました。
グラフィックモードとパフォーマンスモードの静止画像を重ねて比較すれば精細さの違いを確認できますが、片方だけの動画を見た時に、それがどちらのモードか判別するのは難しいと思う。フレームレートの差は如実にわかりますので、パフォーマンスモード一択だと思いました。
PS5版として
『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』も『FF7R EPISODE INTERmission』も超高速ロードが素晴らしい。タイトルメニューからセーブデータをロードして2~3秒でプレイアブル。2~3秒は自然なシーンチェンジの暗転という感じなので、『スパイダーマン』『バイオハザード ヴィレッジ』らと同じく「ロード待ち」を感じないゲームになっています。
AAA級ゲームでもロード待ちを感じない、魔法のSSDと呼ばれるにふさわしいパフォーマンス。
ハプティックフィードバックとアダプティブトリガーに対応していないのは残念でした。
【追記】本編のバイク操作でアダプティブトリガーが使用されているとのこと。
『FF7R EPISODE INTERmission』のPS4版はリリースされていませんが、これがPS5でしか作れないゲームかと言えば微妙なところ。超高速SSD前提の作りになっているかという部分で、本編のように隙間をノソノソ歩く場面はないですけど、裏読み用の時間稼ぎになっているような仕掛けは何ヵ所かあり、PS4にも対応できるようなデザインになっている気もする。少なくとも「これはPS5版しか出せないのも納得だ」というほどの説得力はなかった。
プレイした範囲では不具合がまったくなかったのは好印象。マルチで作るよりは1ハードに集中したほうが安定性も高まるかと思います。
バリバリのPS5っぽさは翌日の『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』で堪能します。
トロフィー
PS4版『FINAL FANTASY VII REMAKE』のセーブデータをPS5版に引き継ぐと、PS5版のトロフィーを獲得できます。PS4版でトロフィーコンプリートしていれば、タイトルメニューで全トロフィーが落ちてきてプラチナトロフィーを獲得できるパターン。
FF7は良い
生き生きと動くユフィを見て、またFF7熱が高まりました。いくら海外のAAA級ゲームが凄くても、こういう感じのキャラクターは作れないですからね。
このユフィとクラウドたちが合流する展開も楽しみなのですが、まだまだ先になりそうなのがもどかしいところ。E3期間中の発表で、続報があると嬉しいです。
『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』→『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』とリリースが続く濃い2日。まずは満足度の高いスタートで嬉しい。
コメント
本編バイクのところがアダプティブトリガー対応してますね
開発者インタビューでもこのあたりは次回作に期待と言ってるんで2も楽しみですな