『Wolfenstein II』のDLCをクリア


セールで『Wolfenstein II』のDLC1~3を購入しました。本編もセール中で1,344円です(2020年1月5日まで)。

Wolfenstein II: The New Colossusが1,344円

まず本編となる『Wolfenstein II: The New Colossus』が70%OFFの1,344円になっています(2020年1月5日まで)。
Wolfenstein® II: The New Colossus™ | 公式PlayStation™Store 日本

 

非常に評価の高いゲームなのですが、私は購入時の感想で「前作の初週が7,448本でしたし、シングルプレイのFPSが8,618円となると、よっぽど好きじゃない限り手を出しにくいところではあると思う。洗練されたゲームプレイにブッ飛んだストーリーは大きな魅力ですので、『お気に入りに追加』してセールされた時にでもプレイしてみてほしいです」と書いていました。発売当時は8,618円だったのが今は1,344円、好機が来ています。

 

メタスコア87点(70件)はGOTY級の高評価。実際に2017年のGOTY獲得数は5個でした。

 

DLCは全部で3つ。こちらも2020年1月5日まで60%OFFのセールとなっており、1,188円→475円。
Wolfenstein® II: The Adventures of Gunslinger Joe (DLC 1) | 公式PlayStation™Store 日本
Wolfenstein® II: The Diaries of Agent Silent Death (DLC 2) | 公式PlayStation™Store 日本
Wolfenstein® II: The Deeds of Captain Wilkins (DLC 3) | 公式PlayStation™Store 日本

Wolfenstein II: The Adventures of Gunslinger Joe (DLC 1)

DLC第1弾『ガンスリンガー・ジョーの大冒険』の主人公は、アメフトのクォーターバックとして活躍した過去のあるジョセフ・スタリオン。負けなきゃいけない試合で大暴れをしてしまい、メッツァという男によってオメガ研究所に収容される。そこから脱出してメッツァに復讐するストーリー。

オーソドックスなFPS

ジョセフ・スタリオンはラフプレイという突進攻撃が使えますが、基本的にはガチガチのオーソドックスなFPSです。オーソドックスな『ウルフェンシュタイン』とも言えます。メイヘム(正面突破)とステルスを使い分け、ステルスで見つかっても銃撃戦で突破できるゲーム。パズルやおつかい要素はなく、敵を倒しながらステージを進んで行く戦闘メインのFPS。

  • L2 – エイム
  • R2 – 銃撃
  • L1 – 覗き込み
  • R1 – グレネード
  • R1長押し – 武器ホイール 
  • L3 – ダッシュ
  • R3 – 近接攻撃/テイクダウン/缶投げ
  • – リロード
  • × – ジャンプ
  • – しゃがむ
  • – 武器切替
  • 方向キー上 – 二丁拳銃
  • 方向キー下 – 目的地表示
  • タッチパッド – メニュー

3つのチャプターに分かれており、クリアまで約2時間。本編同様に日本語吹替に対応しているのは嬉しい。ステージは本編の使い回しっぽいですが、本編をプレイしたのが2年前なので、あまり覚えていなくて新鮮さも感じられた。

 

強化システムは「重火器を使用して敵を倒す」「敵をハンドグレネードで倒す」「デュアル装備中に敵を倒す」「ライフがオーバーチャージ中に敵を倒す」「コンバットテイクダウンを使って相手を倒す」の5項目が一定数に到達する度に強化される。例えば「デュアル装備中に敵を倒す」が50体に到達すると弾薬の所持量が増えて、100体に到達するとさらに増える。
同じチャプターを繰り返しプレイして強化することも可能。

 

収集要素はゴールドと文書。ゴールドは各チャプターに4、文書は8。

 

2年振りの『Wolfenstein II』だったので、クセのないDLCで改めてこのゲームの面白さを感じられました。撃ちまくって暴れまわる面白さがありますが、味付けは薄めでもあります。ボス級は1体のみ。とは言えクリアまで約2時間なので単調で飽きることもないですし、475円なら贅沢な内容だと思いました。もし本編をクリアした1ヶ月後に1,188円で購入していたら、物足りなかったかもしれない。

 

ストーリーモードの他にチャレンジモードが3ステージあります。『バイオハザード』シリーズで言うマーセナリーズみたいな、戦闘に特化したスコアを競うモード。

Wolfenstein II: The Diaries of Agent Silent Death (DLC 2)

DLC第2弾『エージェント・サイレントデスの日記』の主人公は、元OSS(戦略諜報局)のエージェントで暗殺者のジェシカ・ヴァリアント。夫婦で暗殺者だったが、ナチスに襲われた時に夫によって逃がされてブラジルで隠居生活を送っていた。しかし、ジェシカの元に夫を殺した3人の人物の詳細が届き、復讐に向かう。

ステルス重視のミッション

3つのチャプターに分かれており、クリアまで約1時間。DLC第1弾に比べると短いのですが、ステルスを重視したミッションになっており、繰り返しプレイして攻略していく楽しさを重視したのかと思います。『HITMAN』シリーズみたいにターゲットを殺して脱出するとクリア。

 

操作方法や強化システムはDLC第1弾とほぼ同じ。攻撃はR3でナイフが投げられるのが特徴で、サイレントピストルでのヘッドショットも重要です。
敵に見つかって正面突破という選択もできますが、難易度は高くなる。なるべくならステルスで攻略したいけど、ステルス強制ってわけでもないのが良いところ。

 

DLC第1弾と同じく、ストーリーモードの他にチャレンジモードが3ステージあります。

Wolfenstein II: The Deeds of Captain Wilkins (DLC 3)

DLC第3弾『ウィルキンス大尉の功績』の主人公は、アメリカ軍大尉ジェラルド・ウィルキンス。ナチスによりマンハッタンへ核爆弾が投下された日以来、長年ナチスに追われ続けてきたウィルキンス大尉は、かつての戦友と合流すべく故郷へと帰還する。

 

他のDLCと同じく3つのチャプターに分かれており、クリアまで約1時間30分~2時間。特徴は××で起動するカンプワンダラーというブーツ。ブーツが伸びて高い場所に上れたり、高い位置から銃撃できるようになる。
マップの高低差を意識するようになるけど、これがゲームとして面白く機能しているようには感じなかった。邪魔な要素というほどでもないので良いですが。

 

バランス的にはステルス寄りかなと思いました。カンプワンダラーを使って高い位置から狙撃することが多かったです。ステルスで何人か減らしてから見つかって銃撃戦になるパターン。

 

ストーリーはDLCの中で一番良かったです。コテコテの展開ながら、2つほどの驚きがある。

 

タイトルが多すぎて悩むHOLIDAYセールで、とりあえず『Wolfenstein II』のDLCを購入してクリアしました。北米で$9.99のDLCなので規模は大きくないですが、本編の素材を生かしていてそれなりにゴージャスですし、2年振りに『Wolfenstein II』をプレイするのに丁度良かったです。
ただ、DLCはショートエピソードよりも本編拡張型のほうが良いとも思いました。特にビッグタイトルの小規模なDLCは魅力を感じにくい。

DLCの感想よりも「本編が1,344円ですよー」のほうが言いたかった。北米なら$59.99のゲームでしたが、日本だと8,618円でしたからね。日本のゲームソフトの価格が高いのは、次世代でも大きな問題です。

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