PlayStation VR シューティングコントローラーが気に入ったので、英国PS Storeから『Dick Wilde』(£11.99)を購入しました。
難易度やや高めのガンシューティング
ルールがわかりやすいシンプルなガンシューティングです。プレイヤーの移動はありません。
舞台は湖で、こちらに向かってくる魚、鳥、ワニを撃って倒す。自分のところまで到達されるとダメージを受ける。HPが尽きるとゲームオーバー。
遠距離攻撃を仕掛けられたら上半身を傾けて避ける。連続で遠距離攻撃が来るとデンプシーロールみたいな動きで避ける必要があります。
WAVE制で、10WAVE+FINAL WAVE。FINAL WAVEはボス戦です。
1WAVE終わるごとに、回復、地雷、ロケットランチャー、タレットという4つの中から1つを選択可能。回復は体力を回復してくれて、それ以外は次のWAVEでの支援攻撃。
難易度は高くて、一番最初のステージすらクリアするのが難しい。各武器ごとにオンライン世界ランキングがあるのですが、未クリアのスコアでも11位になるほど。ユーザー数も多くないでしょうし、最初のステージをクリアしている人は世界でも少ないと思います。
FINAL WAVEが難しいうえに死ぬと最初からですので、リトライするのも大変です。
プレイ中は気づかなかったのですが、TV出力側の画面がゲーム内TVに表示されているような映像になっています。
PlayStation VR シューティングコントローラー対応
PlayStation VR シューティングコントローラーでゲームを起動すると、専用ゲームのように対応されています。6種類の銃はPlayStation VR シューティングコントローラーの持ち方に合わせた専用の銃。昨日の感想記事で書いた「複数のデバイスに対応することによる違和感」はありません。
難しいゲームですが、PlayStation VR シューティングコントローラーで狙い撃つ面白さは十分に味わえる。£11.99ですので、PlayStation VR シューティングコントローラーのお試しゲームとしては悪くない。
Move モーションコントローラーとのバランス
Move モーションコントローラー2本で起動すると、こちら専用ゲームのようになる。7種類の銃はMove モーションコントローラー2本持ち専用の銃。
各コントローラーで専用の銃だけが表示されるのが良いです。「この銃は使用できません」とかいう表示にはならない。
コントローラーごとのゲームバランスは調整不足かもしれない。おそらく、Move モーションコントローラー2本の方が簡単です。多数の敵が押し寄せてきますので、2丁拳銃で撃ちまくった方が有利。さらにショットガンの場合は、ショットガン+盾という構成なので、防御が有利すぎる。
両手持ちで1丁の銃のほうが狙いやすいとは思います。しかし、このゲームの場合は狙いやすさにアドバンテージはあまりなくて、はっきりと2丁拳銃or1丁+盾の方が有利だと感じる。
簡単なゲームなら気楽に銃を選べますが、かなりの高難易度ですので、Move モーションコントローラー2本持ちで遊びたくなってしまう。
今後もPlayStation VR シューティングコントローラーとMove モーションコントローラー2本持ちに両対応しているゲームは、有利不利が出る可能性はある。
ガンシューティングとしての精度は良いです。敵は前方120度くらいの範囲で迫ってくるので、真横や後ろを向く必要がない。ゆえに精度が落ちにくい。
現時点で2本しかないPlayStation VR シューティングコントローラー対応ゲームですし、Move モーションコントローラー2本持ちにも対応。それぞれ専用ゲームであるかのようにきちっとした対応ですので、クリエイターの意気込みを感じます。
難しいゲームですので、クリアを目指すと疲れてしまいそうです。£11.99($14.99)という低価格ですし、ガンシューティングとしての基本部分は悪くないですからPlayStation VR シューティングコントローラーの試し撃ち用としては十分。欧州で先にリリースされたゲームだと思っていたのですが、北米PS Storeでも5月16日に$14.99でリリースされていました。

PlayStation VR シューティングコントローラー (VR専用)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2017/06/22
- メディア: Video Game
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